タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共同獣医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半 木1~2 講義 1.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1082031224 獣医薬理学A[Veterinary Pharmacology A] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
佐藤 晃一[SATOH Kohichi]
担当教員[ローマ字表記]
佐藤 晃一 [SATOH Kohichi], 大濵 剛 [OHHAMA Takashi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
広範な薬物をその主作用別に整理し,薬物が生体機能におよぼす作用とその機序を体系的に学ぶことにより,臨床における薬物治療の基礎知識を与える。
授業の到達目標
獣医学が対象とする薬の作用の過程を理解するために,対象疾患の成り立ち,その代表的な治療薬の作用の現れ方,作用機序,および体内での運命に関する基本的知識を,動物種差を含めて理解している。
授業計画
【全体】
薬理学および臨床薬理学総論,末梢神経に作用する薬について下記のシラバスに従って教授する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 獣医薬理学概論と薬理作用 獣医薬理学で学ぶ全体像および講義を受ける心構えについて理解する。作用点に達した薬が作用を現す基本的な仕組み,および薬理作用の強さに関する基本的知識を修得する。 配布した講義資料や教科書を参照し準備学習 2 時間と復習2時間を行う。
第2回 臨床薬理学概論と薬物投与 薬物治療における基本姿勢と倫理を説明できる。薬物の投与量・間隔・経路について動物種と臨床例を考慮して説明できる。 配布した講義資料や教科書を参照し準備学習 2 時間と復習2時間を行う。
第3回 薬の体内動態 生体内における薬の動きとそれに関与する要因に関する基本的知識を修得する。薬物の体内動態および相互作用について動物種と臨床例を考慮して説明できる。 配布した講義資料や教科書を参照し準備学習 2 時間と復習2時間を行う。
第4回 薬の有害作用 薬の有害作用に関する基本的知識を修得する。薬物の有害反応について動物種と臨床例を考慮して説明できる。 配布した講義資料や教科書を参照し準備学習 2 時間と復習2時間を行う。
第5回 医薬品の基準と開発 医薬品を適正に使用するために必要な医薬品情報を理解し,正しく取り扱うことができるようになるために,医薬品情報の収集,評価,加工,提供,管理および医薬品の残留に関する基本的知識を修得する。 配布した講義資料や教科書を参照し準備学習 2 時間と復習2時間を行う。
第6回 末梢神経に作用する薬1 末梢神経液を分類し,臓器ごとに神経伝達物質,受容体,神経興奮にともなう作用の現れ方を理解する.その理解に基づいて末梢神経系に作用する代表的な薬を挙げ,薬理作用,機序,副作用,臨床応用,動物種差について説明できる。 配布した講義資料や教科書を参照し準備学習 2 時間と復習2時間を行う。
第7回 末梢神経に作用する薬2 末梢神経液を分類し,臓器ごとに神経伝達物質,受容体,神経興奮にともなう作用の現れ方を理解する.その理解に基づいて末梢神経系に作用する代表的な薬を挙げ,薬理作用,機序,副作用,臨床応用,動物種差について説明できる。 配布した講義資料や教科書を参照し準備学習 2 時間と復習2時間を行う。
第8回 総括(試験) 獣医薬理学Aで学習した内容について説明できる。 総合復習 (学修時間の目安:10時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト 80%
授業態度 20%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 獣医薬理学〈第二版〉 ISBN 9784874022702
著者名 日本比較薬理学・毒性学会 / 編 出版社 近代出版 出版年 2021
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 NEW薬理学 改訂7版 ISBN 9784524261758
著者名 田中 千賀子/加藤 隆一 出版社 南江堂 出版年 2017
備考
特になし
メッセージ
良い臨床医になるには薬の理解は必須です。しっかりと勉強しましょう。
キーワード
薬理学総論、薬物動態、臨床薬理学総論,末梢神経
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
獣医薬理学B,C,D
履修条件
連絡先
農学部・共同獣医学部106号室(佐藤),105号室(大浜)
メール:佐藤(k-sato@yamaguchi-u.ac.jp),大浜(t.ohama@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
いつでも
鹿児島大学学生にはメールもしくは授業前後に対応します。

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