開講年度
開講学部等
2025
農学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金1~2
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1071710220
植物生理・生化学
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
肥塚 崇男[KOEZUKA Takao]
ー
担当教員[ローマ字表記]
肥塚 崇男 [KOEZUKA Takao]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
植物が作り出す代謝産物の多様性は他の生物に比べ著しく高く、それらは光合成により水と二酸化炭素から作られる糖を原料にして様々な化学反応が連続して組み合わされることにより生産される。植物代謝産物の世界は、植物がどのような生存戦略をとってきたかを紐解く鍵となるが、これら代謝産物は我々のくらしに役立つ有用成分として利用されている。それゆえ、その理解は農学、食糧科学から薬学に至るまで広い分野の学問に必須である。本授業では進化の過程で獲得した植物代謝について生化学的側面から理解を進めながら、光合成から一次代謝と二次代謝、植物ホルモン、分子遺伝学、遺伝子技術に至るまで植物固有の生理、生化学を学ぶ。
授業の到達目標
植物が作り出す機能性成分について生化学的視点から捉え、植物が営む生理作用を分子レベルで理解する。
授業計画
【全体】
テキスト 基礎から学ぶ植物代謝生化学 第2版(羊土社)に沿って、授業を進める。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
植物生化学を学ぶための基礎知識
教科書を参考にしながら、植物生化学を学ぶための基礎知識について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第2回
植物代謝産物の分類
教科書を参考にしながら、植物代謝産物の分類について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第3回
芳香族化合物
教科書を参考にしながら、芳香族化合物について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第4回
イソプレノイド
教科書を参考にしながら、イソプレノイドについて学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第5回
アルカロイド
教科書を参考にしながら、アルカロイドについて学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第6回
糖、脂質、アミノ酸、含硫化合物
教科書を参考にしながら、糖、脂質、アミノ酸、含硫化合物について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第7回
植物ホルモン
教科書を参考にしながら、植物ホルモンについて学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第8回
生合成概論
教科書を参考にしながら、生合成概論について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第9回
生合成機構(酸化還元酵素、転移酵素、加水分解酵素)
教科書を参考にしながら、生合成機構(酸化還元酵素、転移酵素、加水分解酵素)について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第10回
生合成機構(脱離酵素、異性化酵素、合成酵素)
教科書を参考にしながら、生合成機構(脱離酵素、異性化酵素、合成酵素)について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第11回
転写因子
教科書を参考にしながら、転写因子について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第12回
植物代謝産物の輸送と蓄積
教科書を参考にしながら、植物代謝産物の輸送と蓄積について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第13回
植物バイオテクノロジー(組織培養)
教科書を参考にしながら、植物バイオテクノロジー(組織培養)について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第14回
植物バイオテクノロジー(遺伝子組換え)
教科書を参考にしながら、植物バイオテクノロジー(遺伝子組換え)について学ぶ
予習・復習(4時間以上)
第15回
総括
これまでの内容を総括する。
予習・復習(4時間以上)
第16回
期末試験
試験を実施する。
予習・復習(4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト80%、授業内レポート15%、授業態度5%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
基礎から学ぶ植物代謝生化学
ISBN
9784758120906
著者名
水谷正治,士反伸和,杉山暁史/編
出版社
羊土社
出版年
2018
備考
教科書は生協に手配してもらっています。第一回の講義までに生協で購入してください。
参考書にかかわる情報
備考
該当なし
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
肥塚(農学部)
まずは修学支援システムから連絡してください。
オフィスアワー
随時
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