タイトル

開講年度 開講学部等
2025 農学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年集中 集中   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1071757105 特別演習[Special Seminar] 日本語 4
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
高橋 肇[TAKAHASHI Tadashi]
担当教員[ローマ字表記]
高橋 肇 [TAKAHASHI Tadashi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 特別演習では,卒業論文研究を開始するのに必要な素養を身につけることにはじまり,各自の卒業論文研究テーマをセミナー形式で検討し合う.さらに卒業論文研究で得られたデータの解析方法を学び,検討したうえで,関連研究論文の研究紹介を通じて自らの研究に関する研究史を把握する.卒業論文研究の成果は,中間発表会,合同研究発表会を通じて発表し,プレゼンテーション技術を高める.
授業の到達目標
農学専門応用力を高め、課題解決力・自己研鑽能力を身につける。卒業論文研究のための準備や卒業論文研究を通じて、発表技術の習得,研究手法の習得を目標とする.
授業計画
【全体】
特別演習では,卒業論文を書くための基礎として,まず,作物学研究のこれまでの研究史についてセミナーを通じて学ぶ.続いて,これまでの成果を踏まえたうえで,今後,どのような研究が求めらるかを検討し,新たな研究テーマを計画する.卒業論文研究でデータが得られた後,本演習にてデータの検討を行い,これらデータを用いて図表を用いたデータのまとめ方を学ぶ.得られた成果は,外部研究者による評価を受け,文献探索により研究背景の調査を行う.卒業論文を完成させた後,3月に他大学や関連研究機関との合同発表会に臨み,最終的な研究成果を公表する.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 作物学研究入門1 卒業論文研究の背景となるこれまでの作物学研究の研究史を学ぶ 文献検索の方法について修得しておくこと(4時間)
第2回 作物学研究入門2 卒業論文研究の背景となるこれまでの作物学研究の研究史を学ぶ 文献検索の方法について修得しておくこと(4時間)
第3回 作物学研究入門3 卒業論文研究の背景となるこれまでの作物学研究の研究史を学ぶ 関連する文献を検索・収集しておくこと(4時間)
第4回 作物学研究入門4 卒業論文研究の背景となるこれまでの作物学研究の研究史を学ぶ 関連する文献を検索・収集しておくこと(4時間)
第5回 卒業論文研究テーマの検討1 卒業論文研究のテーマを検討し,試験方法について検討する. 検索・整理した文献を用いて卒業論文研究テーマについて議論する。(4時間)
第6回 卒業論文研究テーマの検討2 卒業論文研究のテーマを検討し,試験方法について検討する. 検索・整理した文献を用いて卒業論文研究テーマについて議論する。(4時間)
第7回 卒業論文研究テーマの検討3 卒業論文研究のテーマを検討し,試験方法について検討する. 「作物学実験」を復習し、試験方法を設計できるようにしておくこと(4時間)
第8回 卒業論文研究テーマの検討4 卒業論文研究のテーマを検討し,試験方法について検討する. 「作物学実験」を復習し、試験方法を設計できるようにしておくこと(4時間)
第9回 卒業論文研究データの検討1 卒業論文研究で得られたデータを紹介し,まとめ方について議論する. Excelの使用方法を習得しておくこと(4時間)
第10回 卒業論文研究データの検討2 卒業論文研究で得られたデータを紹介し,まとめ方について議論する. Excelの使用方法を習得しておくこと(4時間)
第11回 卒業論文研究データの検討3 卒業論文研究で得られたデータを紹介し,まとめ方について議論する. 統計解析の方法を復習しておくこと(4時間)
第12回 卒業論文研究データの検討4 卒業論文研究で得られたデータを紹介し,まとめ方について議論する. 統計解析の方法を復習しておくこと(4時間)
第13回 卒業論文研究データの解析1 卒業論文研究のデータを図表にまとめ,データについて論議する. PowerPointの使用方法を習得しておくこと(4時間)
第14回 卒業論文研究データの解析2 卒業論文研究のデータを図表にまとめ,データについて論議する. PowerPointの使用方法を習得しておくこと(4時間)
第15回 卒業論文研究データの解析3 卒業論文研究のデータを図表にまとめ,データについて論議する. 作図・作表したものをもとに得られた結果を指導者・友人と議論する(4時間)
第16回 卒業論文研究データの解析4 卒業論文研究のデータを図表にまとめ,データについて論議する. 作図・作表したものをもとに得られた結果を指導者・友人と議論する(4時間)
第17回 卒業論文研究中間発表会1 卒業論文研究の成果を外部研究者に向け発表し,評価を受ける. 図表をもとにプレゼンを作成し、発表原稿を作成する。(4時間)
第18回 卒業論文研究中間発表会2 卒業論文研究の成果を外部研究者に向け発表し,評価を受ける. 図表をもとにプレゼンを作成し、発表原稿を作成する。(4時間)
第19回 卒業論文研究中間発表会3 卒業論文研究の成果を外部研究者に向け発表し,評価を受ける. プレゼンの練習をリハーサルにより十分に行うこと(4時間)
第20回 卒業論文研究中間発表会4 卒業論文研究の成果を外部研究者に向け発表し,評価を受ける. プレゼンの練習をリハーサルにより十分に行うこと(4時間)
第21回 卒業論文での文献引用のための研究紹介1 卒業論文で引用する文献を紹介し,どのように引用するかを検討する. 自身の結果をもとに関連する文献を検索・収集する(4時間)
第22回 卒業論文での文献引用のための研究紹介2 卒業論文で引用する文献を紹介し,どのように引用するかを検討する. 自身の結果をもとに関連する文献を検索・収集する(4時間)
第23回 卒業論文での文献引用のための研究紹介3 卒業論文で引用する文献を紹介し,どのように引用するかを検討する. 文献紹介ゼミの発表準備を行う。(4時間)
第24回 卒業論文での文献引用のための研究紹介4 卒業論文で引用する文献を紹介し,どのように引用するかを検討する. 文献紹介ゼミの発表準備を行う。(4時間)
第25回 卒業論文での文献引用のための研究紹介5 卒業論文で引用する文献を紹介し,どのように引用するかを検討する. ゼミ発表の結果をもとに引用文リストを作成する。(4時間)
第26回 卒業論文での文献引用のための研究紹介6 卒業論文で引用する文献を紹介し,どのように引用するかを検討する. ゼミ発表の結果をもとに引用文リストを作成する。(4時間)
第27回 山口・九州の作物研究機関合同研究発表会1 山口・九州の作物研究機関が合同で開催する研究発表会に参加・発表する. 3月に開催される合同発表会での発表準備を行う。(4時間)
第28回 山口・九州の作物研究機関合同研究発表会2 山口・九州の作物研究機関が合同で開催する研究発表会に参加・発表する. 3月に開催される合同発表会での発表準備を行う。(4時間)
第29回 山口・九州の作物研究機関合同研究発表会3 山口・九州の作物研究機関が合同で開催する研究発表会に参加・発表する. 発表会での議論をもとに卒論の考察を再検討する(4時間)
第30回 山口・九州の作物研究機関合同研究発表会4 山口・九州の作物研究機関が合同で開催する研究発表会に参加・発表する. 発表会での議論をもとに卒論の考察を再検討する(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 20% D: 40%
成績評価法
日々の積み重ねにより作物学研究の背景をきちんとまとめられているか(60点),さらには自らの研究成果をきちんと公表できているか(40点)について評価する.
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使わず、資料を用意する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 理科系の作文技術 ISBN 9784121006240
著者名 木下是雄著 出版社 中央公論新社 出版年 2002
備考
該当なし
メッセージ
卒論を執筆するうえで必要な素養を身に着けます。
キーワード
作物学研究入門、データの検討・解析、発表会、研究紹介
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
作物学、作物学実験、作物学汎論、農業統計学、卒業論文
履修条件
連絡先
内線5840,農学部128室,E-mail: tadashit@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月〜金曜日7:00〜8:00 月・火・木・金曜日12:00〜12:30

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