開講年度
開講学部等
2025
共同獣医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1082033330
食品衛生学[Food Hygiene and Safety Science]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
清水 隆[SHIMIZU Takashi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
清水 隆 [SHIMIZU Takashi], 渡邉 健太 [WATANABE Kenta]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
食品衛生に関するWHOの定義に基づき、微生物、化学物質、自然毒による危害とその制御方法をスライドを使って概説する。
実務家教員:
食品衛生監視員として施設の監視指導、WHOの食品安全部、食品安全委員会の微生物ウイルス専門調査会でのリスク評価
実務経験を活かした授業:
現場の写真、動画を多用した授業(食品衛生学)
食品安全委員会での実際のリスク評価やリスクプロファルに基づく授業、(食品衛生学、獣医疫学)
授業の到達目標
1、食品による健康危害要因の種類と健康障害の発生要因を理解する。
2、食品衛生行政、関係法規を理解する。
3、食品に起因する健康被害を未然に防ぐ方策について理解する。
授業計画
【全体】
1)食中毒
2)食品添加物
3)食品中の化学的ハザード
4)食品衛生管理システム
5)食品衛生法規と行政
6)動物性食品の衛生管理
7)非動物性食品の衛生管理
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
食品衛生の概念
食品衛生の概念について学ぶ
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
食中毒と食品媒介性感染症
感染源と汚染経路
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回
ウイルス性食中毒
ウイルス性胃腸炎ほか
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回
細菌性食中毒Ⅰ
コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、腸炎ビブリオ、サルモネラ
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
細菌性食中毒Ⅱ
病原大腸菌、ブドウ球菌、ボツリヌス、ウエルシュ菌
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
細菌性食中毒Ⅲ
カンピロバクター、リステリア、、エルシニア・エンテロコリテイカ
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
細菌性食中毒Ⅳ
セレウス、Non-O1ビブリオ、アエロモナス、ビブリオ・フルビアリスほか
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
自然毒やカビ毒
自然毒やカビ毒について学ぶ
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
食品微生物
腐敗と変敗
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
食品の微生物制御と食品添加物
食品の微生物制御と食品添加物について学ぶ
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
物理化学的危害因子と健康被害
食品公害
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
食品衛生の取組み方
一般的衛生管理とHACCP
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
乳・乳製品の衛生
乳・乳製品の衛生について学ぶ
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
食肉の衛生、食鳥肉の衛生
食肉の衛生、食鳥肉の衛生について学ぶ
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
食卵の衛生、魚介類の衛生
食卵の衛生、魚介類の衛生について学ぶ
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第16回
期末試験
期末試験
配付した講義資料や参考書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
講義内での取り組み30%と筆記テスト70%を総合的に判断する。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
獣医公衆衛生学
ISBN
978-4-8300-3289-9
著者名
獣医公衆衛生学教育研修協議会
出版社
文永堂出版
出版年
2024
備考
参考書にかかわる情報
備考
特になし
メッセージ
キーワード
食品由来感染症
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
獣医公衆衛生学
履修条件
連絡先
shimizut@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時
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