開講年度
開講学部等
2025
農学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木3~4
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1071710110
基礎園芸学[Basic Horticultural Science]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
執行 正義[SHIGYO Masayoshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
執行 正義 [SHIGYO Masayoshi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
最近の園芸ブームや健康志向により、園芸植物(果物、野菜、花)に対する関心は高まる一方である。しかし、一つの園芸植物を商品として市場に供給するためには、多種多様な試験・研究が必要である。したがって、園芸学は基礎から応用まで幅広い研究分野を包括する学問として成り立っている。本講義では、できる限り多くの園芸植物を紹介し、園芸学の基礎となる諸事項,すなわち,園芸作物(果樹、野菜、花)の分類、形態、成長、機能性内容成分、収穫後生理などを概説していく。
授業の到達目標
園芸学の各領域の概要と課題を理解する。
授業で取り上げた各領域について自分の意見を論理的に述べることができる。
園芸に関する関心を広げ、問題意識を高めることができる。
日常生活の中で園芸生産の問題について主体的に考えることができる。
授業計画
【全体】
講義を15回行い、最後に期末試験を課す形式である。詳細は以下の見てください。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
基礎園芸学とは
-ソメイヨシノにみる園芸学の面白さ-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
園芸の経済的位置付け
-我が国の産業構造から紐解く園芸の経済的重要性について-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習・宿題(レポート)2時間を行う。
第3回
園芸植物の分類
-学名と人為(園芸的)分類について-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回
園芸植物の形態1
-茎葉、根について-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
園芸植物の形態2
-花器について-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
園芸植物の形態3
-果実について-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
園芸植物の生長と発育1
-光と花成の関係について-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
園芸植物の生長と発育2
-温度と花成の関係について-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
園芸作物の栽培と環境
-作型について-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
園芸作物の繁殖様式と接木技術について
-園芸作物特有の繁殖様式を学ぶ-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
園芸分野におけるバイオテクノロジー1
-組織培養を用いたバイオテクノロジー-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
園芸分野におけるバイオテクノロジー2
-遺伝子組み換え技術について-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
園芸分野におけるバイオテクノロジー3
-染色体工学的手法による園芸植物の改良-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
園芸作物の栽培と環境1
-園芸施設-
配布した講義資料や教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
園芸作物の栽培と環境2
-植物工場-
配布した講義資料や教科書を参照し、期末テスト対策を4時間行う。
第16回
総まとめ-期末テスト-
期末テスト
配布した講義資料や教科書を参照し、全体の復習(4時間)を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内のレポート、学期末の筆記テストで評価します。
レポート 50%、学期末の筆記テスト 50%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
園芸学第2版
ISBN
9784830041440
著者名
金山喜則編
出版社
文永堂出版
出版年
2023
備考
プリントを配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
野菜園芸学
ISBN
9784830041129
著者名
金浜耕基
出版社
文永堂出版
出版年
2010
参考書
書名
園芸生理学
ISBN
9784830041105
著者名
山木昭平
出版社
文永堂出版
出版年
2007
参考書
書名
植物遺伝学入門
ISBN
9784254420265
著者名
三上哲夫
出版社
朝倉書店
出版年
2004
参考書
書名
園芸学用語集・作物名編
ISBN
4842503769
著者名
園芸学会編
出版社
養賢堂
出版年
2005
参考書
書名
園芸種苗生産学
ISBN
4254410190
著者名
今西英雄ら
出版社
朝倉書店
出版年
1997
備考
園芸保蔵論:茶珎和雄ら,建帛社(2007)
メッセージ
講義中の私語は厳禁します。真剣に学ぼうとしている方の迷惑になります。
キーワード
園芸,野菜,果樹,花卉,植物形態,植物生理,栽培,繁殖,接木,植物バイオテクノロジー,園芸施設,植物工場
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
園芸学,遺伝学とバイオテクノロジー,植物育種学,生物環境調節工学,施設園芸学
履修条件
連絡先
執行正義:shigyo@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールにて連絡すること
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