開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1062720010
環境情報学I及び演習[Computer Applications in Environmental Engineering I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
田中 一宏[TANAKA Kazuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
田中 一宏 [TANAKA Kazuhiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
今年度は、毎回、教室において、対面で、各自のノートPCを使い演習を行う。
実験データの整理、実験式と理論式、数値微分と数値積分、連立方程式の数値計算などについて学習する。
これらを表計算ソフトExcel(エクセル)を活用して行うための「基礎知識」と「テクニック」の両方の習得を目指す。
学士中間論文、卒業論文、修士論文、博士論文で必要になるスキルを身につける。
事前にテキストおよび動画を公開し、授業時間にその内容に関する実技試験を行う。
主な学習方法はMoodleで公開するテキストと動画、小テストを使った各自の自習である。
その理解度を授業時間に行う実技試験で評価する。
授業の到達目標
関数のグラフ化、データのグラフ化、対数目盛の意味を説明できる。
2.実験式および理論式の変数とパラメータの違いを説明できる。パラメータフィッティングの方法の考え方を説明できる。
3.数値微分と数値積分の意味、計算方法、応用を説明できる。
4.行列を用いた連立方程式の解の求め方を説明できる。
5.主な統計量の計算、日付・時刻・時間の計算の方法を説明できる。
課題に対して、どのようなテクニックを用いれば結果が得られるか判断できる。 各自のノートPCを用いて効率的に関数のグラフ化、データのグラフ化、対数目盛の使い分けができる。
2.各自のノートPCを用いて効率的に実験式および理論式のパラメータフィッティングができる。
3.各自のノートPCを用いて効率的に数値微分と数値積分を行うことができる。
4.各自のノートPCを用いて行列を用いた連立方程式の解の効率よく求めることができる。
5.各自のノートPCを用いて効率よく統計量の計算、日付・時刻・時間の計算ができる。
6.アルゴリズムを理解しフローチャートを作図できる。
授業計画
【全体】
今年度は、毎回、教室において、対面で、各自のノートPCを使い演習を行う。
事前にテキストと動画を公開する。
それを使って自習してもらう。
授業でその成果を評価する実技試験を行う。
基礎知識の習得状況については筆記試験で評価する。
授業外学習を基本とする。
筆記具、自分のノートPC、マウスが必要である。
演習および実技試験では各自のPC上でエクセルを使う。
★詳細な授業計画、テキスト配布、動画公開など、Moodleを主に利用します。
★連絡事項は修学支援システムのメッセージ機能を使うこともあります。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
授業の進め方の説明と基本操作
フォルダ作成、セルの複写、相対参照、複合参照、データのダウンロードの手順の説明
★Moodleのこの科目に自分を登録して閲覧できるようにしておくこと。
(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
セル参照
数式、相対参照の実技試験
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
セル参照
絶対参照、複合参照の実技試験
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
関数のグラフ
指数関数、対数の実技試験
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
関数のグラフ
累乗、三角関数の実技試験
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
データのグラフ化
拡張性のあるグラフ作成の実技試験
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
フィッティング
最小二乗法(近似曲線)の実技試験
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
セル参照、関数、グラフ、フィッティング
実技試験のまとめ
テキストを復習しておくこと。
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
セル参照、関数のグラフ、グラフ化、フィッティングのまとめ
まとめ(筆記)
テキストを復習しておくこと。
(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
数値微分
テイラー法の実技試験
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
数値積分
台形則の実技試験
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
連立方程式の解法
行列計算を用いた解法の実技試験
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
PowerPointによる概略図の作成
PowerPointを用いてオリジナルな概略図を作成する。
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
数値微分、数値積分、連立方程式の解法、概略図、フローチャート
実技試験のまとめ
次週に行う実技試験の内容をまとめたテキストを修学支援システムを通じて配布する。各自が自習し試験に備えること。全員、受験してもらう。
(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
これまでの学習内容のまとめ
期末試験に先立ち、筆記試験で問う知識に焦点を絞って復讐し、質問に答える。
これまでの学習内容のうち、知識に関する内容を自分でまとめる。
(学修時間の目安:4時間以上)
第16回
期末試験
学習内容の習得状況を確認する。
これまでの学習内容のうち、知識に関する内容を自分でまとめる。
(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
筆記試験30%、実技試験と課題70%。実技試験は複数回行い、全てに合格点が取れるまでは評点を出さない。出席は欠格条件とする。やむを得ない理由で欠席した場合は、証明書等を添えて欠席届を提出すること。やむを得ない理由でも多数回欠席した場合は次年度に受講すること。
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
Excelで気軽に化学工学
ISBN
4621077856
著者名
伊東章, 上江洲一也著 ; 化学工学会編
出版社
丸善
出版年
2006
参考書
書名
情報リテラシー
ISBN
9784865103441
著者名
富士通エフ・オー・エム株式会社著制作
出版社
FOM出版
出版年
2018
備考
メッセージ
この授業は学士中間論文、卒業論文、修士論文、博士論文、レポート、報告書、研究計画、などで必要となる最低限のスキルを身につける場です。
この授業ではデータ整理や数値計算を行うテクニックと基礎知識の両方の習得を目指します。
その計算の道具として主にExcelを使います。
道具は使い込むことで手に馴染みます。慣れれば誰にでも使えるようになります。練習しなければ誰にも使えません。実験や演習などのレポート作成にどんどん使っていこう。
キーワード
数値計算、統計処理、プログラミング、表計算、Excel
持続可能な開発目標(SDGs)
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
関連科目
循環環境工学実験II(学士中間論文)、卒業論文、修士論文、博士論文、環境情報学II・同演習
履修条件
連絡先
tnkkzhr@yamaguchi-u.ac.jp
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オフィスアワー
15~17時
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