開講年度
開講学部等
2025
農学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1071710130
環境植物学実験[Experiment of Environmental Botany]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
荊木 康臣[IBARAKI Yasuomi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
荊木 康臣 [IBARAKI Yasuomi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
環境植物学実験では、作物個体群の生長解析、植物個体群・土壌の分光反射測定、
光質と光合成の関係解析、培養器の換気回数の測定、植物の光合成速度・蒸散速度計測、
画像解析による葉面積推定などの測定、実験レポートの作成、パワーポイントによる実験発表を行う。
授業の到達目標
1.環境植物学実験において個別の実験内容を理解する。
2.実験レポートを作成できる。
3.植物反応が気象環境により大きな影響を受けていることを実感する。
4.様々な植物反応を、気象環境から思考できるようにする。
5.パワーポイントによる実験発表ができる。
6.実験指導書で説明している測定機器について扱える。
7.チームワークの方法と技術について、創意工夫を行う。
授業計画
【全体】
環境植物学実験では、5つの実験テーマについて、実験を実施するので実験予定を確認すること。いずれの実験でもレポートの作成を課すので、パソコンによるレポートの作成法を事前に学習しておくこと。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
緒言、実験の心得、レポート作成法
実験の心得、レ
ポート作成法
レポート作成法
の学習(5時間の時間外学習)
第2回
画像解析による葉面積測定
画像解析による葉面積測定
に関する実験・解析
作物乾物重の測定、レポートの
作成(8時間の時間外学習)
第3回
植物の蒸散速度測定(温湿度センサの活用)
植物の蒸散速度測定に関する実験
レポートの作成(8時間の時間外学習)
第4回
植物個体群・土壌の分光反射測定
植物個体群・土壌の分光反射測
定に関する実験、レポートの提出
ハイパースペクトルカメラのデモ
作物乾物重の測定、レポートの
作成(8時間の時間外学習)
第5回
光質と光合成の関係(光量子センサの活用)
光質と光合成の関係に関する実験、レポートの提出
レポートの作成(8時間の時間外学習)
第6回
培養器の換気回数の測定
培養器の換気回数の測定に関する実験、レポートの提出
レポートの作成(8時間の時間外学習)
第7回
クロロフィル蛍光による光光合成曲線の測定
光光合成曲線の測定に関する実験、レポートの提出
レポートの作成(8時間の時間外学習)
第8回
学生実験発表
各自で学生実験をパワーポイン
トにより発表、レポートの提出
パワーポイントによる学生実験の発表準備(8時間の時間外学習)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート(含発表)100%
教科書にかかわる情報
備考
該当なし
参考書にかかわる情報
参考書
書名
農業気象学入門
ISBN
9784830041419
著者名
鮫島良次編(山本・荊木分担執筆)
出版社
文永堂出版
出版年
2021
参考書
書名
植物工場 現状と課題
ISBN
9784897322834
著者名
山本晴彦
出版社
農林統計出版
出版年
2013
参考書
書名
農業気象・環境学
ISBN
9784254440300
著者名
大政謙次外編
出版社
朝倉書店
出版年
2020
参考書
書名
施設園芸学-植物環境工学入門ー
ISBN
9784254410433
著者名
後藤英司編
出版社
朝倉書店
出版年
2022
備考
メッセージ
本来,実験は自らが計画して行うものであるが,時間的な制約があり,学生実験で
は与えられた問題について行わざるを得ない。とはいえ,実験の目的を十分に理解
して,常に興味を持って,独創的な実験を行おうとする姿勢が必要である。すなわ
ち,次のような事項を各自心がけることが研究を実施する上から望ましい。
キーワード
環境、植物、気象、計測
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
農業気象学、環境計測学、生物環境情報工学
履修条件
連絡先
荊木康臣(ibaraki@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
研究室に在室の時間なら、いつでも可
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