タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木3~4    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071720213 微生物機能化学[Microbial Physiology and Biochemistry] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
藥師 寿治[YAKUSHI Toshiharu]
担当教員[ローマ字表記]
藥師 寿治 [YAKUSHI Toshiharu], 片岡 尚也 [KATAOKA Naoya]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
微生物の機能、特にその細胞表層での機能(主に、細胞分裂、抗生物質作用、膜輸送、シグナル伝達機構、細菌運動性など)に関連した生化学的理解を説明するとともに、微生物機能の応用となる発酵産業およびバイオテクノロジー分野の発展について説明する。メーカーの研究部門で勤務経験のある教員が,製薬研究の基本的な知識や考え方についても講義する。
授業の到達目標
本授業内容に関連した分野の知見や研究成果を理解できるようになる。
授業計画
【全体】
1. 細菌の細胞表層構造の一般的特徴
2. ペプチドグリカン生合成と細胞分裂、ペニシリンの作用
3. 抗生物質の作用と耐性菌
4. 細胞質膜の構造と機能の一般的特徴
5. 細胞質膜の機能:エネルギー生成反応
6. 細胞質膜の機能:膜輸送反応
7. べん毛と細菌の運動能、走化性
8. 中間まとめ
9. 細胞質膜のシグナル伝達機構・シグナル伝達と遺伝子発現調節
10. 産業微生物学:発酵生産
11. 抗生物質生産とビタミン・アミノ酸発酵
12. 酵素生産と酵素利用
13. アルコール発酵と酢酸発酵
14. バイオテクノロジーと遺伝子工学
15. 微生物ゲノムとポストゲノム解析
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 細菌の細胞表層構造の一般的特徴 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第2回 ペプチドグリカン生合成と細胞分裂、ペニシリンの作用 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第3回 抗生物質の作用と耐性菌 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第4回 細胞質膜の構造と機能の一般的特徴 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第5回 細胞質膜の機能:エネルギー生成反応 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第6回 細胞質膜の機能:膜輸送反応 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第7回 べん毛と細菌の運動能、走化性 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第8回 中間試験 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第9回 シグナル伝達と遺伝子発現調節 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第10回 産業微生物学:発酵生産 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第11回 抗生物質生産とビタミン・アミノ酸発酵 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第12回 酵素生産と酵素利用 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第13回 アルコール発酵と酢酸発酵 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第14回 バイオテクノロジーと遺伝子工学 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第15回 微生物ゲノムとポストゲノム解析 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
第16回 期末試験 原則,対面授業とする。
ただし,感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は,修学支援システムにより連絡する。
予習・復習 (学修時間の目安:主に復習を4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業態度・授業への参加度 10%、小テスト 40%、期末テスト 50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 Brock Biology of Microorganisms 16th Edition ISBN 9781292404790
著者名 M. T. Madigan et al. 出版社 Pearson Prentice Hall Pearson Education Inc. 出版年 2021
備考
"Brock Biology of Microorganisms 16th Edition"を使います。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ヴォート基礎生化学 ISBN 9784807909254
著者名 D. Voet, J. G. Voet, C. W. Pratt著 ; 田宮信雄 [ほか] 訳 出版社 東京化学同人 出版年 2017
備考
「ヴォート基礎生化学」が参考書です。
メッセージ
「微生物学」を受講済みであることが望まれる。
キーワード
微生物
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
「微生物学」「微生物機能化学・食品化学実験」
履修条件
連絡先
藥師
電話 083-933-5858
メール juji(at)yamaguchi-u.ac.jp
片岡
電話 083-933-5857
メール nkataoka(at)yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時。メールで連絡してください。

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