タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月7~8    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071720111 デジタルファーミング基礎 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
荊木 康臣[IBARAKI Yasuomi]
担当教員[ローマ字表記]
荊木 康臣 [IBARAKI Yasuomi], 武 靖
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
デジタルデータを活用した農業技術を概説する。特に、1)農業における情報の重要性、2)生産場面で発生するデジタルデータ、3)スマート農機、4)植物生育環境に関するデジタルデータを取得する方法、5)デジタルデータの利用法、という観点から論じる。
授業の到達目標
農業におけるデータの重要性を説明できる。農業分野で使用されるセンサの種類や原理を説明できる。植物の定量モニタリングの方法を説明できる。リモートセンシング・メッシュ気象データ・GISの活用の意義を説明できる。自らデジタルファーミングの事例を調査する。
授業計画
【全体】
まず、農業における情報の重要性についてて学んだ後に、生産現場で発生するデータとして、気象・環境関連データ、栽培管理情報・植物生理情報、画像データがあることを理解し、スマート農機の例として、トラクタ・コンバイン、ドローンなどの機器の仕組みや現状を学ぶ。さらに、センサの種類と原理・センサの設置方法、データロギング・マイコン活用・IoT、 通信技術・農業用クラウドについて基礎的な知識を学ぶ。後半では、光合成・蒸散速度測定など植物生育のモニタリング技術やリモートセンシング・GISの利用、メッシュ気象データの活用を学び、デジタルファーミング実践事例を自ら調査する。
    
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 デジタルファーミングとは 授業計画、農業における情報の重要性について 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 生産現場で発生するデータ1  気象情報・環境データ 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回 生産現場で発生するデータ2 栽培管理情報・植物生理情報 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 生産現場で発生するデータ3 画像情報 ・全球カメラの活用    授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 スマート農機1          農業機械概説 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回 スマート農機2          トラクタ・コンバイン他 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 スマート農機3     ドローン・選別機他 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 センサネットワーク技術1     センサの種類と原理・センサの設置方法 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回 センサネットワーク技術2     データロギング・マイコンの利用・IoT 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回 センサネットワーク技術3 通信技術・農業用クラウド 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回 植物生育のモニタリング      光合成・蒸散測定・植生指数・SPAD
授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回 リモートセンシング・GISの利用 原理・応用事例の紹介 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回 メッシュ気象データの活用  原理・応用事例紹介 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回 デジタルファーミング実践事例 自ら実践事例を調査する 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回 まとめ これまでの内容、特に知識の部分を再確認する 授業計画に沿って準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回 期末試験 これまでに学習してきた内容、主に
知識を問う。
授業計画に沿って準備学習4時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内課題レポート40%、期末試験60%
教科書にかかわる情報
備考
資料は講義時に提示する
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • Life on land
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
デジタルファーミング演習
履修条件
連絡先
ibaraki@yamaguchi-u.ac.jp
wu.jing@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
昼休み時間およ月曜日17:50~19:00

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