タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共同獣医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半 火1~2 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1081010202 畜産科学[Animal Production Science] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
角川 博哉[KADOKAWA Hiroya]
担当教員[ローマ字表記]
角川 博哉 [KADOKAWA Hiroya]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
哺乳動物の一種として出現した人類は、地球上の様々な地域に移動して住処(すみか)を拡大し、大部分は定住生活を営むようになった。そして自己の生存、および、種の保存という目的を達成するために、野生動物のうちの一部の動物の飼育を開始した。そしてそれら動物のもつ、粗飼料等の消化利用能力、繁殖能力、運動能力、また、肉・乳・卵、皮などの産物を利用するようになった。さらに動物の能力を改変し、飼育管理の方法を改良、発展させ、産業としての効率を向上させてきた。また経営体は、専門化、大規模化してきた。そして自分の住処の周辺にとどまらず、自国の遠隔地、さらには他国にまで産物を販売するようになった。以上の過程には、食の安定供給という正の側面と共に、新たに多くの問題を抱え込むという負の側面がある。獣医師の任務は、このように人類に利用される動物、経営体で働く人々、産物の流通、ならびに、諸問題をよく理解し、動物の病気を予防、治療し、さらには、健全な社会の構築や、人類の繁栄に貢献することである。
授業の到達目標
1.国内外の動物生産の歴史や現状についての知識を得て、説明することができる。
2.主要な動物の品種や、遺伝資源としての改良と増殖の理論を学び、説明することができる。
3.動物の成長過程、産乳、産肉、産卵のための生体機構、飼養管理方法、問題点を理解して、説明することができる。
4.環境と資源循環についての理解を深め、説明することができる。
授業計画
【全体】
1.世界と日本の動物生産の歴史、現状の国際比較、今後の動向
2.重要な動物種と品種、育種理論
3.遺伝資源と繁殖
4.産肉のための生体機構、飼育、施設、問題点
5.産乳のための生体機構、飼育、施設、問題点
6.産卵のための生体機構、飼育、施設、問題点
7.環境と資源循環
8.まとめ
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 世界と日本の動物生産の歴史、現状の国際比較、今後の動向 世界と日本の動物生産の歴史、現状の国際比較、今後の動向 Glexa上で課題提出すること。予習と復習をすること(目安4時間以上)。
第2回 重要な動物種と品種、育種理論 重要な動物種と品種、育種理論 Glexa上で課題提出すること。予習と復習をすること(目安4時間以上)。
第3回 遺伝資源と繁殖
遺伝資源と繁殖
Glexa上で課題提出すること。予習と復習をすること(目安4時間以上)。
第4回 産肉のための生体機構、飼育、施設、問題点 産肉のための生体機構、飼育、施設、問題点 Glexa上で課題提出すること。予習と復習をすること(目安4時間以上)。
第5回 産乳のための生体機構、飼育、施設、問題点 産乳のための生体機構、飼育、施設、問題点 Glexa上で課題提出すること。予習と復習をすること(目安4時間以上)。
第6回 産卵のための生体機構、飼育、施設、問題点 産卵のための生体機構、飼育、施設、問題点 Glexa上で課題提出すること。予習と復習をすること(目安4時間以上)。
第7回 環境と資源循環
環境と資源循環 Glexa上で課題提出すること。予習と復習をすること(目安4時間以上)。
第8回 まとめ
まとめ Glexa上で課題提出すること。予習と復習をすること(目安4時間以上)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート100%
教科書にかかわる情報
備考
特になし
参考書にかかわる情報
参考書 書名 最新 畜産ハンドブック (KS農学専門書) ISBN 9784061537392
著者名 扇元敬司ら 出版社 講談社 出版年 2014
参考書 書名 酪農大事典―生理・飼育技術・環境管理 ISBN 9784540102851
著者名 農山漁村文化協会 出版社 農山漁村文化協会 出版年 2011
参考書 書名 肉牛大事典: 飼育の基本から最新研究まで ISBN 9784540111686
著者名 農山漁村文化協会 出版社 農山漁村文化協会 出版年 2013
備考
特になし
メッセージ
開講授業の3分の2以上の正常な出席がなければ、単位は取得できない。遅刻は正常な出席としない。ただし新型コロナウイルス等の状況次第で柔軟に判断する。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
電子メールアドレス:hiroyaに続いてアットマーク、その後は他の先生と同じ
オフィスアワー
常時(ただし会議、出張他をのぞく)

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