タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年集中 集中   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071710139 地域農業実習[Regional and practical farm practice] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
荒木 英樹[ARAKI Hideki]
担当教員[ローマ字表記]
荒木 英樹 [ARAKI Hideki], 藤間 充 [TOHMA Mitsuru], 佐合 悠貴 [SAGOH Yuki]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
山口県内の気候,土壌,生産者の経営体系,消費者のニーズなど地域農業の特徴を理解し,県内の土地利用型農業および集約型農業で実践される栽培技術を学習する.さらに,それら技術が確立した背景についても理解する.専門課題では,土地利用型農業班および集約型農業班に分かれて,作物分野や施設園芸分野での主要作目の栽培体系を学ぶ.汎用課題では,汎用性が高い技術・操作を全員が学ぶ.
授業の到達目標
自らが主体となってPDCAサイクルを回すことができる。
自分が実習するための課題を設定し、その課題を成し遂げるために実習計画を設定できる。
農場教職員と連絡を取り合いながら、計画した実習課題を実行することができる。
上手くいったこと、下手したこと、いずれも分析してその原因が究明できる。
実習の成果を、改善すべき点を含め、を他者に報告することができる。
授業計画
【全体】
 専門課題では,土地利用型農業班および集約型農業班に分かれて,作物分野や施設園芸分野での主要作目の栽培体系を学ぶ.汎用課題では,汎用性が高い技術・操作を全員が学ぶ.
 実習期間は,栽培作目の特性を尊重し設定する.栽培計画の立案,その実施,とりまとめなどは,学生が教員および技術職員と積極的に協議しながら進めることとする.

下記の(週単位の授業内容)は作目によって異なることに注意する.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーションと栽培計画

担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
ガイダンス,班分け,栽培計画の立案 作付前に実施.必要があれば冬期間から行う.
第2回 夏季実習1
安全管理1


担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
野菜苗の準備,畑作作物の管理
安全な作業の基本
作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第3回 夏季実習2

担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
野菜苗の準備,畑作作物の管理 作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第4回 夏季実習3

担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
野菜苗の準備,畑作作物の管理 作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第5回 夏季実習4

担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
土壌診断法,環境制御法 作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第6回 夏季実習5

担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
土壌診断法,環境制御法 作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第7回 施設園芸野菜管理
水稲の収穫調整

担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
養液栽培の器具調整
水稲の収穫と調整
作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第8回 施設園芸野菜管理
冬作作物の圃場作成

担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
養液野菜栽培と花卉類の栽培
転換畑,採草地の耕起,肥料散布
作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第9回 施設園芸野菜管理
冬作作物の播種・移植

担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
養液野菜栽培と花卉類の栽培
コムギ,牧草の播種.タマネギの移植
作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第10回 施設園芸野菜管理
冬作作物の圃場作成


担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
野菜,果実,花卉類のポストハーベストと出荷調整
転換畑,採草地の耕起,肥料散布
作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第11回 安全管理2
施設園芸野菜管理


担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
薬品,施設管理,機械作業
野菜,果実,花卉類のポストハーベストと出荷調整
作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第12回 果樹園の管理

担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
施肥,せん定,防除 作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第13回 生産と流通

担当:荒木、藤間、佐合(課題の担当者)
生産物の調整,出荷,加工,流通を視察する 当該事項に関する資料調査
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第14回 野菜,苗の管理
レポート作成の指示


担当:荒木
栽培作物の日常管理
レポート作成にあたっての指示
作業に関する計画チェックと事前の調整
作業の予習と復習に4時間程度かけること
第15回 レポート発表会

担当:荒木、藤間、佐合
レポートをとりまとめ,栽培結果や身に付けた技術の概要を説明する 資料作りに関する相談は事前に行うこと
作業の予習と復習に4時間程度かけること
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: --% C: 80% D: 10%
成績評価法
実習計画書40%、実習の実施状況40%、プレゼン20%
教科書にかかわる情報
備考
栽培対象となる種目ごとにおすすめの教科書をお知らせします。
参考書にかかわる情報
備考
選択した課題に役立つ書籍を紹介する.
メッセージ
何かを育てたい、食べるものを作ってみたい、機械を運転してみたい、体験だけではなく技能としてそういうことに取り組みたい、という学生は是非受講して下さい。
キーワード
農業経営,栽培学,作物学,園芸学,耕地利用学,農業機械学,農作業学
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • Life on land
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
基礎農場実習、実践農場実習、栽培学、植物栄養学、園芸学、作物学
履修条件
連絡先
電話0839335920,農学部附属農場2F,E-mail: ahide@yamaguchi-u.ac.jp
連絡は、googleのチャットにて取り合います。

※メールする場合は、本文に「宛先名」「送り主(自分の名前)」を書くようにしてください。件名も要件が分かるように適切に作文してください
オフィスアワー
メールでアポ下さい。
居室には8:30以降います。

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