タイトル

開講年度 開講学部等
2026 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中 集中   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071710129 作物学実験[Instruction for Experiment of Crop Science] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
荒木 英樹[ARAKI Hideki]
担当教員[ローマ字表記]
荒木 英樹 [ARAKI Hideki], 高橋 肇 [TAKAHASHI Tadashi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
作物試験は作物の真の性質を見究めることを目的とし、作物が多収となるための条件あるいは必要とする品質を獲得するための条件に適した栽培方法の確立と品種の選定および育成を目標に行われる.近年、生産現場や生産者からの多様なニーズ、環境負荷の軽減を目的とした栽培体系への社会的なニーズ、などに対応するため、様々な栽培資材や栽培様式、特徴的な品種が開発されつつあり,その効果を正確に検定するうえでも作物試験法を習得することが求められる.
作物学実験では、作物の生産性を評価する手法を考え、実験を計画し実行する。また、受光態勢や収量形成の特性を分析することによって洗い出し、それらが生産性に及ぼす影響を考察する。
授業の到達目標
作物の生産性に関わる形質を理解できる。
生産性にかかる形質の野外測定をデザインでき、適切な用具を用いて実施できる。
葉面積などをデジタル技術で計測できる。
収量調査の技能を身に着け、作物の生産性や収量形成過程を分析できる。
授業計画
【全体】
作物の生産力調査と収量調査に関する基礎的な調査法を扱う.
各種育種法についての基礎的な導入説明を行う。

実験室に集合して、座学での説明の後、圃場作業にはいる(第3、4回)。
実験室にて実験の説明、作業を行う(第3、4回以外)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 作物群落の草型を数値化する理論①

担当:荒木
オリエンテーション、課題に関するオンデマンド授業

資料の調査や資料作成に4時間程度を要する。
第2回 作物群落の草型を数値化する理論②

担当:荒木
グループワーク。調べてきた内容をグループでまとめ実験手順書とする。実験に必要な器具や手順を確認し、次回の実験に向けて準備を進める。 資料の作成や修正に4時間程度を要する。
第3回 作物群落の草型を数値化する理論③

担当:荒木
圃場にて、草型が異なる群落で群落内外の相対照度と葉面積を測定し、吸光係数Kを求める準備をする。 作業の記録や文献調査に4時間程度要する。
第4回 作物群落の草型を数値化する理論④

担当:荒木
葉面積の算出作業、作図、Kの算出分析、成長解析向け測定(第1回目) レポートの作成に4時間程度要する。
第5回 作物群落の草型を数値化する理論⑤

担当:荒木
成長解析向け測定(第2回目) レポートの作成に4時間程度要する。
第6回 作物群落の草型を数値化する理論⑥

担当:荒木
受光態勢と成長解析の結果を分析しレポートを作成する。
レポートの作成に4時間程度要する。
第7回 コムギの葉展開速度調査

担当:高橋
コムギの葉展開と分げつ発生の調査、3月から積算温度200℃間隔で連続播種した試料を用いて、葉展開速度を積算温度で評価する。展開葉数と分げつ発生との関係について観察する。
授業開始前に「作物学」(2年次前期開講)の第4回授業のプリント資料を読んでイネ科作物の栄養器官の形態形成について復習しておく。授業終了後、イネ科植物を分解してコムギと共通する形態を確認する(4時間)
第8回 コムギの収量調査①

担当:高橋
収量と収量構成要素の調査、コムギの肥料試験での収穫サンプル(1区0.75㎡)を用いて、全重、子実収量、穂数、千粒重を調査し、収量と収量構成要素を算出する。
授業開始前に「作物学」の第8回・第9回の授業のプリント資料を読んで、収量の解析、物質生産の理論について復習しておく。授業終了後、収量の成立要因を収量構成要素、全重、収穫指数との関係から考察する(4時間)
第9回 コムギの収量解析②

担当:高橋
分散分析ならびに構成要素による収量の解析、収量および収量構成要素の各形質について乱塊法分散分析によって解析し、収量調査で得られた結果をレポートにまとめる。 授業開始前に乱塊法分散分析の計算方法について「農業統計学」(2年次前期開講)のプリント資料を読んで復習しておく。授業終了後、有意差検定の結果をもとに収量の成立要因を収量構成要素、全重、収穫指数との関係から考察し、レポートにまとめる(4時間)
第10回 振り返り


担当:荒木・高橋
レポートに関する指示 これまでの内容を予習しておく(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: --% C: 80% D: --%
成績評価法
成績は,実験への参加態度・技能を70%で評価し,レポート点30%とあわせて評価する.
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用せず、プリントを配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 作物栽培体系3 麦類の栽培と利用 ISBN 9784254415032
著者名 小柳 敦史、渡邊 好昭 出版社 朝倉書店 出版年
参考書 書名 食用作物 ISBN 4842502177
著者名 星川清親 出版社 養賢堂 出版年
参考書 書名 最新農学実験の基礎 : アグロバイオロジー演習 ISBN 4881710249
著者名 東北大学農学部農学科編 出版社 ソフトサイエンス社 出版年 1990
参考書 書名 植物育種学 第4版 ISBN 9784830041228
著者名 西尾剛、吉村淳 出版社 文永堂 出版年 2012
参考書 書名 植物育種学 第5版 ISBN 9784830041433
著者名 北柴大泰、西尾剛 出版社 文永堂 出版年 2021
備考
該当なし
メッセージ
圃場作業を行う場合は長靴を持参し、汚れてもよい服装でのぞんでください.詳しくは、第1回目の授業で説明します。
キーワード
作物学、収量解析、生長解析、生長点観察、収量調査、葉の展開速度
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
作物学、農業統計学、栽培学
履修条件
連絡先
荒木 附属農場2F
ahide@yamaguchi-u.ac.jp

高橋 農学部本館1F
tadashit@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
荒木
在室中はいつでも
高橋
火~金の7:00~8:00

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