タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中 集中   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071710136 土壌学実験[Soil Science Laboratory] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
藤間 充[TOHMA Mitsuru]
担当教員[ローマ字表記]
藤間 充 [TOHMA Mitsuru], 柳 由貴子 [YANAGI Yukiko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
農耕地土壌の理化学的諸性質を分析する。
授業の到達目標
土壌の理化学的諸性質を分析する際の技術を修得するとともに、定量実験の基本操作を体得することを目的とする。また、得られた結果から土壌管理が土壌の諸性質に及ぼす影響について理解する。
授業計画
【全体】
1. 実験を始めるにあたっての諸注意
2. 基本操作の練習
3. 土壌分析試料の採取と調整
4. 土壌理化学性の分析
 (I) 水分含量
 (II) 土壌の反応
 (III) 交換性塩基
 (IV) 有機態炭素の定量
 (V) 可給態リン酸の定量

 など
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 実験を始めるにあたっての諸注意 安全教育 予習復習(4時間程度)を行うこと
第2回 基本操作の練習 器具の取り扱い、試薬の取り扱い 予習復習(4時間程度)を行うこと
第3回 土壌分析試料の採取と調整 土壌分析試料の採取と調整 予習復習(4時間程度)を行うこと
第4回 土壌理化学性の分析
(I) 水分含量
水分含量の測定 予習復習(4時間程度)を行うこと
第5回 (II) 土壌の反応 pHの測定 予習復習(4時間程度)を行うこと
第6回 (III) 交換性陽イオン 交換性カルシウム、マグネシウム、カリウムの測定 予習復習(4時間程度)を行うこと
第7回 (IV) 有機態炭素の定量 チューリン法による有機態炭素の測定 予習復習(4時間程度)を行うこと
第8回 (V)可給態リン酸の定量 トルオーグ法による可給態リン酸の測定 予習復習(4時間程度)を行うこと
第9回 (VI) 廃液処理 実験廃液の処理 予習復習(4時間程度)を行うこと
第10回 (VII) データの取り纏め 分析データの取り纏め 予習復習(4時間程度)を行うこと
第11回 (VIII) プレゼンテーション 実験結果のプレゼンテーション 予習復習(4時間程度)を行うこと
第12回 レポートの作成 レポートの作成のために文献を調べる 各自で文献調査を行う(4時間程度)
第13回 レポートの作成 レポートの作成のために文献を調べる 各自で文献調査を行う(4時間程度)
第14回 レポートの作成 レポートの執筆 各自で執筆を行う(4時間程度)
第15回 レポートの作成 レポートの執筆 各自で執筆を行う(4時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: 10% C: 60% D: 15%
成績評価法
レポート60%、プレゼンテーション40%
教科書にかかわる情報
備考
実験書として作成したプリントを使用する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 だれにもできる土壌診断の読み方と肥料計算 ISBN 9784540092886
著者名 全国農業協同組合連合会 (JA全農) 肥料農薬部著 出版社 農山漁村文化協会 出版年 2010
参考書 書名 土壌標準分析・測定法 ISBN 9784826810111
著者名 土壌標準分析・測定法委員会編 出版社 博友社 出版年 2003
備考
実験書として作成したプリントを使用する。
メッセージ
実験とは‘何か’を学ぶ。
キーワード
農耕地 土壌 理化学的性質 定量分析
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
基礎土壌学、植物栄養・肥料学、生産土壌学
履修条件
連絡先
附属農場
アドレス:mtoma@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日10:30-12:00

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