開講年度
開講学部等
2025
農学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1071710134
植物病学実験[Laboratory Work in Plant Pathology]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
佐々木 一紀[SASAKI Kazunori]
ー
担当教員[ローマ字表記]
佐々木 一紀 [SASAKI Kazunori], 北沢 優悟
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本実験は植物病の観察法および植物病理学における実験手法を習得することを目的とする。
菌類病の罹病植物と病原菌の形態観察,および病原菌の分離・培養と病原性試験について実験を行う。
授業の到達目標
1)菌類病の肉眼的観察と顕微鏡観察を通じて,植物病原菌の形態的特徴を知る.
2)病原菌の分離と培養を通じて,基礎的な微生物操作技術を学ぶ.
授業計画
【全体】
前半は直物の病気の診断と病原菌の同定について、後半は植物病原菌の分離と培養の方法について実習する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンスと準備
植物病学実験の全体像の紹介
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
植物の病気と病原菌類の形態観察(1)
ハクサイ根こぶ病とその病原菌菌(リザリア)の休眠胞子の観察
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回
植物の病気と病原菌類の形態観察(2)
ビャクシンさび病とその病原菌(担子菌)の冬胞子の観察
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回
植物の病気と病原菌類の形態観察(3)
サツキ・ツツジもち病とその病原菌(担子菌)の担子器の形態観察
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
植物の病気と病原菌類の形態観察(4)
タマネギべと病とその病原菌(卵菌)の分生子の観察
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
植物の病気と病原菌類の形態観察(5)
ボケさび病とその病原菌(担子菌)の精子とさび胞子の観察
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
植物の病気と病原菌類の形態観察(6)
イネいもち病とその病原菌(子のう菌)の分生子の観察
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
植物病原菌の分離と培養(1)
培地の調製法
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
植物病原菌の分離と培養(2)
植物病原菌の分離法
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
植物病原菌の分離と培養(3)
植物病原菌の培養法
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
植物病原菌の分離と培養(4)
植物病原菌の病原性試験
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
植物病原菌の分離と培養(5)
植物病原菌の同定法
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
植物病原菌の分離と培養(6)
DNA抽出
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
植物病原菌の分離と培養(7)
PCRによる植物病原菌の検出法
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
レポート作成法
レポート作成法
担当:佐々木・北沢
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: --% C: 80% D: --%
成績評価法
実験レポート 100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
該当なし
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
適宜、実験書資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
前半の実験の時間には植物の病気の発生状況について、野外観察も行うので、支障のない服装と履物を用意すること。
キーワード
微生物、植物病原菌、形態、分類・同定、病気、培養
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
植物病理学、植物病原菌学、植物病管理学
履修条件
連絡先
佐々木:農学部3F(331号室)
e-mail: sasaki@yamaguchi-u.ac.jp, TEL: 083-933-5845
オフィスアワー
毎週金曜日13:00-17:00
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