タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月1~2    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071710207 生化学Ⅰ[Biochemistry Ⅰ] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
藥師 寿治[YAKUSHI Toshiharu]
担当教員[ローマ字表記]
藥師 寿治 [YAKUSHI Toshiharu], 菊池 涼夏
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
生体の主要構成成分である炭水化物、タンパク質、脂質、核酸等の化学的特性について説明し、生体内における機能について最近のトピックスを例に挙げながら述べる。メーカーの研究部門で勤務経験のある教員が,製薬研究の基本的な知識や考え方についても講義する。
授業の到達目標
生体を構成する主要な成分の化学構造及びその機能を理解する。ライフサイエンスやバイオテクノロジー等に関する最近の知見に興味を持ち、分子レベルでそれらの知見を理解しようとする学習態度を身につける。
授業計画
【全体】
生体成分の概要を解説した後、その主要成分である炭水化物、アミノ酸・タンパク質、脂質、核酸の構造と機能について紹介する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 授業全体の構成と授業内容の概要、成績評価法を周知する。生化学のイントロダクションを述べる 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 生体の化学的成分 生体の化学的成分の化学的特性について説明し、生体内における機能について解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回 水、炭素の構造とその生体内での役割 水、炭素の構造とその生体内での役割ついて説明し、各種の生体内における機能についてトピックスを例に挙げながら述べる。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 種々の官能基とその生体内での役割 種々の官能基とその生体内での役割について特定の化合物を例に挙げ解説する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 炭水化物:分類、構造 炭水化物の分類と構造について特定の化合物を例に挙げ解説する 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回 炭水化物:化学的性質、生体内での機能 炭水化物の化学的性質と生体内での機能について特定の化合物を例に挙げ解説する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 アミノ酸:構造、化学的性質、生体内での機能 アミノ酸の構造と化学的性質および生体内での機能について例を挙げ解説する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 タンパク質:分類、構造、化学的性質 タンパク質の分類と構造および化学的性質について数種の生理活性タンパク質を例に挙げ解説する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回 タンパク質:構造と機能の相関 タンパク質の構造と機能の相関について数種の生理活性タンパク質を例に挙げ解説する。

配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回 脂質:分類、構造、化学的性質 脂質の分類と構造および化学的性質について特定の化合物を例に挙げ解説する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回 脂質:生体内での機能 脂質の生体内での機能について、膜成分としての役割および生理活性脂質の機能を中心に解説する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回 核酸:分類、構造、化学的性質 核酸の分類と構造および化学的性質について特定の化合物を例に挙げ解説する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回 核酸:生体内での機能 核酸の生体内での機能について遺伝情報としての機能とそれ以外の機能に関して例を挙げ解説する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回 その他の生体成分 その他の生体成分の分類、構造、化学的性質、機能について例を挙げ解説する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回 まとめ 講義内容全体のまとめを行うとともに、期末試験に関する情報を周知する。 配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回 試験 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
4時間程度の予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
試験(中間と期末)などを総合して評価する。授業態度・授業への参加度 10%、小テスト 10%、レポート 10%、中間・期末の筆記テスト 70%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ヴォート基礎生化学 (第5版) ISBN 9784807909254
著者名 Donald Voet ら (田宮信雄ら訳) 出版社 東京化学同人 出版年 2017
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ストライヤー生化学 ISBN 9784807909292
著者名 Jeremy M. Berg [ほか] 著 出版社 東京化学同人 出版年 2018
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
juji[at]yamaguchi-u.ac.jp
※[at]の部分を@に書き換えてメールしてください
オフィスアワー
随時、メールにて連絡すること

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