開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月1~2
講義
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062520710
マルチメディア工学基礎[Basics in Multimedia Engineering]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
長 篤志[OSA Atsushi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
長 篤志 [OSA Atsushi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
情報及び情報関連分野に関する専門基礎となる知識と、問題発見及び問題解決力を身に付けることを目的とする.
具体的には,マルチメディアの要素である図形,文字,画像,音声をコンピュータで扱う基本的な情報技術について学ぶ.
授業の到達目標
マルチメディアの要素(図形,文字,画像,音声)に関する基本技術について理解することができる.
マルチメディア作品として応用する基本技術と意欲を身につける.
授業計画
【全体】
授業は,座学を中心とした講義とPCを用いた演習から構成される.マルチメディア工学の要素技術となっている図形処理,文字処理,音声処理,画像処理についての基本的な理論を学ぶと共に,演習によってその理解を深めることを意図している.
単独の教員が担当する講義である.
マルチメディア技術に関する一般的包括的な内容を含みます.
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
図形処理1
マルチメディアとは
図形処理演習1(座標)
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
第2回
図形処理2
ヒトの色知覚
図形処理演習2(形,色)
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第3回
図形処理3
図形処理演習3(物理シミュレーター制作)
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第4回
文字処理1
文字コード
文字処理演習1(文字コードを利用した暗号化)
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第5回
文字処理2
フォント
文字処理演習2(フォントの活用)
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第6回
文字処理3
文字処理演習3(文字処理を利用したゲーム制作)
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第7回
音声処理1
ヒトの聴覚
標本化,量子化
音声処理演習1(波形)
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第8回
音声処理2
音声ファイル
音声処理演習2(電子オルガンの作成)
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第9回
音声処理3
音声処理演習2(音声データを利用した記憶ゲームの制作)
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第10回
画像処理1
カメラの原理
画像処理演習1(画素)
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第11回
アイディアをコードにする基礎知識1
アルゴリズム
サンプル作品の制作1
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第12回
アイディアをコードにする基礎知識2
関数化,オブジェクト化
サンプル作品の制作2
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では動画を視聴する
演習では各自PCを使用する
第13回
作品制作1
自主制作作品の発案とプロトタイプ制作演習
アイディアを実現するためのアルゴリズムに関するディスカッション
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
演習では各自PCを使用する
適時ディスカッションを実施する
第14回
作品制作2
自主制作作品の創作演習
マルチメディア技術に関するディスカッション
配付資料を事前に読んで予習しておくこと(目安時間:1時間)
復習し宿題を実施すること(目安時間:3時間)
適時ディスカッションを実施する
演習では各自PCを使用する
第15回
学習の確かめ
授業内容の理解度を確かめる
これまでの内容を復習すること(目安時間:4時間)
第16回
プレゼンテーション
作品の講評会
作品を参照し,その技術内容を理解すること.また,それらの作品に対して適切なコメントを書くこと(目安時間:4時間)
Moodleを使ったディスカッションを実施する
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 50% D: --%
成績評価法
定期試験、各授業回の小テスト・授業内レポート、各授業回の宿題・授業外レポート、制作作品で評価します。
定期試験30%、小テスト・授業内レポート(複数回)10%、宿題・授業外レポート(複数回)20%、作品制作(複数回)40%
出席は欠格条件とし、4回以上の欠席は欠格とします。
教科書にかかわる情報
備考
Moodleシステムを利用して授業資料を事前に配布する.
参考書にかかわる情報
参考書
書名
Learning Processing: A Beginner's Guide to Programming Images, Animation, and Interaction - 2nd Edition
ISBN
9780123944436
著者名
Daniel Shiffman
出版社
Morgan Kaufmann
出版年
2015
備考
メッセージ
マルチメディアを理解して,マルチメディア作品を創作できるよう目指しましましょう.
キーワード
画像処理,信号処理,コンピュータグラフィックス,Java,Processing
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
信号処理,画像処理,プログラミングI,II,III
履修条件
連絡先
長:osaa@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
長:12:00〜13:00(月〜金)
事前に連絡をしていただくと確実です.
ページの先頭へ