タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火3~4   4.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071720206 有機化学Ⅰ 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
赤壁 善彦[AKAKABE Yoshihiko]
担当教員[ローマ字表記]
赤壁 善彦 [AKAKABE Yoshihiko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
生命は幾多の化学物質の上に成立している。生命現象を理解しようとするとき、分子どうしの反応性、分子の構造、性質に関する化学的基礎知識が不可欠である。本講義ではこうした観点から有機化学の基礎を簡潔に解析する。 なお、本講義は「有機化学」に引き続いて開講されるものである。
授業の到達目標
分子どうしの反応性、分子の構造、性質に関する化学的基礎知識が習得することで、生命現象を分子レベルで考察する能力を身につける。
授業計画
【全体】
講義、演習は、テキストおよびプリントとプロジェクターを用いて行う。講義最後に、今回の講義内容についてショートテストを毎回実施し、学習意欲を刺激するとともに、講義の進行を吟味する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 天然物有機化学を理解するための立体化学(I) 立体化学と四面体炭素
キラリティー
光学活性
比旋光度
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第2回 然物有機化学を理解するたの立体化学(II) 立体配置表示のための順位則ジアステレオマー
ラセミ体と鏡像異性体の分割立体異性体の物理的性質
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第3回 ハロゲン化アルキル(I) ハロゲン化アルキルの命名
合成と反応
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第4回 ハロゲン化アルキル(II) 求核置換反応の概要
各種求核置換反応
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第5回 ハロゲン化アルキル(III) 脱離反応の概要
各種脱離反応
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第6回 アルコール,エーテル(I) アルコール,エーテルの命名
アルコール,エーテルの性質
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第7回 アルコール,エーテル(II) アルコール,エーテルの合成と反応 授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第8回 フェノール,チオール,スルフィド フェノール,チオール,スルフィドの命名
フェノールの合成と反応
チオール,スルフィドの合成と反応
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第9回 アルデヒドとケトン(I) アルデヒドとケトンの命名
カルボニル基の構造と性質
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第10回 アルデヒドとケトン(II) アルデヒドとケトンの合成
アルデヒドとケトンの求核付加(還元,水和,アセタール化)
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第11回 アルデヒドとケトン(III) アルデヒドとケトンの求核付加(イミン,アルコールの生成)
Wittig反応
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第12回 カルボン酸とその誘導体(I) カルボン酸とその誘導体の命名
カルボン酸の構造と性質
カルボン酸の合成
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第13回 カルボン酸とその誘導体(II) 求核アシル置換反応
Fischerのエステル化反応
酸ハロゲン化物の化学
酸無水物の化学
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第14回 カルボン酸とその誘導体(III) エステルの化学
アミドの化学
ニトリルの化学
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第15回 カルボン酸とその誘導体(III)および総括 ニトリルの化学
ポリマー
1−15週の総復習
授業外指示時間、合計4時間以上

原則、対面授業とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン授業)する場合は、修学支援システムより連絡します。配布資料の見直し並びに次週の予習(30分から1時間程度)をしてください。
第16回 試験 第1-第15回までの内容の試験 原則、対面試験とします。ただし、感染拡大等に伴い、実施方法を変更(Webexによるオンライン)する場合は、修学支援システムより連絡します。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 40% D: --%
成績評価法
小テスト 30%、学期末の筆記テスト 70%
教科書にかかわる情報
備考
授業内容はテキストを使用せず、準備した資料を配布して解説する。演習は、プリントおよびプロジェクターを用いて行う。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ブルース有機化学概説 第3版 ISBN 9784759818314
著者名 "Paula Bruice [著] ; 大船泰史ら" 出版社 化学同人 出版年 2017
参考書 書名 マクマリー有機化学概説 第7版 ISBN 9784807906987
著者名 John McMurry [著] ; 伊東椒, 児玉三明訳 出版社 東京化学同人 出版年
備考
講義の中で、適宜紹介する。
メッセージ
農学、食品学、薬学の基礎となる内容です。
キーワード
化学、有機化学、天然物化学
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • つくる責任つかう責任
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
有機化学分析、化学実験、化学概論、人間と化学、食と生命
履修条件
連絡先
研究室 083-933-5851
オフィスアワー
月-金 16時ー18時

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