タイトル

開講年度 開講学部等
2025 工学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年 火5~6 講義 8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1063920980 テクニカルコミュニケーションα((TCB))[Technical Communication α] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
貞光 宮城
担当教員[ローマ字表記]
貞光 宮城
特定科目区分   対象学生 応化 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
【履修要件】TOEIC 450 点未満(2年進級時)

TOEICは、英語でのコミュニケーション能力をはかるための1つの「ものさし」にすぎません。ですが、工学部を卒業し、国内外を問わず、技術者、科学者、研究者、等々として就職する際、英語運用能力の証しとして企業が最も広く参考にしているのが現状です。本コースは、TOEIC 450点未満の工学部生のために、この「ものさし」を利用して英語でのコミュニケーションに必要な基礎固めを行い、まずはリスニング強化に比重を置いて、着実にTOEIC 450点以上相当の英語力を習得することを目指します。そのトレーニングを通じて、自律した学習者となることを目指します。なお、この科目は実務経験(翻訳)のある教員による授業科目であり、実社会で実際に使用される英語(および日本語)の状況を踏まえた上で、可能な限り実践的なトレーニングを行います。
授業の到達目標
(1)英語でのコミュニケーションを中心とし、TOEIC 450点相当以上の実力とスコアを取得することを目指す。
(2)自分の学習を自分でコントロールする、自律学習者へと成長する。
(3)英語の基礎力と自信を以下の方法で身に付ける。
 ・TOEICテスト問題の繰り返し演習
 ・語彙力の強化: 単語クイズ、多読
 ・聴解力の強化: 音読、ディクテーション、多読、など
 ・読解力の強化: 速読、多読、文法事項の確認、など
授業計画
【全体】
全体のコースカリキュラムは以下の通りである。通常の通年授業と異なり、変則的である。常に講義連絡やMoodle等での通知を確認し、通知内容に十分注意すること

【前期】
・オリエンテーション
・TOEIC模試(1)
・授業内トレーニング 10 回
・まとめ

【後期】
・授業内トレーニング 10 回
・TOEIC模試(2)、まとめ

※ 諸般の事情により、当初の計画を変更せねばならないことがあります。(模試が実施できない、授業内容や順番を変更せざるをえない、評価方法を変更せざるをえない、等。)講義連絡その他での通知を、その都度、必ず確認してください。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 【前期】

オリエンテーション
<Moodleのみ>
・授業についての説明
・単語クイズの準備
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 TOEIC模試(1) <Moodle、学内受験>
・単語クイズ
・文法クイズ
・ふりかえり
・TOEIC模試(1)
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回 授業1:
TOEIC Part 1
<Moodle、授業>
・授業についての説明
・文法クイズ
・Part 1
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 授業2:
TOEIC Part 1
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 1
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 授業3:
ミニテスト
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 2 - 7
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回 授業4:
TOEIC Part 2
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 2
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 授業5:
TOEIC Part 2
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 2
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 授業6:
ミニテスト
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 1, 3 - 7
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回 授業7:
Listening Workshop
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Listening 学習について
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回 授業8:
TOEIC Part 3
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 3
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回 授業9:
TOEIC Part 3
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 3
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回 授業10:
ミニテスト
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 1, 2, 4 -7
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回 【後期】

授業11:
TOEIC Part 4
<Moodle、授業>
・聴解、音読、多読
・文法クイズ
・Part 4
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回 授業12:
TOEIC Part 4
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 4
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回 授業13:
ミニテスト
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 1 - 3, 5 -7
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回 授業14:
TOEIC Part 5
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 5
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第17回 授業15:
TOEIC Part 5
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 5
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第18回 授業16:
ミニテスト
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 1 - 4, 6, 7
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第19回 授業17:
TOEIC Part 6
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 6
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第20回 授業18:
TOEIC Part 6
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 6
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第21回 授業19:
ミニテスト
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 1 - 5, 7
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第22回 授業20:
TOEIC Part 7
<Moodle、授業>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・Part 7
・ふりかえり
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第23回 TOEIC模試(2) <Moodle、学内受験>
・単語クイズ
・文法クイズ
・聴解、音読、多読
・ふりかえり
・TOEIC模試(2):対面
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: 10% C: 50% D: 5%
成績評価法
【全体】
以下の観点から総合的に評価する。

【評価】
(1)模試
   TOEIC模試の結果を按分し評価する。その割合は、以下の通りとする。
   TOEIC模試(1):  5 %
   TOEIC模試(2): 25 %
(2)授業内活動
   単語クイズ: 15 %
(3)授業外活動
   文法クイズ: 15 %
   聴解・音読: 15 %
   多読   :  5 %
(4)自律学習社への成長
   ふりかえり: 20 %

【欠格条件】
 (あ) TOEIC模試
    全2回のTOEIC模試は、どちらか一方でも未受験のものがあれば不合格となる。
 (い) 授業への出席
    前期/後期のいずれかでも、授業(模試を除く)を3回以上の欠席すると不合格となる。
    また、無断での遅刻、途中退席等は出席とはみなされない。
    「単語クイズ」は授業中出席の必要条件である。
 (う) 「ふりかえり」の提出
    前期4回以上の未提出、あるいは後期3回以上の未提出、そのいずれかで不合格となる。
    また、設問に適切に答えていないいい加減な解答は採点対象外(0点)である。
    (例: 特になし、よかった、がんばった、等)

【自律学習ポイント】
自主的に学習を進めた(その習慣を身に付けた)学生には、その成果に応じて加点や欠格条件の緩和措置がある。前期第1回オリエンテーションで通知する。

【留意点】
※ この科目を受講するために必要なことを十分に理解した上で受講すること。後になって「知らなかった」等の申し出は一切受け付けられない。
※ 評価の総計は100点を超えないものとする。
※ 情勢により、TOEIC 模試の実施については変更となる場合がある。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 Valuable Clues for the TOEIC Test ISBN 9784791910199
著者名 M. Craven, M. Miyazaki 出版社 成美堂 出版年
備考
・受講者は、指定された教材を購入し、必ず授業に持参すること。
 (コピー等は不可。)
・毎回の授業にノートパソコンを持参すること。その他の機器で授業での活動(単語クイズ等)を行って不具合が生じても対応しない。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
留意点①:当科目は、TOEIC 450点未満の学生を対象としています。
留意点②:自主的・積極的なTOEIC(IP)試験受験を強く推奨します。各自、実施スケジュールをよく確認してください。
留意点③:授業の進行上、授業内容の順番が変更になる可能性があります。
留意点④:受講人数や情勢によっては、授業方法や教室を変更せざるを得ないことがあります。
留意点⑤:この授業は、実際に英語を使う(発音する、聴く、等)コミュニケーションのための授業です。相手と実際にやりとりするためのトレーニングを行います。
キーワード
TOEIC、自律学習、音読、聴解、多読、速読、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
テクニカルコミュニケーション科目群(TCA, TCI, Academic Writing)
履修条件
TOEIC 450 点未満(2年進級時)
・履修要件を満たしていない学生は、履修登録できない。
・履修要件を満たしていないことが後になって判明した場合、登録は削除される。
 またその処分については、大学の規定にしたがう。
連絡先
工学基礎教育 准教授 貞光宮城
miyagis◉yamaguchi-u.ac.jp
(◉を@に変えて送信してください)
オフィスアワー
相談等、次の手順で対応します。
(1)大学のメールで上記メールアドレスに事前連絡する。
(2)お互いのスケジュールを調整して、日程を決める。
※ 突然、研究室に来ても対応できません。
※ 大学のメール以外(修学支援システムやMoodleのメッセージ等を含む)では、返信も対応もできません。

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