開講年度
開講学部等
2025
共同獣医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
火3~4
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1081033416
獣医疫学[Veterinary Epidemiology]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
高野 愛[TAKANO Ai]
ー
担当教員[ローマ字表記]
高野 愛 [TAKANO Ai]
特定科目区分
対象学生
対象年次
4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
動物や人間集団における健康や疾病とそれに関連する事象の分布や規定要因を解明し、集団レベルでの疾病予防対策を行う疫学の基本的な考え方を学び、そのために必要な疫学指標、疫学研究のデザインと手法、疫学的データ解析の基礎的知識を習得する。
授業の到達目標
疫学の目的と意義を学び、その応用対象を理解する。
・記述疫学の一般原則及びその疾病コントロールへの適用を理解し、適切な情報源にアクセスし、使用できる能力を身につける。
・解析疫学の原則を理解し、適切な現場で、適切な手法を用いた仮説の検証を行える能力を身につける
・サーベイランスとスクリーニングの目的と原則を理解し、実際の事例を通じ、計画立案実行できる能力を身につける.
・微生物リスクアセスメントの原則を理解し、実際の事例をもとに、リスクアセスメントを実施するに当たり、必要なデータを得的できる能力を身につける
授業計画
【全体】
1、記述疫学の一般原則及びその疾病コントロールへの適用を理解し、適切な情報源にアクセスし、使用できる能力を身につける。
2、解析疫学の原則を理解し、適切な現場で、適切な手法を用いた仮説の検証を行える能力を身につける
3、バイアスの概念を理解し、適切な標本サイズを決定できる知識をつける
4、サーベイランスとスクリーニングの目的と原則を理解し、実際の事例を通じ、計画立案実行できる能力を身につける.
5、微生物リスクアセスメントの原則を理解し、実際の事例をもとに、リスクアセスメントを実施するに当たり、必要なデータを得的できる能力を身につける
6、統計解析やデータ解析に必要な基本的な解析ツールを活用する
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
( 1 )疫学の概念
疫学の概念解説
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第2回
健康疾病事象の発生要因, 疫学資料
要因の概説、資料の活用方法
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第3回
( 3 )疫学で用いられる指標
指標の概説、演習
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第4回
記述疫学、生態学的研究
記述疫学と生態学的研究の比較解説
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第5回
横断的研究、症例対照研究
横断的研究と症例対照研究の比較解説
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第6回
コホート研究、介入研究
コホート研究と介入研究の比較解説
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第7回
疫学で用いる指標、計算演習
オッズ比、95%CIの算出、計算演習
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
第8回
因果関係。
疫学研究における誤差とその制御
総括と試験
因果関係の証明方法、誤差の制御法の解説
総括と試験
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: 15% D: 80%
成績評価法
定期試験90% 授業態度・授業への参加度10%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
獣医疫学<第3版>
ISBN
9784874022788
著者名
獣医疫学会
出版社
近代出版
出版年
2022
備考
参考書にかかわる情報
備考
特になし
メッセージ
PCを持参する回が複数回あります。タブレットではなく、PCが理想的です。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
連絡先
a-takano@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時。ただ、事前にメールをください
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