タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共同獣医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 水1~2 講義 1.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1081035450 牛診療学Ⅰ[Bovine Clinical Medicine Ⅰ] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
小野 哲嗣
担当教員[ローマ字表記]
小野 哲嗣
特定科目区分   対象学生   対象年次 4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
牛の診療を行う場合に必要な基礎知識、検査法、診断法および治療法について各器官毎に理解するために解説する。特に本科目では、学内外を含めて牛診療を10年以上経験した担当教員が、その実務経験を活かし、一般的な問診法、身体検査法、臨床検査法などについて概説した後に、循環器系、呼吸器系、消化器系、代謝内分泌系、腎泌尿器科系、血液造血器系、皮膚、運動器、神経系患および新生子の疾患を中心に広く解説する。
授業の到達目標
・牛の診療を行う上で必要な基礎知識を習得する。
・各種臨床症状の意味と、基本的な診断法および治療法を習得する。
・診療に関わる説明責任や根拠に基づく獣医療の実践についても理解する。
授業計画
【全体】
第1回は、一般的な問診法、身体検査法、臨床検査法など牛診療学総論を概説した後に、循環器系疾患の診断治療法を解説する。第2回から第8回までに、呼吸器系、消化器系、代謝内分泌系、腎泌尿器科系、血液造血器系、皮膚、運動器、神経系患および新生子の疾患を中心に広く解説し、加えて、第8回には総括と期末試験を実施する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 牛診療学総論(問診、身体検査、臨床検査等)、循環器系の疾病・診断・治療 牛診療学総論(問診、身体検査、臨床検査等)、循環器系の疾病・診断・治療を学ぶ。 該当する部分の教科書を事前に確認しておく。さらに講義後に復習する(予習2時間、復習2時間)
第2回 呼吸器系の疾病・診断・治療 呼吸器系の疾病・診断・治療を学ぶ。 該当する部分の教科書を事前に確認しておく。さらに講義後に復習する(予習2時間、復習2時間)
第3回 消化器系の疾病・診断・治療 消化器系の疾病・診断・治療を学ぶ。 該当する部分の教科書を事前に確認しておく。さらに講義後に復習する(予習2時間、復習2時間)
第4回 栄養、代謝内分泌系の疾病・診断・治療 栄養、代謝内分泌系の疾病・診断・治療を学ぶ。 該当する部分の教科書を事前に確認しておく。さらに講義後に復習する(予習2時間、復習2時間)
第5回 腎泌尿器系の疾病・診断・治療 腎泌尿器系の疾病・診断・治療を学ぶ。 該当する部分の教科書を事前に確認しておく。さらに講義後に復習する(予習2時間、復習2時間)
第6回 血液、造血臓器系の疾病・診断・治療 血液、造血臓器系の疾病・診断・治療を学ぶ。 該当する部分の教科書を事前に確認しておく。さらに講義後に復習する(予習2時間、復習2時間)
第7回 皮膚、運動器、神経系の疾病・診断・治療 皮膚、運動器、神経系の疾病・診断・治療を学ぶ。 該当する部分の教科書を事前に確認しておく。さらに講義後に復習する(予習2時間、復習2時間)
第8回 新生子の管理と疾患 新生子の管理と疾患を学ぶ。
総括と期末試験
該当する部分の教科書を事前に確認しておく。さらに講義後に復習する(予習2時間、復習2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 5% C: --% D: --%
成績評価法
期末試験(80%)受講態度(20%)
教科書にかかわる情報
教科書 書名 獣医内科学 ISBN 9784830032837
著者名 日本獣医内科学アカデミー編 出版社 文永堂出版 出版年 2022
教科書 書名 産業動物臨床学 : コアカリ ISBN 9784830032622
著者名 コアカリ獣医内科学(産業動物臨床学)編集委員会編 出版社 文永堂出版 出版年 2016
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 主要症状を基礎にした牛の臨床 ISBN 9784864530705
著者名 小岩政照, 田島誉士監修 出版社 デーリィマン社 出版年 2020
備考
メッセージ
キーワード
実務家教員
動物医療センターで診療経験のある教員(獣医師)が、牛の診療法について講義する。
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • つくる責任つかう責任
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
牛診療学Ⅱ
履修条件
連絡先
小野哲嗣 yt-ono@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
9:00~17:00 事前連絡が必要


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