タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木1~2    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071720117 作物学汎論[Outline in Crop Science] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
高橋 肇[TAKAHASHI Tadashi]
担当教員[ローマ字表記]
高橋 肇 [TAKAHASHI Tadashi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 本講義は、作物学について広く全体にわたって論じる。最初に作物とは何かを学び、農作物(土地利用型作物)の類別について学ぶ。イネは、日本農業における基幹作物であり、イネを通して作物学の総論を学ぶ。さらに各論を、食用作物について、イネ科、マメ科、イモ類の具体的な作物種を例に学び、工芸作物、飼料作物、緑肥作物をも学ぶことで、作物学の全容を理解する。
授業の到達目標
農学専門応用力を身につける。作物学について広く全体にわたる知識を身につける。作物の分類を理解し、作物種による違いを理解している。
授業計画
【全体】
授業では,作物学について広く全体にわたって論じる。作物とは何かを学び、農作物の類別について学ぶ。イネを通して作物学の総論を学び、さらに各論をイネ科、マメ科、イモ類それぞれに学ぶ。工芸作物、飼料作物、緑肥作物についても学び、作物学全体を理解する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 作物学と作物の分類 作物学と作物生産 作物の分類(食用作物、工芸作物、飼料作物、緑肥作物)
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第2回 イネ(その1) 来歴、生産状況、形態、成長、発育
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第3回 イネ(その2) 生理生態的性質
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第4回 イネ(その3) 品種と育種、栽培
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第5回 コムギ イネ科コムギ属コムギの特徴
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第6回 オオムギ・トウモロコシ 他のイネ科作物(穀類)の特徴
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第7回 ダイズ マメ科ダイズ属ダイズの特徴
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第8回 インゲンマメ・ラッカセイ・アズキ 他のマメ科作物(マメ類)の特徴
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第9回 ジャガイモ イモ類の特徴、ジャガイモの特徴
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第10回 サツマイモ・その他の食用作物(ライムギ・ソバ・ササゲ・タロイモ) 他のイモ類の特徴、他の食用作物の特徴
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第11回 工芸作物(その1:ワタ・ナタネ・チャ) 繊維料類、油料類、嗜好料類の特徴
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第12回 工芸作物(その2:サトウキビ・テンサイ・コンニャク) 糖料類の特徴
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第13回 飼料作物・緑肥作物 飼料作物・緑肥作物の種類と特徴
教科書を読んで学習する。毎回の修学支援システム(5点)、対面小テスト(7点)で評価する。
翌週の小テストに備えて十分に復習すること(4時間)
第14回 ふりかえり これまでの授業内容で十分に理解できなかった点などをふりかえり,質問等に応じる これまでの学習を復習して意見をまとめておくこと(4時間)
第15回 作物学の応用 今後,農学を学習していくうえで作物学をどのように応用していくかについて,対話式に講義する これまでの学習を復習して意見をまとめておくこと(4時間)
第16回 期末試験、総括 授業全体への理解度を評価する
対面期末試験(9点)で評価する。
試験に備えてすべての学習内容を復習すること(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
成績は毎回の授業開始前に10分間実施する小テスト(7点満点×13回=91点)と期末試験(9点満点)との合計点によって評価する.小テストは,修学支援システムでも受験することができる.ただし、修学支援システムの小テストは5点満点で評価する。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 作物学 ISBN 9784830041266
著者名 今井勝, 平沢正編 出版社 文永堂出版 出版年 2013
備考
該当なし
参考書にかかわる情報
参考書 書名 作物学各論 ISBN 4254410220
著者名 石井龍一, 中世古公男, 高崎康夫著 出版社 朝倉書店 出版年 1999
備考
該当なし
メッセージ
小テストは,前週の講義内容から出題する.講義時間中にヒント(問題文と解答への手引き)を与えるので,注意深く授業を聞くこと.修学支援システムの小テストでも5点満点で配点する。授業終了後、修学支援システムの小テストで授業の復習を兼ねて学習し、復習・学習の成果を翌週の対面の小テストで発揮してほしい。
授業は教科書を使って進めます。必ず事前に教科書を入手しておいてください。
キーワード
作物学、各論、食用作物、工芸作物、飼料作物、緑肥作物
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任
  • Life on land
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
農学入門Ⅰ,農学入門Ⅱ,作物学,植物生理学,植物育種学,栽培学,作物学実験
履修条件
連絡先
農学部128室,内線5840,E-mail: tadashit@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月〜金曜日7:00〜8:00 月・火・木・金曜日12:00〜12:30

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