タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金1~2 講義 5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1062730240 環境倫理・法規[Environmental Ethics and Law] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
樋口 隆哉[HIGUCHI Takaya]
担当教員[ローマ字表記]
樋口 隆哉 [HIGUCHI Takaya]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
環境問題に関連する様々な法規について体系的に学ぶとともに、環境問題に対応する基本的考え方について考察する。この授業では、高等専門学校での勤務経験を有する教員が、実社会での具体的事例を織り交ぜながら講義する。
授業の到達目標
環境法規に関連する基本事項を説明できる。
環境問題に対応する際の考え方について考察できる。
学習テーマについて深く調査し、意欲的に討論できる。
環境問題に真摯に取り組むことができる。
自分で調べた内容や考えをまとめて文章およびプレゼンテーションで表現できる。
授業計画
【全体】
環境法規の歴史と体系、個別の環境法の内容、環境倫理と関連する紛争事例などに関する15回の講義を行う。授業は単独で担当する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 環境法規(1) 環境問題の歴史と法規 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第2回 環境法規(2) 環境基本法 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第3回 環境法規(3) 大気汚染 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第4回 環境法規(4) 水質汚濁 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第5回 環境法規(5) 廃棄物、循環型社会 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第6回 環境法規(6) 自然環境、生物多様性 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第7回 環境倫理(1) 将来世代への責任を考える(1)討論結果の発表 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
プレゼンテーション
第8回 環境倫理(2) 将来世代への責任を考える(2)振り返り 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
ディスカッション
第9回 グループ討論(1) 環境問題の解決策に関する討論(前半) 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
グループワーク
第10回 グループ討論(2) 環境問題の解決策に関する討論(後半) 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
グループワーク
第11回 環境法規(7) 化学物質 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第12回 環境法規(8) 環境影響評価 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第13回 グループ討論(3) 環境問題の解決策に関する討論結果の発表 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
プレゼンテーション
第14回 環境倫理(3) 紛争事例から考える環境倫理(1)紛争処理、騒音 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第15回 環境倫理(4) 紛争事例から考える環境倫理(2)大気汚染、水質汚濁 当該テーマについて事前学習しておくこと。
予習・復習(目安時間:4時間以上)
第16回 期末試験 期末試験 予習・復習(目安時間:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: 10% C: 10% D: 15%
成績評価法
定期試験50%、小テストおよび授業内レポート30%、宿題および授業外レポート15%、プレゼンテーション5%で評価する。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。必要に応じて資料を配付する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 環境倫理-「いのち」と「まじわり」を求めて- ISBN 4893845713
著者名 中村友太郎,関根靖光,小林紀由,瀬本正之編著 出版社 北樹出版 出版年 1996
参考書 書名 別冊ジュリスト240号 環境法判例百選 第3版 ISBN 9784641115408
著者名 大塚直,北村喜宣編 出版社 有斐閣 出版年 2018
参考書 書名 新・環境法入門-公害から地球環境問題まで- ISBN 9784589030306
著者名 吉村良一,水野武夫,藤原猛爾編 出版社 法律文化社 出版年 2007
参考書 書名 環境法へのアプローチ ISBN 9784792332433
著者名 黒川哲志,奥田進一編 出版社 成文堂 出版年 2007
参考書 書名 環境倫理学 ISBN 9784130623117
著者名 鬼頭秀一,福永真弓編 出版社 東京大学出版会 出版年 2009
備考
メッセージ
キーワード
環境法規、環境倫理、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
環境概論、環境管理論、循環型社会システム論、地球環境論
履修条件
連絡先
樋口隆哉
takaya@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
授業終了後

ページの先頭へ