タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月1~2   3.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071720122 植物生理学[Plant physiology] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
荒木 英樹[ARAKI Hideki]
担当教員[ローマ字表記]
荒木 英樹 [ARAKI Hideki]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
植物の細胞構造,光合成,呼吸代謝,二次代謝,成長と発生など,植物の栄養,代謝,成長・分化について説明するとともに,植物ホルモンの生理作用・作用機作ならびに環境ストレス下での植物の反応ついて解説する.

授業やテストは教科書「植物の体の中では何が起こっているのか(ベル出版)」を毎回必ず使用するため,事前に購入しておくこと.

【注】この授業は、生物機能科学科の学生の受講をお断りしています。グループワークがありスペースが十分にないこと、2年生以上の学生にはもう少し高いレベルの授業を受けてもらいたいこと、などが理由です。(特別な理由がある場合は除く)
授業の到達目標
植物が生命を全うし次世代に生を引き継ぐ仕組みが理解できる。
植物の生産機能や環境に対する応答が説明できる。
栽培における植物生理学の重要性が理解できる。
授業計画
【全体】
講義は教科書を中心に解説する.教科書は最初の授業から使用するので,9月になったら速やかに購入すること.

授業の進め方は次の通り。

以下、自宅での作業。
①予習:教科書の当該の範囲を読んでくる。

以下授業中の作業
②小テスト:当該の範囲を読んできた学生に有利になる「スピードテスト」を実施する。
③設問に対する解答の作成:当該範囲の中で重要な要素に関して設問を設定し、その解答を作成する。(PC持参する)
 解答は、google workspaceのClassroomを使って全員で共有します。
④作成した解答を前方のスライドに写し、解答をブラッシュアップする。
⑤次回の範囲の指示とポイントの説明
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 序章 植物のちから 植物生理とは,学習の進め方 教科書
PC持参すること。
資料の理解,教科書の指定.教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第2回 光合成 アンテナ,光化学系
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第3回 光合成 炭素同化,いろいろな炭素同化
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第4回 光合成 光合成の生態的な意義
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第5回 環境応答  屈性 水吸収
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第6回 植物ホルモン  オーキシン
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第7回 植物ホルモン  ジベレリン
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第8回 植物ホルモン  その他のホルモン
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第9回 これまでの振り返り 中間テストを含む
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第10回 生活環  発芽と休眠,緑化と成長
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第11回 生活環  花成と開花
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第12回 生活環 粉と受精,老化と寿命
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第13回 呼吸と代謝  呼吸
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第14回 呼吸と代謝  無機栄養,物質代謝
PC持参すること。
教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第15回 まとめ 中間テスト2回目を含む 教科書や配布資料を用いて,予習と復習をそれぞれ2時間程度おこなうこと.
第16回 期末テスト 習熟度が低いとみなされるものに対して実施する。 対象者は、目標水準に到達していないことを考え、予習・復習にそれぞれ2時間以上時間を割くこと。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 30% D: --%
成績評価法
習熟度確認テスト50x2=100%、習熟度が目標値に到達しなかった者には期末テストを課します。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 植物の体の中では何が起こっているのか ISBN 9784860644222
著者名 嶋田幸久・萱原正嗣 出版社 ベル出版 出版年 2015
教科書 書名 サイエンスビュー 生物総合資料(2026年に改訂予定) ISBN 978-4-407-36795-9
著者名 実教出版編修部編 出版社 実教出版 出版年 2026
備考
「サイエンスビュー生物総合資料」は生物学の授業で使用するやつです。たびたび改訂されるので、最新の版を購入してください。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 植物生理学 ISBN 9784759819977
著者名 三村徹郎, 深城英弘, 鶴見誠二編著 出版社 化学同人 出版年 2019
参考書 書名 エッセンシャル植物生理学 : 農学系のための基礎 ISBN 9784065295816
著者名 牧野周 [ほか] 著 出版社 講談社 出版年 2022
参考書 書名 植物生理学入門 ISBN 9784563077624
著者名 桜井英博ら共著 出版社 培風館 出版年 2001
備考
該当なし
メッセージ
指定した教科書を何度も何度も読めば,少しは植物の気持ちが分かるようになります.

上記にもありますが、生物機能科学科の学生の履修は遠慮してもらっています。特別な理由がある場合は面談しますので、メールにて連絡を取ってください。
キーワード
植物生理,植物生態,光合成,呼吸,植物ホルモン,環境応答
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • 気候変動に具体的な対策を
  • Life on land
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
植物関係の科目全般
履修条件
連絡先
農学部附属農場
ahide@yamaguchi-u.ac.jp
083-933-5920
オフィスアワー
月〜金曜日7:30〜8:30,火曜日と木曜日の15:30〜

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