【全体】 卒業論文およびその概要を所定の様式で作成し提出すること,および卒業研究発表会に出席し発表と討議を行うことが合格の条件である.卒業研究の成績は,卒業研究全体をとおして評価する自主点と卒業研究発表会での発表点および理解度点の総和として評価する. (1)自主点(40%) 自主点は指導教官が評価し,主として「思考・判断の観点」,「関心・意欲の観点」から評価する.40%の内訳は以下の通りである. ・課題解決方法を自ら考え,計画を立案できたか. (学習教育目標C-2, 10%) ・自主的かつ継続的に学習できたか.解決方法を自ら発見する態度を養えたか.(学習教育目標B-1, 20%) ・卒業研究の課題の社会的背景について理解したうえでの提案ができているか. (学習教育目標 C-2, 10%) (2)発表点(30%) 発表点は卒業研究発表会において指導教官を含む複数の教官により,主として「技能・表現の観点」から評価する.自分の考えや成果を文書にまとめているか,他者に分かりやすく説明できたか,討議はできたか,という観点で評価する.学習教育目標D-1に対応する. (3)理解度点(30%) 理解度点は卒業研究発表会において指導教官を含む複数の教官により,主として「知識・理解の観点」から評価する.卒業研究の課題を理解した上で適切な論理的考察がなされているか,関連分野の知識を習得しているか,という観点で評価する.学習教育目標C-2に対応する.
科目の一般目標「(9)他分野の人を含むチームで仕事をする際に必要な基礎的な知識と能力を養う.」に関して,単位取得の必要要件として,①分野や立場の異なる他者との協働の実践機会の報告を行うこと,②他分野との協働の重要性に関する講義(学科提供)に出席して課題を提出すること,が必要となる.
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