タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062520580 信号処理[Signal Processing] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
佐伯 徹郎[SAEKI Tetsuroh]
担当教員[ローマ字表記]
佐伯 徹郎 [SAEKI Tetsuroh]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
物理現象に起因するアナログ信号をディジタル的に信号処理する手法を講述する。信号表現の基礎を通覧した後、連続時間信号処理と対応させながら、目的とする離散時間システムにおける信号処理技術を説明する。【必修科目】
授業の到達目標
・信号処理システムにおけるディジタル信号処理の役割を説明できる。
・信号処理システムにおいて、連続系と離散系の補完の感覚を持つことができる。
・基本的なディジタル信号処理の仕組みを説明でき、特性を解析できる。
授業計画
【全体】
ディジタル信号処理に関する計算技能の向上を目指す。レポートで学生の理解を確認しながら進める。
担当形態 単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 信号処理の基礎 信号とは
・信号処理とは
・アナログ信号とディジタル信号
予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第2回 フーリエ級数とフーリエ変換(1) 連続時間信号の周波数解析手法について学ぶ 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第3回 フーリエ級数とフーリエ変換(2) 連続時間信号の周波数解析手法について学ぶ 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第4回 ラプラス変換 連続時間システムの解析のためのツールについて学ぶ 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第5回 Z変換 離散時間システムの解析のためのツールについて学ぶ 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第6回 離散フーリエ変換 離散時間信号の周波数解析手法について学ぶ 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第7回 中間試験と解説 筆記試験 復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第8回 中間試験のまとめ 自己採点 復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回 離散時間システム 離散時間システムの解析手法について学ぶ 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第10回 高速フーリエ変換 離散フーリエ変換の高速化について、時間間引きと周波数間引きの方法について説明する 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第11回 窓関数 窓関数の役割、種類について説明する 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第12回 フィルタ 連続時間システムのフィルタについて学ぶ 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第13回 ディジタルIIRフィルタ 無限長のインパルス応答を持つディジタルフィルタとその設計法について学ぶ 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第14回 ディジタルFIRフィルタ 有限長のインパルス応答を持つディジタルフィルタとその設計法について学ぶ 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第15回 期末試験と解説 筆記試験 復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第16回 期末試験の総括 自己採点 復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
出席は欠格条件とし,4回以上の欠席で欠格とする.
中間試験 40% 期末試験 60% 出席確認用授業内レポート(複数回) 0%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ディジタル信号処理 ISBN 9784627701328
著者名 萩原将文著 出版社 森北出版 出版年 2014
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 独習!信号処理 ISBN 9784798053608
著者名 鈴木真人著 出版社 秀和システム 出版年 2017
参考書 書名 ディジタル信号処理 ISBN 9784274216077
著者名 貴家仁志著 出版社 オーム社 出版年 2014
参考書 書名 デジタル信号処理の基礎 : 例題とPythonによる図で説く ISBN 9784320086487
著者名 岡留剛著 出版社 共立出版 出版年 2018
参考書 書名 シミュレーションで学ぶディジタル信号処理 : MATLABによる例題を使って身につける基礎から応用 ISBN 4789833208
著者名 尾知博著 出版社 CQ出版 出版年 2001
参考書 書名 ディジタル信号処理 : MATLAB対応 ISBN 9784627792111
著者名 樋口龍雄, 川又政征共著 出版社 森北出版 出版年 2015
備考
参考書は工学部図書館にあり。適宜借りること。
メッセージ
電気電子回路での複素数、フェーザ法、応用解析Iでのフーリエ級数、フーリエ変換、システム制御でのラプラス変換を復習して講義に臨むこと。
キーワード
アナログ信号、ディジタル信号、連続時間システム、離散時間システム、アナログフィルタ、ディジタルフィルタ
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
電気電子回路、システム制御、情報通信工学、画像処理
履修条件
連絡先
tsaeki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時メールで連絡のこと

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