開講年度
開講学部等
2025
農学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金3~4
1.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1071720211
細胞生化学[Cellular Biochemistry]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
内海 俊彦[UTSUMI Toshihiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
内海 俊彦 [UTSUMI Toshihiko], 木股 洋子 [KIMATA Yohko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
細胞及び生体膜の構造と機能について概説し、細胞間及び細胞内情報伝達機構について最近のトピックスを例に挙げながら解説する。
授業の到達目標
近年のライフサイエンス分野の中心課題となっている「細胞情報伝達機構」に関する基礎知識を修得することを目的とし、「細胞」の起源、進化の概要を理解し、さらに、細胞および細胞膜の構造と機能の概要を理解する。
授業計画
【全体】
「細胞」の起源、進化の概要を概説し、続いて、細胞および細胞膜の構造と機能について紹介する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション(ガイダンス
原則、対面授業とする。
ただし、感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は、修学支援システムにより連絡します。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
細胞の誕生-無細胞から細胞へ
細胞の進化における細胞の誕生の過程即ち、無細胞から細胞が出現した過程について解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回
原核細胞から真核細胞へ
細胞の進化における原核細胞から真核細胞が形成された過程について解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回
真核細胞内の細胞小器官とその機能
真核細胞内の細胞小器官とその機能について例を挙げ解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
生体膜の基本構造、物理化学的性質
生体膜の基本構造および物理化学的性質について脂質二重層構造、膜の流動性等に着目して解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
生体膜の生合成(脂質の生合成)
生体膜を構成する脂質の生合成過程について例を挙げ解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
生体膜の生合成(タンパク質の生合成)
生体膜を構成するタンパク質である膜タンパク質の生合成過程について解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
生体膜を介する物質の輸送[1]低分子物質の輸送
生体膜を介する物質の輸送のうち、トランスポーターを介した低分子物質の輸送について解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
生体膜を介する物質の輸送[2]高分子物質(タンパク質)の輸送
細胞内のタンパク質輸送について小胞輸送を中心に解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
生体膜を介するシグナル伝達機構[1]cAMP経路
生体膜を介するシグナル伝達機構の3つの古典経路のうちのcAMP経路について例を挙げ解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
生体膜を介するシグナル伝達機構[2]カルシウム経路
生体膜を介するシグナル伝達機構の3つの古典経路のうちのカルシウム経路について例を挙げ解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
生体膜を介するシグナル伝達機構[3]チロシンキナーゼ経路
生体膜を介するシグナル伝達機構の3つの古典経路のうちのチロシンキナーゼ経路について例を挙げ解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
生体膜を介するシグナル伝達機構[4]アポトーシス経路
生体膜を介するシグナル伝達機構のうちのアポトーシス経路について例を挙げ解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
生体膜を介するシグナル伝達機構[4]その他の経路
生体膜を介するシグナル伝達機構のうちの古典経路、アポトーシス経路以外の経路について例を挙げ解説する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
まとめ
講義内容全体のまとめを行うとともに、期末試験の内容に関して周知する。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回
試験
学習したこと全て
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 15% C: --% D: --%
成績評価法
出席を欠格条件に使用 (80%未満の出席率の場合には単位を認めない)。 学期末の筆記テスト 100 %
教科書にかかわる情報
教科書
書名
ヴォート基礎生化学 (第5版)
ISBN
9784807909254
著者名
Donald Voetら(田宮信雄ら訳)
出版社
東京化学同人
出版年
2017
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
Essential 細胞生物学 (原著第5版)
ISBN
9784524226825
著者名
Alberts 他著(中村桂子他訳)
出版社
南江堂
出版年
2021
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
utsumi[at]yamaguchi-u.ac.jp
※[at]の部分を@に書き換えてメールしてください
オフィスアワー
随時、メールにて連絡すること
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