タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月5~7,火5~7,他    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071720222 生化学実験 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
宮田 浩文[MIYATA Hirofumi]
担当教員[ローマ字表記]
宮田 浩文 [MIYATA Hirofumi], 今村 博臣, 前野 慎太朗, 肥塚 崇男 [KOEZUKA Takao], 高坂 智之 [KOHSAKA Tomoyuki], 菊池 涼夏
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
専門分野において修得した知識に基づき、実験結果を主体的に解析する方法を習得する。実験操作および結果についてディスカッションし、課題に対して協同で取り組めるコミュニケーション能力と、その結果を表現するプレゼンテーション能力を身につけることを目的とする。
授業の到達目標
専門分野において修得した知識に基づき、実験結果を主体的に解析する方法を習得する。実験操作および結果についてディスカッションし、課題に対して協同で取り組めるコミュニケーション能力と、その結果を表現するプレゼンテーション能力を身につける。
授業計画
【全体】
数名のグループに分かれて協同で実験を行う。各自で実験レポートにまとめる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 PCR
PCR技術を用いれば、わずかな遺伝子の違いを検出することが可能である。本実験では、PCRの原理および基本操作を習得する。
テキストを読んで予習をしておくこと。
予習・復習各2時間程度
第2回 形質転換
遺伝子工学において、外来遺伝子を発現宿主に導入する形質転換は遺伝子操作に必須である。本実験では、バクテリアへの形質転換の原理および基本操作を習得する。
テキストを読んで予習をしておくこと。
予習・復習各2時間程度
第3回 タンパク発現
発現用プラスミドを組み込んだ大腸菌を培養し、場合により誘導基質を加えることによって組換えタンパク質を発現させる。本実験では、異種タンパクを大腸菌で発現させる際の原理と操作を習得する。
テキストを読んで予習をしておくこと。
予習・復習各2時間程度
第4回 タンパク精製
目的のタンパク質を精製するには、細胞からタンパク質を抽出し、抽出されたタンパク質を分画する必要がある。本実験では、アフィニティカラムを用いて簡易的にタンパク質を分画精製し、その原理と操作を学ぶ。
テキストを読んで予習をしておくこと。
予習・復習各2時間程度
第5回 タンパク電気泳動
細胞内で発現しているタンパク質を分離検出する方法として、SDS-PAGEが一般的である。本実験では、SDS-PAGEの原理と操作を学ぶ。
テキストを読んで予習をしておくこと。
予習・復習各2時間程度
第6回 ウエスタンブロッテイング

発現タンパク質を特異的に検出する方法として、電気泳動後のタンパク質をメンブレンに転写して抗体で検出する、ウエスタンブロッティングがある。本実験では、ウエスタンブロッティングの原理と方法を学ぶ。
テキストを読んで予習をしておくこと。
予習・復習各2時間程度
第7回 タンパクの機能測定1

今回はTCAサイクルのキーエンザイムであるコハク酸脱水素酵素をとりあげ,組織切片に対する酵素染色の画像をもとに,タンパクの機能を推定する。
テキストを読んで予習をしておくこと。
予習・復習各2時間程度
第8回 タンパクの機能測定2
前回と同様にコハク酸脱水素酵素について,in vitroでの活性測定を分光光度計を用いて行う。前回の結果と合わせて酵素の機能測定について理解する。
テキストを読んで予習をしておくこと。
予習・復習各2時間程度
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト20%、レポート80%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ヴォート「基礎生化学」第5版 ISBN 9784807909254
著者名 出版社 出版年
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
PCR,形質転換,タンパク発現・精製,電気泳動,ウエスタンブロッテイング,タンパクの機能測定,酵素

持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
生化学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ
履修条件
連絡先
宮田浩文(hiro@yamaguchi-u.ac.jp), 今村博臣(imamura-h@yamaguchi-u.ac.jp), 前野慎太朗 (maeno.s@yamaguchi-u.ac.jp)

オフィスアワー
メール連絡

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