タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共同獣医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木3~4 講義 2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1082033324 動物衛生学[Animal Hygiene] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
渋谷 周作[SHIBUTANI Shusaku]
担当教員[ローマ字表記]
渋谷 周作 [SHIBUTANI Shusaku]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
家畜伝染病の防疫と農場の衛生管理に関する動物衛生学の基礎知識を身につける。
授業の到達目標
動物衛生学の基礎知識(疾病予防、管理衛生,飼養衛生,環境衛生)を身につける。
・防疫のための様々な制度を理解し、適切に対応することができる。
・講義を通して身に付けるべき学習目標を立て、自ら学習することができる。
・家畜伝染病、HACCP、衛生管理等の意味を自分の言葉で説明することができる。
授業計画
【全体】
1.獣医衛生学の概要
2.疾病予防
3.環境衛生
4.生産衛生
5.飼養衛生
6.畜産廃棄物と環境
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 獣医衛生学とは(1) 獣医療・獣医学における動物衛生学、動物衛生の歴史 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第2回 獣医衛生学とは(2) 畜産の動向、家畜の病傷事故と死廃事故 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第3回 日本の家畜防疫の仕組み 動物衛生行政体制、家畜伝染性疾病制御の原理、特定家畜伝染病防疫指針、飼養衛生管理基準 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第4回 家畜伝染病の発生動向と国際貿易 家畜伝染性疾病の国内発生動向、家畜伝染病の国際防疫 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第5回 疾病制御と予防衛生(1) 消毒薬と消毒の注意点 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第6回 疾病制御と予防衛生(2) 消毒薬と消毒の注意点、抗菌性物質と耐性菌の出現防止 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第7回 疾病制御と予防衛生(3) 免疫とワクチン、ワクチネーションプログラム 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第8回 疫学 疫学の方法論と手法 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第9回 環境衛生(1) 環境と動物生産、暑熱・寒冷による障害とその対策、輸送病とその対策、動物の福祉 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第10回 環境衛生(2) 衛生動物とその対策 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第11回 飼養管理衛生(1) 飼養衛生(飼料、栄養・代謝障害) 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第12回 飼養管理衛生(2) ポジティブリスト制度と飼料安全法、農場HACCP 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第13回 動物の中毒 家畜の中毒、伴侶動物の中毒 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第14回 動物の排せつ物と衛生 家畜排せつ物と処理、悪臭規制と悪臭処理 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第15回 生産動物の管理衛生、伴侶動物、展示動物および野生動物の管理衛生 乳牛、肉牛、放牧牛、豚、鶏、ミツバチの管理衛生、伴侶動物、野生動物の管理衛生 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第16回 期末試験 期末試験 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: 15% D: --%
成績評価法
期末試験90%、授業態度・授業への参加度10%。
出席が授業回数の3分の2に満たない場合(3回以上の欠席など)は期末試験を受験できない。遅刻も減点対象。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 動物衛生学 第2版 ISBN 9784830032912
著者名 獣医衛生学教育研修協議会 出版社 文永堂 出版年 2024
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • Life on land
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
shushibu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時

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