開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
火5~6
講義
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1063920991
テクニカルコミュニケーションα((TCI))[Technical Communication α]
英語
4
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
植村 隆[UEMURA Takashi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
植村 隆 [UEMURA Takashi]
特定科目区分
対象学生
応化
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
今や企業の規模を問わず海外との取引は日常的に行われており、多くの工学部生にとってその専門性と英語コミュニケーション能力を身に着けることは、活躍のための大きな武器となり得る。グローバルな舞台でサイエンティストやエンジニアとして将来活躍したいと考える工学部生にとって、国際ビジネスの現場で使われている状況別の基礎英会話力習得は、大変有益なスキルである。また、日系企業が採用・人事の際に、最も語学力評価の基準として導入しているのがTOEICスコアであり、TOEICでは、ビジネスに関連した語彙・表現が頻出である。従って、ビジネストピックを通じて英語を学ぶことは、TOEICスコアアップの一助になるとともに、参加型協働学習に取り組むことにより、能動的コミュニケーション力を身に着けることが出来るであろう。更には、英文ライティングのルールを理解し、基礎的なEmailや英文Essay作成にも取り組むことで、研究室配属や大学院進学時に必要とされる英文アカデミックライティングの基礎力を涵養する。
授業担当教員は、多国籍企業での国際的財務・会計・監査実務と全国展開の民間語学学校における実践的英語4技能指導および資格試験対策指導経験を有し、卒業後のキャリアに付加価値となり得る英語コミュニケーション能力の育成に貢献する。
授業の到達目標
この英語科目群には、学生の英語力に応じて以下のようないくつかのコースが含まれる。コースによって具体的な学習内容は異なるが、実践的な英語の運用トレーニングを行い、コミュニケーション能力の基礎を固め、エンジニア・科学者が国際的な現場で必要となる実用的な技術英語・工業英語を身に付ける。
TCA(TOEIC 550点以上)
TCI(TOEIC 450点以上550点未満)
TCB(TOEIC 450点未満)
TCIの到達目標は以下のとおりである。
1)本科目受講後の「Academic Writing」履修時において自律学習が出来るよう基礎ビジネス英会話力の習得を目指す。
2)基礎的な英語ビジネスEmailライティング力習得を目指す。
3)基礎的な英語アカデミックライティング力習得を目指す。(英文essay writingスキル)
4)基礎的なテクニカル英語習得を目指す。(グラフ描写やプレゼンテーション)
5)TOEIC450のレベルをTOEIC550以上の総合力に高めることを目指す。
授業計画
【全体】
前期においては、ビジネス英語会話の基礎を固めるべく、発話・コミュニケーションを主体にした授業によって能動的スキルの習得・向上を図る。授業内課題にも取り組みながら発話力の定着を図る。
後期は、前期の内容に加え、基礎的なテクニカル英語やアカデミック英語を扱う。また、前後期ともにビジネスemailライティングの基礎技術を合わせて学んでいく。
尚、本コースは応用化学科2年生のうち、2年進級時のTOEICスコアが450以上550未満の学生を対象とした通年のコースである。
定期試験は行わず、前期「Unit 15」終了後の試験週間に「前期末課題」および、後期「Unit 30」終了後の試験週間に「後期末課題」をそれぞれ実施予定である。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
Introduction
コースオリエンテーション
・この科目について
・受講の仕方
・予習・復習の仕方、など
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第2回
Telephone Talk Ⅰ
・英語によるビジネス電話応対
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第3回
Telephone Talk Ⅱ
・英語によるビジネス電話応対
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第4回
Telephone Talk Ⅲ
・英語によるビジネス電話応対
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第5回
Telephone Talk IV
・英語によるビジネス電話応対
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
授業内課題
第6回
Business Meeting Ⅰ
・会議での英語(司会等)
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第7回
Business Meeting II
・会議での英語(議論等)
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第8回
Business Meeting III
・会議での英語(議論等)
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
授業内課題
第9回
Business Trip Ⅰ
・海外出張で必要とされる英語
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第10回
Business Trip Ⅱ
・海外出張で必要とされる英語
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第11回
Basic Business Email Writing I
・英文ビジネスメール
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第12回
Basic Business Email Writing Ⅱ
・英文ビジネスメール
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第13回
Hotel Talk I
・出張先海外ホテルでの英語コミュニケーション(一般編)
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第14回
Hotel Talk II
・出張先海外ホテルでの英語コミュニケーション(問題解決編)
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第15回
Hotel Talk III
・出張先海外ホテルでの英語コミュニケーション(問題解決編)
・Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
・前期末課題を指示するため取り組み、指定の期限までに提出を完了すること。
授業内課題
第16回
Listening Skill Development Workshop
・リスニング力(および英語総合力)強化の学習戦略
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第17回
Explaining Procedures
・手順説明
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第18回
Introduction to Essay WritingⅠ
・学術論文・英文エッセイの基礎
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第19回
Introduction to Essay WritingⅡ
・学術論文・英文エッセイの基礎
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第20回
Describing Graphs and TrendsⅠ
・技術プレゼンテーションにおけるグラフ描写
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。。
第21回
Describing Graphs and TrendsII
・技術プレゼンテーションにおけるグラフ描写
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第22回
Basic Business Email WritingIII
・英文ビジネスメール
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。。
第23回
Basic Business Email WritingIV
・英文ビジネスメール
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第24回
Basic Business Email WritingⅤ
・英文ビジネスメール
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第25回
Basic Business Email WritingⅥ
・英文ビジネスメール
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第26回
Global Career DevelopmentⅠ
・国際的キャリア構築のための英語コミュニケーション(就転職活動・面接)
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第27回
Global Career DevelopmentⅡ
・国際的キャリア構築のための英語コミュニケーション(就転職活動・面接)
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第28回
Global Career Development Ⅲ
・国際的キャリア構築のための英語コミュニケーション(就転職活動・面接)
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第29回
Review I(Basic Business Email Writing)
・復習:英文ビジネスメール
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
第30回
Review II (Describing Graphs and Trends)
・復習:技術プレゼンテーションにおけるグラフ描写
Moodleの授業計画に沿って、予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 40% B: 30% C: --% D: 10%
成績評価法
【全体】
定期試験は行わず、各学期末に期末課題を課す。評価の内訳は以下の通りとし、総合的に評価する。
・授業内学習(45%)
単語クイズ、Classroom Report、課題
・授業外学習(30%)
課題、期末課題
・授業態度(25%)
積極性、参加度、授業への貢献度
※単語テストの合格ラインは7割の正答とし、それ未満は不合格とする。授業内外レポートは共に質・量を総合的に判断し、大幅な改善が必要な場合は不合格とする場合がある。
※また、本コース受講中に学内開催のTOEIC(IP)を受験し、550点以上を取得した場合は、成績評価期間中に当該スコアレポートを工学部教務係に提出完了することでスコアを成績評価に加味する。TOEIC(IP)開催情報および申し込みについては、受講生自らの責任において情報収集を定期的に行うこと。
【欠格条件】
・授業への出席(前期・後期の授業それぞれ出席率80%以上を満たさない場合、不合格となる)
・前期・後期の期末課題期限内提出
教科書にかかわる情報
備考
①moodleからアクセスできる本授業用コンテンツを使用(受講登録した学生限定)。ノートパソコンや、タブレット端末で教材にアクセスできるが、必ず授業開始前に教材のダウンロードを終えてから出席すること。②回答記入用の本コース用授業ノートを各自で毎回準備しておくこと。③英英・英和・和英辞典を各自で準備のこと(電子媒体が望ましいが紙媒体も可)。④しっかりと充電した上で、毎回の授業はノートパソコン持参の上受講すること。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
留意点①:当科目は、「2年進級時のTOEICスコアが450以上550未満保有の応用化学科2年生」(および再履修生)を対象としています。
留意点②:本授業では、皆さんの将来のキャリアのプラスになるよう授業外で自主的・積極的なTOEIC(IP)試験受験を推奨します。実施スケジュールを各自よく確認してください(但し、成績評価への加味については「成績評価法」および担当教員の指示に従ってください)。
留意点③:授業の進行上、授業内容の順番が変更になる可能性があります。また、授業外指示は授業の進捗状況等に応じて適宜変更することがあります。その際は、授業内(もしくは修学支援システムのメッセージ等)での指示を忘れずに守って下さい。
留意点④:受講人数によっては、2クラスに分けて授業を実施することがあります。その際は担当教員の指示に従ってください。
留意点⑤:授業では、小テスト(単語・表現等)、レポート・課題、授業振り返り等のアンケート、自由記述、授業内課題の映像や音声収録、授業に関する任意でのインタビューを実施することがあり教育目的(大学の教育改善を含む)で使用します。また、これらは匿名にて学術・研究目的で使用することもあります。
留意点⑥:スピーキングは非常に楽しくなってくるものであります。しかし行動常識をわきまえた上で(授業内での脱帽、水・茶以外の飲料持ち込みを控えることも含む)、積極的に英語で発話および授業参加を心掛けて下さい。(不必要に大きな声を出す、不適切なスラング等を用いる、不必要に動き回る等は受講者の学習環境維持のため退席を命じる等の措置を講じます)
留意点⑦:上記の留意事項があるとはいえ、英語による発話がそがれることはあってはなりません。適切に楽しみながらコミュニケーションを図れば充実したレッスン時間を過ごすことができるはずであります。
キーワード
実務家教員, 内容言語統合型学習, CLIL, ビジネス英語
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
TCB, TCA, Academic writing
履修条件
連絡先
工学基礎教育(英語教育) 教授 植村 隆
email: t-uemura★yamaguchi-u.ac.jp
(★マークは@に変えて送信下さい)
★注意★
山口大学のメール以外(修学支援システムおよびMoodleのメッセージ、個人のメールアドレスから発信のメール)の方法での連絡については返信の対応は致しかねますので、必ず山口大学のメールを利用ください。
オフィスアワー
まず、学内メールにて上記メールアドレスに直接連絡のこと。柔軟にミーティングのスケジュールを調整・対応します。
★注意★
山口大学のメール以外(修学支援システムおよびMoodleのメッセージ、個人のメールアドレスから発信のメール)の方法での連絡については返信の対応は致しかねますので、必ず山口大学のメールを利用ください。
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