タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月3~4   4.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071720101 農学入門Ⅱ 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
荒木 英樹[ARAKI Hideki]
担当教員[ローマ字表記]
荒木 英樹 [ARAKI Hideki], 執行 正義 [SHIGYO Masayoshi], 佐合 悠貴 [SAGOH Yuki], 鈴木 賢士 [SUZUKI Kenji], 細井 栄嗣 [HOSOI Eiji]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
農学入門Ⅰで学んだ基礎的知識が,生物生産の分野でどのように活用されているのかを農場での事例をみながら学ぶ.また,生物生産や農業生産物の流通において,近年開発されつつある革新的技術の開発状況や発展性などについても学ぶ.
授業の到達目標
授業計画
【全体】
農学入門Ⅰで学んだ基礎的知識が,生物生産の分野でどのように活用されているのかを農場での事例をみながら学ぶ.また,生物生産や農業生産物の流通において,近年開発されつつある革新的技術の開発状況や発展性などについても学ぶ.具体的には、①農学関連書籍を読み他の学生と意見交換する、②学内の教員や学外の農業関係団体の講師の話を聞き、山口県周辺を取り巻く農業・農学の話を理解する、③農場を視察して実際の生物生産の場とはどんなものなのかを理解する、という三本柱で進める。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 農学入門Ⅱの導入 農学を学ぶ上で最低限必要と考える書籍を紹介し,レポートの書き方などを示す(夏休み前の授業). 農学関係で読みたい本があればあらかじめ探しておくこと。書籍を読み込み考えを整理するために予習が必要である.
第2回 レポート発表 それぞれのレポートを読み,書籍を読んで気づいたこと,今後取り組んでみたいと思ったことなどを披露する. レジュメ(みんなに配布する資料)を作成し提出しておくこと。予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第3回 山口県や世界の土地利用型農業とは ・山口県のイネ,ムギ,ダイズ,飼料の生産量やその方法
・国際的な作物生産の概要
関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第4回 山口県の果樹生産 ・本地域の果樹生産の特徴とその取り組み 関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第5回 山口県の野菜生産 ・本地域の特色ある野菜を生み出す取り組み
関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第6回 山口県の施設園芸・植物工場 ・自然光型生産施設,人工光型生産施設のしくみ
・安全安心な野菜づくりの理論(IPMなど)
関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第7回 山口県の畜産業、鳥獣対策 ・国内および山口県の家畜の生産の特徴
・鳥獣害とは
農業生産に関わる施設にはどんなものがあるか復習しておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第8回 農場の仕組み ・附属農場にある生産施設を見学し、その役割を理解する。 前回授業の指示をきいて、関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第9回 「食料・農業・農村をめぐる情勢と今後の展開」 外部講師による講義。農林水産省の取り組みを解説する。 前回授業の指示をきいて、関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第10回 気象災害、スマート農業 スマート農業、気象と気象災害 関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第11回 「山口県農業の現状と課題および行政機関の役割」 山口県農業の現状と課題および行政機関の役割に関する外部講師の講義 関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第12回 食品製造 ・食品の製造や取り扱いにおける安全性について
※食品衛生管理の専門の方からも話を聞きます。
関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第13回 森林(林学)・海洋・環境保全系 ・山口県の林業および農村環境を守るための取り組み
関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第14回 農産物の流通・農家経営 生産,流通,販売,農家経営における農学の役割 関連するwebサイトを見ておく.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第15回 振り返り ・農学の広がりが分かる動画学習(一般的な番組)
・あるいは農場での体験学習
前回授業の指示に従って準備すること.予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
第16回 期末テスト これまでの各回の講義から、特に重要なものを問う 予習・復習にそれぞれ2時間ずつ時間を割くこと。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: --% C: 20% D: --%
成績評価法
課題に対するレポート30%、グループワークへの積極的な参加度30%、期末テスト40%
教科書にかかわる情報
備考
夏休みに農学関係の書籍を読む。書籍は、教員からの推薦図書もある(個人で探してもよい)。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 図解でよくわかる農業のきほん : 栽培の基礎から新技術、流通、就農まで ISBN 9784416615997
著者名 堀江武監修 出版社 誠文堂新光社 出版年 2015
備考
関連する書籍を授業ごとに紹介します。
メッセージ
学内の教員や学外の講師の話を楽しみながら学べます.是非「この農学部で何を学ぶか」について自分なりに積極的にアプローチしていって欲しいと考えています.
キーワード
農学全般
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • 質の高い教育をみんなに
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
農学系の授業全般と連絡する科目となります。
履修条件
連絡先
電話0839335920,農学部附属農場2F,E-mail: ahide@yamaguchi-u.ac.jp
※メールする場合は、本文に「宛先名」「送り主(自分の名前)」を書くようにしてください。件名も要件が分かるように適切に作文してください
オフィスアワー
メールでアポくれたら大体対応します。
居室には平日8:30以降います。

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