タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 水3~4 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062530370 システム制御[System Control] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
佐伯 徹郎[SAEKI Tetsuroh]
担当教員[ローマ字表記]
佐伯 徹郎 [SAEKI Tetsuroh]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
現代制御理論を用いたシステムの設計・解析方法を理解することを目的とする.
授業の到達目標
・状態方程式を用いてシステムの表現ができ,可制御・可観測,リヤプノフの安定性が判別でき,動的計画または最大原理を用いて最適制御システムが構成できる.
授業計画
【全体】
現代制御理論について講義する.詳細については第1週目に説明する.
担当形態 単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 状態変数と状態方程式 状態変数とは何か.
状態方程式に構成法
予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第2回 状態方程式の解,遷移行列 状態方程式の解法 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第3回 伝達関数と状態方程式 古典制御と現代制御の関係 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第4回 可制御性,可観測性 可制御性,可観測性の意味と判別法 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第5回 対角化と可制御・可観測性 システムの対角化による可制御性,可観測性の判別法 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第6回 可制御正準形,可観測正準形 可制御正準形,可観測正準形への変換法とその応用 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第7回 線形システムの安定性 I 安定性の定義と概念I 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第8回 線形システムの安定性 II 安定性の定義と概念II 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第9回 リヤプノフの安定定理 安定性の判別法 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第10回 最適制御問題の定式化 最適制御の定義,評価関数 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第11回 最大原理 I 最大原理による最適制御の求め方 I 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第12回 最大原理 II 最大原理による最適制御の求め方 II 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第13回 動的計画法 I 動的計画法による最適制御の求め方 I 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第14回 動的計画法 II 動的計画法による最適制御の求め方 II 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第15回 最大原理と動的計画法の関連 最大原理と動的計画法の相互関係 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
第16回 まとめ これまでの講義内容を振り返る 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
出席は欠格条件とし,4回以上の欠席で欠格とする.
レポート(複数回) 100%
教科書にかかわる情報
備考
適宜,講義資料を配布する.
参考書にかかわる情報
参考書 書名 現代制御の基礎 ISBN 9784627916616
著者名 田中幹也, 石川昌明, 浪花智英共著 出版社 森北出版 出版年 1999
参考書 書名 現代制御論 ISBN 9784339032123
著者名 吉川恒夫, 井村順一共著 出版社 コロナ社 出版年 2014
備考
メッセージ
キーワード
状態方程式,可制御・可観測,リヤプノフの安定性,最適制御,動的計画法,最大原理
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
信号処理
履修条件
連絡先
tsaeki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時メールで連絡のこと

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