開講年度
開講学部等
2025
農学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1071720217
食品衛生学[Food Hygienic Science]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
臼井 将勝[USUI Masakatsu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
臼井 将勝 [USUI Masakatsu], 阿座上 弘行 [AZAKAMI Hiroyuki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
食に関わる事故を未然に防止し、また不幸にして事故が起きた場合にはその拡大・拡散を抑制し、健康で豊かな食生活を送るための理論と実践について論ずる。食品衛生法、食品安全基本法等食に関係する法規類、食品の変質、食と微生物の関係、食中毒の発生と予防、食品中の汚染物質、食物アレルギーなどについての情報を提供する。
授業の到達目標
食に関わる事故を未然に防止し、また不幸にして事故が起きた場合にはその拡大・拡散を抑制し、健康で豊かな食生活を送るための理論と実践について論ずる。食品衛生法、食品安全基本法等食に関係する法規類、食品の変質、食と微生物の関係、食中毒の発生と予防、食品中の汚染物質、食物アレルギーなどについての情報を提供する。
授業計画
【全体】
この授業では、まず安心で安全な食品が供給されるための法律や関係組織について概観する。その後、食品の変質にかかわる微生物や化学反応について学ぶことで授業に関する基礎知識を養成する。その後、食中毒と細菌、ウイルス、寄生虫、化学物質および自然毒との関係について理解する。カビ毒や放射性物質、有害元素および混入異物についても取り上げ、それらがクローズアップされてきた背景、問題点及び将来予測などについて学ぶ。さらに、食物アレルギーについて免疫とのかかわりやアレルゲンの科学的理解をすすめ、予防法についても研究現場の現状を交えて学び、食品衛生管理における実学的知識を得る。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
食品衛生管理の目的、法律や関係組織
教科書または配布資料に目を通し予習と復習をする(4時間以上)。
第2回
食品の変質1
腐敗や発酵、有害物質の生成など
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第3回
食品の変質2
食品の変質防止法
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第4回
微生物の基礎
有害と有用微生物・滅菌・消毒
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第5回
食中毒
食中毒の原因
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第6回
食中毒と細菌
食中毒の原因となる細菌と予防法
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第7回
食中毒とウイルス
食中毒の原因となるウイルスと予防法
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第8回
食中毒と寄生虫
食中毒の原因となる寄生虫と予防法
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第9回
食中毒と化学物質・自然毒
食中毒の原因となる化学物質・自然毒と予防法
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第10回
食品中の汚染物質その1
カビ・化学物質
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第11回
食品中の汚染物質その2
有害元素
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第12回
食品中の汚染物質その3
放射性物質・異物混入
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第13回
食物アレルギーその1
免疫・アレルギーの分類と発症機序
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第14回
食物アレルギーその2
食物アレルゲンと対策
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第15回
まとめ
各項目の振り返りと関係性の説明
対面式授業を予定、ただし、感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は、修学支援システムにより連絡します。
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
第16回
期末テスト
1~15週の習熟度確認
対面式の試験を予定、ただし、感染状況拡大等に伴い実施方法を変更する場合は、修学支援システムにより連絡します。
教科書または配布資料に目を通し予習(2時間)と復習(2時間)をする。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テストで評価します。 (テスト100%)
教科書にかかわる情報
教科書
書名
食品衛生学 改訂第2版
ISBN
9784758113595
著者名
田﨑達明 編
出版社
羊土社
出版年
2019
備考
配布したプリントを使用する場合がある。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
わかりやすい食品機能学
ISBN
9784782707708
著者名
森田英利, 田辺創一編著 ; 臼井将勝 [ほか] 共著
出版社
三共出版
出版年
2017
備考
免疫や食物アレルギーに関する理解を深めるための参考書です。
メッセージ
キーワード
食品衛生法、食品安全基本法、食品の変質、腐敗と発酵、有害物質の生成、有害微生物と有用微生物、滅菌、消毒、食中毒(細菌、ウイルス、寄生虫、化学物質、自然毒)、食品中の汚染物質(カビ・化学物質、有害元素、放射性物質・異物、食物アレルギー(免疫、アレルギー発症機序、アレルゲンと対策)
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
usuim@fish-u.ac.jp
オフィスアワー
質問などにはメールを使用してください。その際には、タイトルに学籍番号、氏名を明記すること。返信メールが受け取れるように端末の設定を確認してください。
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