開講年度
開講学部等
2025
共同獣医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
水1~2
講義
1.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1081031304
獣医薬理学C[Veterinary Pharmacology C]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
佐藤 晃一[SATOH Kohichi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
佐藤 晃一 [SATOH Kohichi], 大濵 剛 [OHHAMA Takashi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
広範な薬物をその主作用別に整理し,薬物が生体機能におよぼす作用とその機序を体系的に学ぶことにより,臨床における薬物治療の基礎を与える。
授業の到達目標
獣医学が対象とする薬の作用の過程を理解するために,対象疾患の成り立ち,その代表的な治療薬の作用の現れ方,作用機序,および体内での運命に関する基本的知識を,動物種差を含めて修得する。
授業計画
【全体】
循環器,腎機能,免疫機能に作用する薬および抗腫瘍薬について下記のシラバスに従って教授する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
循環器に作用する薬1
心不全の現れ方および現れる仕組みを理解し,それに基づいてそれらを治療する代表的な薬を挙げ,薬理作用,機序,主な副作用,臨床応用,動物種差について説明できる。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習 2 時間と復習 2 時間
を行う。
第2回
循環器に作用する薬2
不整脈の現れ方および現れる仕組みを理解し,それに基づいてそれらを治療する代表的な薬を挙げ,薬理作用,機序,主な副作用,臨床応用,動物種差について説明できる。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習 2 時間と復習 2 時間
を行う。
第3回
循環器に作用する薬3
血管拡張薬の,薬理作用,機序,主な副作用,臨床応用について説明できる。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習 2 時間と復習 2 時間
を行う。
第4回
塩類代謝と腎機能に影響する薬1
酸塩基平衡の異常や浮腫が生じる仕組みを理解し,説明できる。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習 2 時間と復習 2 時間
を行う。
第5回
塩類代謝と腎機能に影響する薬2
代表的な利尿薬を挙げ,薬理作用,機序,主な副作用,臨床応用について説明できる。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習 2 時間と復習 2 時間
を行う。
第6回
免疫機能に作用する薬
獣医領域で用いられる免疫機能に影響する薬が標的となる免疫応答の仕組みを理解し,それらに関連する代表的な薬を挙げ,薬理作用,機序,主な副作用,臨床応用,動物種差について説明できる。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習 2 時間と復習 2 時間
を行う。
第7回
抗腫瘍薬
炎症の現れ方およびあらわれるしくみを理解し,それに基づいて関連する代表的な薬を挙げ,薬理作用,機序,副作用,臨床応用,動物種差について説明できる。
配布した講義資料や参考書を参照し準備学習 2 時間と復習 2 時間
を行う。
第8回
総括(試験)
獣医薬理学Cで学んだ内容について説明できる。
総復習 (学修時間の目安:10時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 15% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト 80%
授業態度 20%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
獣医薬理学<第2版>
ISBN
9784874022702
著者名
日本比較薬理学・毒性学会 / 編
出版社
近代出版
出版年
2013
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
NEW薬理学 改訂7版
ISBN
9784524261758
著者名
田中 千賀子/加藤 隆一 (著)
出版社
南江堂
出版年
2011
備考
特になし
メッセージ
臨床の基礎となる学問なので、しっかりと学ぶこと
キーワード
循環器,腎機能,免疫機能
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
獣医薬理学A,B,D
履修条件
連絡先
農学部・共同獣医学部:106号室(佐藤),107号室(大浜)
メール:佐藤(k-sato@yamaguchi-u.ac.jp),大浜(t.ohama@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
いつでも
鹿児島大学学生にはメールで対応
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