タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 金3~4    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071710122 植物病原菌学[Plant Pathogenic microbiology] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
佐々木 一紀[SASAKI Kazunori]
担当教員[ローマ字表記]
佐々木 一紀 [SASAKI Kazunori]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
秒物病理学分野のうち、植物病原菌の特徴および感染戦略を理解することを目的とする。
主として植物病原菌類(カビ)の形態、繁殖、栄養、生理・生態学的特性、および分類学の概要について解説する。
また、植物病原菌と宿主植物との相互作用について解説する。
授業の到達目標
農作物(植物)の病気、とくに菌類(カビ)による病気の診断に必要な微生物学の基礎知識を修得する。
病原菌-宿主相互作用に関わる分子メカニズムが理解できる。
授業計画
【全体】
微生物学入門的な内容について解説した後、菌類及び細菌の基本的性状や分類学的考え方および植物病原菌の種類と植物(農作物)の病気の関係について解説する。さらに植物病原菌と宿主植物との相互作用について解説する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 はじめに 講義の内容と目的の紹介および参考図書の紹介
植物病理学の復習
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 微生物学入門 生物の分類の考え方と微生物の分類学的位置について 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回 植物病原細菌(1) 植物病原細菌の種類と分類 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 植物病原細菌(2) 植物病原細菌の感染戦略(1) 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 植物病原細菌(3) 植物病原細菌の感染戦略(2) 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回 植物病原菌類(1) 原生生物界の菌類:ネコブカビ門 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 植物病原菌類(2) クロミスタ界の菌類:卵菌門 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 植物病原菌類(3) 菌界の菌類(1):接合菌門 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回 植物病原菌類(4) 菌界の菌類(2):子のう菌門 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回 植物病原菌類(5) 菌界の菌類(3):担子菌門 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回 植物病原菌類(6) 菌界の菌類(4):アナモルフ菌類 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回 植物病原菌-宿主相互作用(1) 宿主特異性 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回 植物病原菌-宿主相互作用(2) 遺伝子対遺伝子説 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回 植物病原菌-宿主相互作用(3) 病原菌の病原性発現機構 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回 植物病原菌-宿主相互作用(4) 植物の抵抗性発現機構 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回 期末試験 期末試験 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト 10%
期末試験 90%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 該当なし ISBN
著者名 出版社 出版年
備考
適宜、資料をMoodleにて配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 植物病理学 ISBN 9784830041389
著者名 眞山滋志, 土佐幸雄編 出版社 文永堂出版 出版年 2020
参考書 書名 植物医科学(上) ISBN 9784842504384
著者名 難波成任 監修 出版社 養賢堂 出版年 2008
参考書 書名 菌類の事典 ISBN 9784254171471
著者名 日本菌学会編集 出版社 朝倉書店 出版年 2013
参考書 書名 カラー図説「植物病原菌類の見け方」 ISBN 9784865180084
著者名 堀江博道 編著 出版社 大誠社 出版年 2014
備考
該当なし
メッセージ
該当なし
キーワード
植物、病気、細菌、菌類、分類学、微生物学
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • Life on land
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
植物病理学、植物病管理学、植物病学実験
履修条件
連絡先
農学部3階 331号室
E-mail:sasaki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
毎週金曜日13:00-17:00

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