タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 金9~10   6.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071710213 情報処理概論[Outline of Computer Processing] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
岩谷 潔[IWAYA Kiyoshi]
担当教員[ローマ字表記]
岩谷 潔 [IWAYA Kiyoshi], 木股 洋子 [KIMATA Yohko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
【目的】
高年次の学習や研究において、情報収集、データ解析、思考や概念をまとめる道具として、コンピュータをはじめとする情報通信技術を活用する能力を身に付ける。
【概要】
コンピュータ、情報処理システム、情報通信システムについての基本概念について学ぶことで、情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)や情報処理の基礎的な知識の獲得と、活用能力の向上を目指す。
農学系大学発ベンチャー企業役員でもある教員が、実務経験に基づいたデータ駆動型の課題解決や生成系人工知能などの新しいデータ処理技術についても実例を交えながら講義する。
授業の到達目標
知識・理解の観点:コンピュータ、情報処理、情報通信技術を構成する要素について概要を理解し説明できる。
思考・判断の観点:与えられた問題に対し、情報処理、情報通信技術をどのように利用することで解決へ到達できるか判断できる。
関心・意欲の観点:関心を持った事柄について、情報処理、情報通信技術を活用し知識を得、理解を深めようとする意欲がある。
態度の観点:自らが獲得したコンピュータ、情報処理、情報通信技術の知識を、自ら高め活用するだけでなく、他者の活用を手助けできるよう伝える態度がある。
技能・表現の観点:コンピュータ、情報処理、情報通信技術の活用に際し、その方法や仕組み、思考過程を他人に理解できるよう表現できる。
授業計画
【全体】
コンピュータ、情報処理、情報通信技術について具体例を挙げて説明し、その概要の理解を促す。情報通信技術の構成要素である、データ、情報、コンピュータや情報システムなどについて、その利用をより的確なものとするために不可欠な知識について提示し、学生自身のPCでの演習により理解と定着を図る。以上を踏まえた後、コンピュータ、情報処理、情報通信技術の実際について講義を展開する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 情報通信技術とは 最近の情報通信技術の概要を具体例を交えて解説、情報処理の利用についてのアンケート実施 事前学習2時間:各人のノートPCのセットアップ(Windows Updateの実施)、大学メールアドレスの送受信確認、講義資料のダウンロード
事後学習2時間:配布資料に記載のURLなどをもとに、最新の情報処理技術についての見聞を広める。
第2回 情報処理の基本 情報通信技術を活用する上で重要なコンピュータによる情報処理について 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第3回 コンピュータの構成 CPUやメモリー、周辺装置、インターフェースについて 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第4回 オペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェア コンピュータ利用に欠かせないオペレーティングシステムと、情報処理に欠かせないアプリケーションソフトウェアの意義と役割について 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第5回 情報通信技術で扱うデータ:数値・文字データ 情報通信技術で扱われる各種データ形式のうち、数値データ・文字データについて 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第6回 コンピュータによる数値データ処理(計算とグラフ) アプリケーションソフトウェアによる数値データ処理の実際について 事前学習2時間:配布資料に示した小課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習2時間:講義内容と配布資料をもとに表計算ソフトウェアについての理解を深める
第7回 コンピュータによる数値データ処理(統計処理) アプリケーションソフトウェアによる統計処理の実際について 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第8回 コンピュータによる数値データ処理(処理の自動化) より高度な数値データ処理のためのマクロ機能の利用について 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第9回 コンピュータによるマルチメディアデータ処理 情報通信技術で扱われる各種データ形式のうち、画像、音声、映像などのマルチメディアデータについて 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第10回 画像処理 マルチメディアデータ活用としての各種画像処理について 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第11回 人工知能 人工知能、機械学習や深層学習の概要について 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第12回 データベースの利活用 情報通信技術を活用する上で重要なデータベースの仕組みと利用について 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第13回 コンピュータネットワークとインターネット 情報通信技術の根幹であるコンピュータネットワークと、ネットワーク環境を利用する上で重要なインターネットについて 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第14回 Webの活用 インターネットによる情報通信技術の利用について 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第15回 総括 これまでの内容の復習および予備日 事前学習1時間:配布資料に示した課題について講義中に回答できるように関連情報を調査する
事後学習1時間:講義内容と配布資料をもとに理解を深める
第16回 期末試験 選択および論述式筆記試験(指定資料、PC持込可) 事前学習2時間:試験は、他人の回答を見ない限りにおいて、講義中の配布資料、ノートやメモ、PCによる検索情報などすべての情報の利用を許可するので、試験の参考にする情報項目を整理する
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 50% D: 10%
成績評価法
講義内での演習課題により25%以内で成績に加算。期末試験で75%以内で成績評価。
教科書にかかわる情報
備考
教科書に相当する講義資料(PDF形式)および演習用資料は講義前にMoodleを介して配布する。
参考書にかかわる情報
備考
参考図書:Webで学ぶ情報処理概論(http://www.infonet.co.jp/ueyama/ip/introduction.html
メッセージ
ノートPCが必要。大学から付与されているメールアドレス(〜@yamaguchi-u.ac.jp)が送受信可能な状態にしておくこと。
キーワード
情報処理、情報技術、ICT、IoT、人工知能、統計、画像、マルチメディア、データ、情報、知識、データベース、データサイエンス、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
a0a12153@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
対面:月-木17:00以降、金13:00-16:00
メール:随時(特別な事由無い限り24時間以内に返信)

ページの先頭へ