タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中 集中   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071710135 応用昆虫学実験[Experiment in Applied Entomology] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
竹松 葉子[TAKEMATSU Yohko]
担当教員[ローマ字表記]
竹松 葉子 [TAKEMATSU Yohko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
昆虫の管理及び利用において基本となる各種実験手法を身につけることを目的として、昆虫類の外部および内部形態観察、行動と分布の観察、生化学および分子生物学的分析を行う。
授業の到達目標
実験を通じて、昆虫の特異性と多様性について学習し、また、昆虫の生態ならびに生理生化学的な仕組みについて理解する。昆虫学研究における基礎技術とレポートの書き方を身につける。
授業計画
【全体】
実験は、配布したプリントに従い、オリエンテーション、外部形態観察、社会性昆虫の同胞認識機構、捕食性天敵の産卵特性、卵寄生蜂の産卵特性、内部形態観察、昆虫血液タンパク質の分析、昆虫多様性の測定を行う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 実験の概要説明 シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第2回 外部形態観察(1) 昆虫の外部形態のスケッチ シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第3回 外部形態観察(2) 昆虫の外部形態のスケッチ シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第4回 内部形態観察(1) カイコ幼虫の解剖と各組織の観察スケッチ シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第5回 内部形態観察(2)
カイコ幼虫の解剖と各組織の観察スケッチ シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第6回 卵寄生蜂の産卵特性 カメムシ卵寄生蜂の産卵生態を観察する シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第7回 タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)(2) カイコ血液タンパク質成分の発育や性による差異の分析 シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第8回 タンパク質の電気泳動(SDS-PAGE)(2) カイコ血液タンパク質成分の発育や性による差異の分析 シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第9回 アリの同胞認識機構 異種・異コロニーに対するアリの行動を観察し、体表成分との比較を行う シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第10回 アリの同胞認識機構 異種・異コロニーに対するアリの行動を観察し、体表成分との比較を行う シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第11回 捕食性天敵の産卵特性(1) 補食天敵タイリクヒメハナカメムシの産卵選好性の調査 シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第12回 捕食性天敵の産卵特性(2) 補食天敵タイリクヒメハナカメムシの産卵選好性の調査 シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第13回 昆虫の多様性測定法(1) 大学構内のアリの多様性調査 シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第14回 昆虫の多様性測定法(2) 大学構内のアリの多様性調査 シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
第15回 まとめ 実験結果についての取りまとめ シラバスを読んでおくこと,「予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)」
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 100% D: --%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じてプリント等を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 カイコの実験単 ISBN 9784860435981
著者名 日本蚕糸学会監修 出版社 NTS 出版年 2019
備考
該当なし
メッセージ
応用昆虫学実験の履修者は,必ず応用昆虫学Iと応用昆虫学IIを受講して下さい。
キーワード
昆虫、分類、形態、タンパク質、多様性、社会性昆虫、総合的害虫管理
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • つくる責任つかう責任
  • Life on land
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
応用昆虫学I,応用昆虫学II
履修条件
連絡先
takematu@yamaguchi-u.ac.jp、農学部 327号室(竹松)
オフィスアワー
まずはメールで連絡をください。

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