タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年集中 集中 実験・実習  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1063240200 卒業研究[Graduation Thesis] 日本語 5
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
山本 浩一[YAMAMOTO Koichi]
担当教員[ローマ字表記]
山本 浩一 [YAMAMOTO Koichi]
特定科目区分   対象学生 社建 対象年次 4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本科目では,これまでに学んだ社会建設工学に関する知識をもとに卒業研究を行い卒業論文の作成を行う.
この科目では個人ごとに指導教員がおかれ、指導教員の直接の指導のもとに研究計画の立案,研究の実施,研究成果のとりまとめおよび発表をおこなう.
授業の到達目標
知識・理解の観点:
・社会の要求する取り組むべき課題を理解する.
・必要な文献等の資料を収集する.
・解決すべき課題に対する解決方法(調査、実験、解析手法)を理解する.

思考・判断の観点
・課題解決のための計画を立案する.
・立案した計画をふまえて実行する.
・調査、実験、解析などから得られたデータを分析・評価する.

関心・意欲の観点
・自主的かつ継続的に取り組む.

技能・表現の観点
・視聴覚機器を用いたプレゼンテーションができる.
・研究成果を文章にまとめることができる
授業計画
【全体】
指導教員は年度始めに決定され,この指導教員の指示により卒業研究を進める.指導教員は社会建設工学科主担当教員ないし社会建設工学科副担当教員である.
卒業研究は指導教員による個別指導や研究室単位のゼミを中心として進められる.卒業研究の進め方は研究課題により異なるが,おおまかには次のようになる.
(1) 研究課題の決定
(2) 研究計画の立案
(3) 文献などの資料収集
(4) 実験、解析、調査によるデータ収集とデータ分析
(5) 論文の執筆
(6) 視聴覚機器を用いた成果発表
 これら以外にも,現場見学,工場見学,学外講師による講演などが実施されることがある.

 科目の一般目標「(9)他分野の人を含むチームで仕事をする際に必要な基礎的な知識と能力を養う.」に関して,単位取得の必要要件として,①分野や立場の異なる他者との協働の実践機会の報告を行うこと,②他分野との協働の重要性に関する講義(学科提供)に出席して課題を提出すること,が必要となる.

卒業研究は通年開講科目であるから,前期ないし後期のみの履修で単位を取得することはできない.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 (1) 研究課題の決定 研究課題を決定する 各教員から課題が提示される
第2回 (2) 研究計画の立案 研究計画を立てる 各教員から課題が提示される
第3回 (3) 文献などの資料収集 研究のために既往研究などの文献を収集する 各教員から課題が提示される
第4回 (4) 実験、解析、調査によるデータ収集とデータ分析 実験、解析、調査によってデータを収集する.その上で,データ分析,解釈,考察を行う 各教員から課題が提示される
第5回 (5) 論文の執筆 分析結果に基づいて卒業論文を執筆する 卒業論文を執筆する
第6回 (6) 視聴覚機器を用いた成果発表 成果のプレゼンテーションを実施する 各教員から課題が提示される
第7回 分野や立場の異なる他者との協働の実践 分野や立場の異なる他者との協働の実践機会を持つ 内容をMoodleで報告する
第8回 他分野との協働の重要性に関する講義 他分野との協働の重要性について学ぶ 講義後に課題が提示される
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
【全体】
卒業論文およびその概要を所定の様式で作成し提出すること,および卒業研究発表会に出席し発表と討議を行うことが合格の条件である.卒業研究の成績は,卒業研究全体をとおして評価する自主点と卒業研究発表会での発表点および理解度点の総和として評価する.
(1)自主点(40%) 
 自主点は指導教官が評価し,主として「思考・判断の観点」,「関心・意欲の観点」から評価する.40%の内訳は以下の通りである.
・課題解決方法を自ら考え,計画を立案できたか. (学習教育目標C-2, 10%)
・自主的かつ継続的に学習できたか.解決方法を自ら発見する態度を養えたか.(学習教育目標B-1, 20%)
・卒業研究の課題の社会的背景について理解したうえでの提案ができているか. (学習教育目標 C-2, 10%)
(2)発表点(30%) 
 発表点は卒業研究発表会において指導教官を含む複数の教官により,主として「技能・表現の観点」から評価する.自分の考えや成果を文書にまとめているか,他者に分かりやすく説明できたか,討議はできたか,という観点で評価する.学習教育目標D-1に対応する.
(3)理解度点(30%)
 理解度点は卒業研究発表会において指導教官を含む複数の教官により,主として「知識・理解の観点」から評価する.卒業研究の課題を理解した上で適切な論理的考察がなされているか,関連分野の知識を習得しているか,という観点で評価する.学習教育目標C-2に対応する.

 科目の一般目標「(9)他分野の人を含むチームで仕事をする際に必要な基礎的な知識と能力を養う.」に関して,単位取得の必要要件として,①分野や立場の異なる他者との協働の実践機会の報告を行うこと,②他分野との協働の重要性に関する講義(学科提供)に出席して課題を提出すること,が必要となる.
教科書にかかわる情報
教科書 書名 指導教員より必要に応じて指定される. ISBN
著者名 出版社 出版年
備考
参考書にかかわる情報
備考
卒業研究では個人ごとに‘正解がわからない’課題が与えられ,創意工夫やこれまでの知識の応用が求められます.自主的かつ積極的な取り組みを期待します.
メッセージ
卒業研究は,本プログラムの以下の学習教育目標に対応しています.

(A)確かな基礎力を有する技術者を目指して以下の能力を身につける.
 A-3 日本語による的確な表現力

(B)自信,活力および向上心のある技術者を目指して以下の能力を身につける.
 B-1 計画を立案し遂行する能力
 B-2 自主的かつ継続的に学習できる能力
 B-3 専門知識に基づき創意・創造・工夫によって社会の要求を解決する能力(デザイン能力)


キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
各指導教員の連絡先
オフィスアワー
各指導教員に確認してください。

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