タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共同獣医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中 集中 実験・実習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1081035364 獣医臨床基礎実習[Practice of Veterinary Basic Clinical Medicine] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
谷口 雅康[TANIGUCHI Masayasu]
担当教員[ローマ字表記]
谷口 雅康 [TANIGUCHI Masayasu], 小野 哲嗣
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
牛の飼養管理および草地管理を通して、わが国の肉牛生産の基本事項を包括的に捉える視野の獲得を目的とする。実習では基本事項であるハンドリングから始め、到達目標の達成を目指す。実習は獣医診療を行う学内実務家教員の他,畜産業に従事する実務家教員によって実施する。
授業の到達目標
・牛を適切にハンドリングできる。
・牛の基本的な生態および飼養管理を理解し、生産物の生産過程を説明できる。
・牛を飼養する際に用いられる飼料を識別できる。
・農業機械の基本的な役割および機能が説明できる。
授業計画
【全体】
最初に、農学部附属農場において基本的な牛の取り扱い方法を習得し、肉用牛の様々な管理方法について牧草および草地管理も含めて理解する。さらに、産業動物診療における基礎的な手技を習得する。次いで、山口県農業大学校において、乳用牛の飼育管理法について学び、肉用牛との違いを理解する。また、安全安心な畜産物の生産のための管理技術、家畜を健康に管理するための管理技術について学ぶ。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 農場実習(家畜の取り扱いⅠ) 牛の身体の部位・名称 解剖学を復習してくること
学修時間の目安:2時間以上
第2回 農場実習(家畜の取り扱いⅡ) ロープワーク 参考書をよく読む
学修時間の目安:2時間以上
第3回 農場実習(体測) 黒毛和種牛の身体測定 第1回内容を復習すること
学修時間の目安:2時間以上
第4回 農場実習(牧草・草地管理) 牛の飼料の種類と特徴,飼養管理方法,自給飼料作成方法 参考書をよく読む
学修時間の目安:2時間以上
第5回 農場実習(放牧管理) 放牧管理方法と注意事項 有毒植物などの予習推奨
学修時間の目安:2時間以上
第6回 農場実習(舎飼管理) 舎飼い管理方法と注意事項 参考書をよく読む
学修時間の目安:2時間以上
第7回 臨床基礎実習(視診・触診・聴診) 牛の保定法の復習と,一般身体検査方法 解剖学を復習してくること
学修時間の目安:2時間以上
第8回 臨床基礎実習(投薬法) 牛の保定方法と経口投薬 解剖学・ロープワークを復習してくること
学修時間の目安:2時間以上
第9回 牧場実習(乳用牛管理法Ⅰ) 乳用搾乳牛の飼育管理方法 参考書をよく読む
学修時間の目安:2時間以上
第10回 牧場実習(乳用牛管理法Ⅱ) 乳用哺乳育成牛の管理方法 肉用牛との比較をしてくること
学修時間の目安:2時間以上
第11回 牧場実習(搾乳Ⅰ) 搾乳原理と搾乳準備 参考書をよく読む
学修時間の目安:2時間以上
第12回 牧場実習(搾乳Ⅱ) 搾乳と乳房炎防除 参考書をよく読む
学修時間の目安:2時間以上
第13回 牧場実習(特殊機器講習Ⅰ) 畜産にかかる特殊機器について 参考書をよく読む
学修時間の目安:2時間以上
第14回 牧場実習(特殊機器講習Ⅱ) 特殊機器使用に関する注意事項 参考書をよく読む
学修時間の目安:2時間以上
第15回 総括 総括 第1週からの内容をよく復習すること
学修時間の目安:2時間以上
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 35% B: 10% C: 50% D: 5%
成績評価法
小テスト・授業内レポート 60%
宿題・授業外レポート   10%
授業態度・授業への参加度 20%
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 10%
教科書にかかわる情報
備考
特になし
参考書にかかわる情報
参考書 書名 生産獣医療システム ISBN 454098067X
著者名 全国家畜畜産物衛生指導協会企画 出版社 [農山漁村文化協会] 出版年 1998
参考書 書名 生産獣医療システム ISBN 454098067X
著者名 全国家畜畜産物衛生指導協会企画 出版社 [農山漁村文化協会] 出版年 1998
参考書 書名 乳牛管理の基礎と応用 ISBN 9784924506626
著者名 柏村文郎, 古村圭子, 増子孝義監修 出版社 デーリィ・ジャパン社 出版年 2012
備考
メッセージ
キーワード
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • つくる責任つかう責任
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
谷口雅康 E-mail: masa0810@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
いつでも

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