開講年度
開講学部等
2025
共同獣医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木5~8
実験・実習
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1081031232
獣医解剖学実習A[Practice of Veterinary Anatomy A]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
今井 啓之[IMAI Hiroyuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
今井 啓之 [IMAI Hiroyuki], 日下部 健 [KUSAKABE Takeshi], 加納 聖 [KANOH Kiyoshi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
骨格を構成する各骨の構造を肉眼的に観察・記録することで、筋肉の付き方から関節の動きや運動の方向を理解する。次に犬を用いた肉眼解剖により、まず内臓系の位置と構造を理解し、次に全身の筋を詳細に観察することにより、関節運動の方向を再確認する。さらに豚および牛の肉眼解剖を通して、特に動物種差を観察・確認する。
授業の到達目標
骨の肉眼的構造について動物種差を理解する。
(犬の内臓および筋の肉眼的構造を深く理解する。)
豚および牛の肉眼的構造を理解するとともに比較解剖学的観点から動物種差も理解する。
授業計画
【全体】
哺乳動物の体の部位・名称等の用語説明
骨の部位・名称と骨格について
骨格と靭帯の連結、関節について
筋の種類・構造・補助装置について
腹部臓器について
ウシ、ブタ、イヌの体の構造の比較
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
骨学I
体の部位、断面、体位を示す用語
頭部の骨
観察項目の事前確認
自習課題の実施
第2回
骨学II
体幹の骨1
観察項目の事前確認
自習課題の実施
第3回
骨学III
体幹の骨2
観察項目の事前確認
自習課題の実施
第4回
骨学IV
前肢の骨
観察項目の事前確認
自習課題の実施
第5回
骨学V
後肢の骨
観察項目の事前確認
自習課題の実施
第6回
骨学VI
関節の構造、骨の動物種差
観察項目の事前確認
自習課題の実施
第7回
骨学試験
骨学試験
レポートの完成
試験の復習
第8回
ウシの解剖I
前肢帯・前肢の筋
消化器系、泌尿生殖器系
予習を必ず行うこと
第9回
ウシの解剖II
後肢の筋、横隔膜
呼吸器系、循環器系
予習を必ず行うこと
第10回
ブタの解剖I
前肢帯・前肢の筋
消化器系、泌尿生殖器系
予習を必ず行うこと
ウシとの違いを確認
第11回
ブタの解剖II
後肢の筋、横隔膜
呼吸器系、循環器系
予習を必ず行うこと
ウシとの違いを確認
第12回
イヌの解剖I
腹部の筋
消化器系
腹大動脈の分布
肝門脈
予習を必ず行うこと
第13回
イヌの解剖II
生殖器系
内腸骨動脈の分布
予習を必ず行うこと
第14回
イヌの解剖III
前肢、前肢帯、背部の筋
予習を必ず行うこと
第15回
イヌの解剖IV
前肢に分布する血管、神経
予習を必ず行うこと
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
課題、試験100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
カラーアトラス獣医解剖学ー増補改訂版ー上巻
ISBN
9784885006715
著者名
カラーアトラス獣医解剖学編集委員会
出版社
チクサン出版社
出版年
2010
備考
Glexaに資料を掲載する
必要に応じてプリントを配布する
参考書にかかわる情報
参考書
書名
比較解剖学図説上巻
ISBN
4842503408
著者名
加藤嘉太郎・山内昭二
出版社
養賢堂
出版年
2008
備考
メッセージ
動物体の解剖前には、必ず予習を行うこと
動物の入荷状況によって予定の変更がある
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
獣医解剖学、獣医組織学(学んだ知識の定着に有効)
履修条件
連絡先
今井(本館206室)、日下部(本館205室)、加納(本館210室)
オフィスアワー
随時受付けるが、メール等でアポイントをとること。
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