開講年度
開講学部等
2025
共同獣医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木5~8
実験・実習
6.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1081035487
獣医繁殖学実習[Practice of Veterinary Reproduction]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
谷口 雅康[TANIGUCHI Masayasu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
谷口 雅康 [TANIGUCHI Masayasu], 髙木 光博 [TAKAGI Mitsuhiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
動物の繁殖に関わる生理学を、実習を通して体系的に経験し、代表的な動物(牛、犬)の発情周期、受精、妊娠、分娩および産褥の過程を理解し、それらの異常について診断する能力を身に付ける。また、動物の生殖機能を人為的に調整する技術や、発生工学技術の基礎について経験することで内容を理解する。また、繁殖に用いる薬剤について、動物の健康と畜産製品の安全性への影響を説明できる能力を身に付ける。これらの内容を獣医療に従事する実務家教員が行う。
授業の到達目標
・各種動物別の生殖器の構造、繁殖生理機能の違いを理解する
・生殖器検査、採精法、人工授精法などの臨床繁殖技術を習得する
・分娩の経過について理解し、助産方法について学習する
・発生工学に関する技術を理解し習得する
授業計画
【全体】
第1回~第3回:臓器標本を用いた各種家畜の生殖器の解剖
第4回~第9回:牛の繁殖管理
第10回~第12回:生殖工学
第13回~第15回:雄の繁殖管理と伴侶動物の繁殖管理
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
担当教員の紹介、注意事項の説明
事前に繁殖学マニュアルを確認すること
学修時間の目安:2時間以上
第2回
生殖器の構造(1)
雌牛の生殖器の解剖
事前に繁殖学マニュアルを確認すること
学修時間の目安:2時間以上
第3回
生殖器の構造(2)
雌豚・雌馬の生殖器の解剖
事前に繁殖学マニュアルを確認すること
学修時間の目安:2時間以上
第4回
発情診断(1)
頸管粘液検査、頸管粘液の精子受容性検査、膣スメア診断
事前に繁殖学マニュアルを確認すること
学修時間の目安:2時間以上
第5回
発情診断(2)
直腸検査
事前に繁殖学マニュアルを確認すること。スキルスラボ直腸検査モデルで予習すること。
学修時間の目安:2時間以上
第6回
発情診断(3)
卵巣超音波診断
事前に繁殖学マニュアルを確認すること。スキルスラボ直腸検査モデルで予習すること。
学修時間の目安:2時間以上
第7回
分娩管理
自然分娩の観察
事前に繁殖学マニュアルを確認すること。分娩監視システムを利用できるようにすること
学修時間の目安:2時間以上
第8回
発情の人為的調節
発情同期化・排卵同期化
事前に繁殖学マニュアルを確認すること。
学修時間の目安:2時間以上
第9回
人工授精
牛の人工授精
事前に繁殖学マニュアルを確認すること。スキルスラボ直腸検査モデルで予習すること。
学修時間の目安:2時間以上
第10回
胚の発生(1)
牛の体外受精
事前に繁殖学マニュアルを確認すること。
学修時間の目安:2時間以上
第11回
胚の発生(2)
過剰排卵処置・採胚
事前に繁殖学マニュアルを確認すること。
学修時間の目安:2時間以上
第12回
胚の発生(3)
胚の凍結保存
事前に繁殖学マニュアルを確認すること。
学修時間の目安:2時間以上
第13回
精子の形態と機能(1)
牛の凍結保存精液を用いた精液性状検査
事前に繁殖学マニュアルを確認すること。
学修時間の目安:2時間以上
第14回
精子の形態と機能(2)
牛の精液採取(現地見学)
事前に繁殖学マニュアルを確認すること
学修時間の目安:2時間以上
第15回
精子の形態と機能(3)
犬の精液採取・検査
事前に繁殖学マニュアルを確認すること。
学修時間の目安:2時間以上
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: --% C: 30% D: 5%
成績評価法
小テスト・授業内レポート 60%
宿題・授業外レポート 10%
授業態度・授業への参加度 20%
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 10%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
獣医繁殖学マニュアル
ISBN
9784830032097
著者名
獣医繁殖学教育協議会編
出版社
文永堂出版
出版年
2025
教科書
書名
獣医繁殖学
ISBN
9784830032394
著者名
中尾敏彦, 津曲茂久, 片桐成二編
出版社
文永堂出版
出版年
2012
備考
参考書にかかわる情報
備考
特になし
メッセージ
キーワード
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
髙木光博 E-mail: mtakagi@yamaguchi-u.ac.jp
谷口雅康 E-mail: masa0810@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
いつでも
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