タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年集中 集中 実験・実習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1063520652 知能情報工学特別講義((ものづくり創成プロジェクト))[Special Lecture of Information Science and Engineering] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
大木 順司[OHGI Junji]
担当教員[ローマ字表記]
大木 順司 [OHGI Junji]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本講義は、学生自らが興味を持ち提案したプロジェクトを実施するPBL(Project Based learning)方式の授業である。これまでの講義で修得した工学に関する基本的な概念や専門的な知識を基に、メーカー開発・市場創出実務経験のある教員が支援し、課題に対する問題解決能力を身につけること、及び、エンジニアリングデザインの考え方を理解することを目標とする。課題のなかで、特に、社会、人々が解決を願う課題について、他者の視点に立って、その解決へのアプローチに、最高評価とする。学士力・社会人基礎力の育成も目指す。ものづくりに関するプロジェクトであればテーマを限定しない。社会への公開を必須の到達点とする。
一部、任意で参加できるITセキュリティ講義・演習をのNICT協力を得て企画予定。
2023年度までの代表例として、イルミネーション・エンタテイメントの作品競技会が開かれ協賛している宇部市・ときわファンタジアへの出品を行った。2023年度は並行する授業テクノロジー×アート(ワクワク未来デジタル講座)の受講で得た成果を、宇部市内に出力展開することもひとつの目標達成とする。webの公開を行うと共に、エンタテイメントの枠を超え、小児や高齢者の脳機能を活性化する教育・療育技術開発を目指す試みが成され、その取り組みがメディアに公開された。今後、学術論文への展開にも可能性が広がるチーム創成作品である。また、こどものあそび環境づくり、デザイン・設計・ものづくりを先端的専門家のもとで進め、多くの市民と共創が成された。「希望者は、あらゆる希望内容をかなえるように一緒に探るので、ものづくり創成センター・大木(機械社建棟B208号室、ohgi@yamaguchi-u.ac.jp)に相談して下さい。自らに生まれる「やりたい」を大事に。授業進行中でも、相談はいつでも受け付けます。」おもしろプロジェクトの(そのものではなく)関連・準備活動も内容に含めることができます。
授業の到達目標
社会課題を解決するプロジェクトを調査に基づき立案、開発、試行検証、公開発表、振り返りフィードバック、改良のサイクルを回し推進する能力を育成する。
授業計画
【全体】
各専門科目で学んだ知識や技術を活用するエンジニアリングデザインを、PBL方式で実践する。具体的には自らが課題を提案し、それを解決するプロジェクトを設定する。講義は、それを下記の項目に沿った形でとりこみ進める。最終的には、報告書や学内外の報告会の結果で評価を行う。
前期、後期の通年を基本とするが、後期初頭ごろまでの履修登録を、教員と話し合いの上、可能とする。
受講に当たっては、指導教員とよく相談して臨むこと。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 プロジェクトの概要 プロジェクトの決定、プロジェクトマネージメントについての講義 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第2回 安全・安心にプロジェクトを進める 安全教育、実践的な設計の考え方についての講義・演習 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第3回 計画書作成 プロジェクト計画書作成 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第4回 詳細設計 詳細設計 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第5回 中間報告会 中間報告(プロジェクト計画について) ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第6回 試作 材料選定・調達 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第7回 試作 試作 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第8回 試作 試作 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第9回 後期 プロジェクト案構築 11-1月発表のTOKIWAファンタジア作品を提案する。 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第10回 試作 試作 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第11回 試行 試行 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第12回 再試行 改良等、設計へのフィードバック ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第13回 再試行 再試行 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第14回 学内成果報告会 学内成果報告会 ものづくりに係わる今週授業の振り返り(2時間以上)
次回課題準備のための調査(2時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
第15回 学外審査 学外のコンテストへの参加や学外での成果発表等を行う。 振り返り、公開発表のレポートをまとめる(4時間以上)
ただし、授業内後半で本活動を含めることができる。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 25% C: 25% D: 25%
成績評価法
レポート 25%、内部発表 25%、公開発表 50%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
「希望者はものづくり創成センター・大木(機械社建棟B208号室、ohgi@yamaguchi-u.ac.jp)に相談して下さい。授業進行中でも、相談はいつでも受け付けます。」
キーワード
ものづくり、PBL、アクティブラーニング、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
ものづくり創成センター 大木 (ohgi@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
9時~18時

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