開講年度
開講学部等
2026
農学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
水1~4
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1071710118
植物育種学[Plant Breeding]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
執行 正義[SHIGYO Masayoshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
執行 正義 [SHIGYO Masayoshi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義では、植物育種の歴史から最新の分子育種技術まで、教科書に沿って体系的に学びます。植物の分類、繁殖様式、遺伝学の基礎を理解した上で、自殖性・他殖性・栄養繁殖性といった植物の特性に応じた育種法、倍数性や突然変異を利用した技法、さらにはゲノム編集を含む分子育種の最前線について学習します。また、地球規模の課題である食料問題や遺伝資源の持続可能な利用についても考察を深めます。
授業の到達目標
• 品種改良の歴史と、時代の変遷に伴う育種学の発展・人類への貢献を理解する。
• 植物の生殖・繁殖様式に基づいた適切な育種理論を説明できる。
• F1育種、突然変異育種、組織培養、分子育種(DNAマーカー、ゲノム編集等)の原理と実例を習得する。
• 遺伝資源を取り巻く国際情勢や、将来の地球環境における育種学の役割について自身の考えを述べられる。
授業計画
【全体】
各回、教科書『エッセンシャル植物育種学』の該当章に基づき講義を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
植物育種の歴史
世界人口と食料課題、栽培植物の誕生、メンデルの法則の再発見
授業計画と参考書に沿って、準備学習4時間を行う。
第2回
植物遺伝資源と育種
遺伝資源の定義、起源、収集と保存
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回
遺伝学の基礎
遺伝の法則、染色体と遺伝子の継承、量的形質、エピジェネティクス
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回
育種の原理と基本技術
育種の定義、分類、生殖・繁殖様式、育種目標と流れ
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
他殖性植物の育種
他家受精機構、雑種強勢、集団選抜、合成品種、循環選抜
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
一代雑種育種
F1品種の特徴、育種法、F1種子の生産技術
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
自殖性植物の育種
自殖性植物の特性、由来、具体的な育種法(系統選抜など)
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
栄養繁殖性植物の育種
遺伝的特徴、交雑育種、突然変異体の選抜
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回はオンデマンド開講とし、対面では中間テストを行う。本中間テストの対象範囲は、第1回目から第7回目までの内容とする。
第9回
ゲノムおよび倍数性育種
倍数体・半数体の作出と利用、ゲノム分析
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
突然変異育種
変異源による誘発、変異体の選抜と実例
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
遠縁交雑育種
生殖的隔離機構、複二倍体、遠縁交雑の実例
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
組織培養による育種
全能性、葯培養、ソマクローナル変異、細胞融合
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
分子育種の基礎
遺伝子クローニング、ゲノム解析、育種に利用される遺伝子
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
分子育種の実際
DNAマーカー育種、遺伝子組換え、ゲノム編集
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
遺伝資源をめぐる情勢
持続可能な利用、国内外の情勢、育種学の展望
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回
最終テスト
全体のまとめ
配布資料に沿って、復習4時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間テスト(50%)と期末テスト(50%)によって評価する。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
エッセンシャル植物育種学 : 農学系のための基礎
ISBN
9784065308158
著者名
國武久登, 執行正義, 平野智也編著 ; 神戸敏成 [ほか] 著
出版社
講談社
出版年
2023
備考
教科書に代わって、資料を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
遺伝学の基礎 第2版
ISBN
9784254405491
著者名
北柴大泰, 西尾剛
出版社
朝倉書店
出版年
2018
備考
該当なし
メッセージ
遺伝学とバイオテクノロジーで学習した内容が基礎になるので、よく復習しておくこと。
キーワード
植物育種、遺伝学、バイオテクノロジー
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
遺伝学とバイオテクノロジー
履修条件
連絡先
shigyo@yamaguchi-u.ac.jp
研究室: 農学部本館3F 330号室
オフィスアワー
随時(来室の際はメールにて事前にアポを取ってください。)
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