開講年度
開講学部等
2025
農学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金3~4
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1071720110
園芸学[Horticultural Science]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
金 貞希[KIM Junghee]
ー
担当教員[ローマ字表記]
金 貞希 [KIM Junghee]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
青果物はビタミン、無機質および機能性成分などの供給源として我々の食生活に欠かすことができない。本講義では、特に果樹を中心に果樹の植物学として,分類,果樹の花芽分化・開花,果実の発育・成熟について説明し,また,果実成分と生化学,さらには,果樹栽培と収穫後の品質保持について、基礎から応用まで幅広く諸事項を解説する。 韓国農村振興庁(RDA)・国立園芸特作科学院やベンチャー企業で勤務経験のある教員が、果樹園芸の基本的な知識や研究開発の実例について講義する。
授業の到達目標
1. 果樹を中心とした園芸学の基本的な事項について理解するとともに、園芸学の各領域の概要と課題を理解する。
2. 現代農業がかかえる問題について関心をもち、果樹栽培から利用加工まで幅広くに考えることができる。
授業計画
【全体】
園芸生産と輸入・輸出の現状を説明し,次に,特に果樹を中心とした分類・形態,花芽分化,開花,果実発育と成熟などの植物学・植物生理学に関連した内容について述べ,さらに,果実の成分とその成分の生合成過程および果実収穫後の品質保持と貯蔵加工技術について解説する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
園芸学とは
講義の進め方、参考図書の紹介を含む。
予習・復習を4時間以上すること!
第2回
園芸作物の生産状況と輸入
園芸作物の生産の現状・輸入農産物の増加と安全性の問題を含む。
予習・復習を4時間以上すること!
第3回
果樹の分類と形態
果樹の分類と形態的な特徴を説明する。
予習・復習を4時間以上すること!
第4回
果実成分と生化学(その1)
果実の特徴的な成分と機能性成分および生合成経路について説明する。
予習・復習を4時間以上すること!
第5回
果実成分と生化学(その2)
果実の特徴的な成分と機能性成分および生合成経路について説明する。
予習・復習を4時間以上すること!
第6回
果樹の開花と結実(その1)
果樹の花芽分化,開花時の諸問題,関連する植物ホルモンなどを取り上げ説明する。
予習・復習を4時間以上すること!
第7回
果樹の開花と結実(その2)
果樹の花芽分化,開花時の諸問題,関連する植物ホルモンなどを取り上げ説明する。
予習・復習を4時間以上すること!
第8回
果樹の開花と結実(その3)
果樹の花芽分化,開花時の諸問題,関連する植物ホルモンなどを取り上げ説明する。
予習・復習を4時間以上すること!
第9回
果実発育と成熟(その1)
果実発育と成熟過程の特徴と関連する植物ホルモン,特にエチレンを取り上げ解説する。
予習・復習を4時間以上すること!
第10回
果実発育と成熟(その2)
果実発育と成熟過程の特徴と関連する植物ホルモン,特にエチレンを取り上げ解説する。
予習・復習を4時間以上すること!
第11回
果実発育と成熟(その3)
果実発育と成熟過程の特徴と関連する植物ホルモン,特にエチレンを取り上げ解説する。
予習・復習を4時間以上すること!
第12回
果樹栽培(その1)
温州ミカン,リンゴ,ブドウなどの栽培を取り上げ解説する。
予習・復習を4時間以上すること!
第13回
果樹栽培(その2)
温州ミカン,リンゴ,ブドウなどの栽培を取り上げ解説する。
予習・復習を4時間以上すること!
第14回
果実の貯蔵と加工(その1)
果実の収穫後の取り扱い,輸送・貯蔵・加工を取り上げ解説する。 予習・復習を4時間以
予習・復習を4時間以上すること!
第15回
果実の貯蔵と加工(その2)
果実の収穫後の取り扱い,輸送・貯蔵・加工を取り上げ解説する。
予習・復習を4時間以上すること!
第16回
期末試験
期末試験を通じて評価する。
予習・復習を4時間以上すること!
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
期末テスト,小テストおよびレポートなどにより総合的に評価する。
定期試験 70%、小テスト・授業内レポート 20%、宿題・授業外レポート 10%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
園芸学第2版
ISBN
9784830041440
著者名
金山喜則編
出版社
文永堂出版
出版年
2023
備考
基本的には配布したプリントをもとに説明する。
内容によっては教科書をみながら説明する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
果実の機能と科学
ISBN
9784254435412
著者名
伊藤三郎編
出版社
朝倉書店
出版年
2011
参考書
書名
園芸生理学
ISBN
9784830041105
著者名
山木昭平編
出版社
文永堂出版
出版年
2007
参考書
書名
園芸作物保蔵論
ISBN
9784767961163
著者名
茶珎和雄ら編
出版社
建帛社
出版年
2007
参考書
書名
果樹園芸
ISBN
4830040939
著者名
志村 勲ら
出版社
文永堂出版
出版年
2000
備考
メッセージ
講義中の私語は厳禁します。真剣に学ぼうとしている方の迷惑になります。
さらに、携帯の使用は禁止とします。
キーワード
果樹,栽培生理,栽培管理,果実利用加工,実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
基礎園芸学・園芸利用学
履修条件
連絡先
e-mail: kim@yamaguchi-u.ac.jp
Tel: 083-933-5809
研究室:農学部本館南棟329号室 (金 貞希)
オフィスアワー
基本的には、水曜日 17:00~18:00
事前にメールにてお問い合わせしてください。
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