タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共同獣医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火5~8 実験・実習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1082033346 薬理毒性学実習[Practice of Veterinary Pharmacology and Toxicology] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
大濵 剛[OHHAMA Takashi]
担当教員[ローマ字表記]
大濵 剛 [OHHAMA Takashi], 辻 竣也
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
獣医薬理・毒性学で習った知識を生かし、個体、器官および細胞レベルで実験することで薬物の作用機序、体内動態および毒性等についての理解を深める。あらかじめ次回実習のシラバスを配布するので予習をおこなう。実習は班単位で行う。
授業の到達目標
授業で学習した薬の作用点を、組織および個体レベルで確認するとともに、薬理・毒性学実験に必要な基礎的手技を習得する。さらに、薬理学的思考方法を学習する。
授業計画
【全体】
薬理学実習としては行動(中枢神経系)、消化管・血管へ作用する薬物と薬理学的解析法に関した実習を行います。また、毒性学関連としては臓器毒性、化合物動態など授業ではカバーできない点について行います。さらに炎症、血液、血圧、中枢及び局所麻酔薬に関する実習を行います。授業計画の詳細は、材料等の都合で変化するため実習が開始されてから説明します。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション 薬理毒性学実習に参加する上での注意、全体のスケジュールの説明、実習の背景となる基礎知識のおさらい等を行う。 なし
第2回 注射麻酔 生体を用いて、古典的な注射麻酔薬が効果を発揮する分子機構を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第3回 吸入麻酔 生体を用いて、古典的な吸入麻酔薬が効果を発揮する分子機構を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第4回 臓器毒性① 化合物が臓器毒性を引き起こす分子機構を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第5回 臓器毒性② 化合物が臓器毒性を引き起こす分子機構を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第6回 血圧 交感神経刺激、副交感神経刺激等が血圧に及ぼす影響を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第7回 中枢神経毒性 中枢神経系に毒性を示す化合物の作用機序を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第8回 筋弛緩薬 筋弛緩剤の作用機序を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第9回 化合物動態 化合物が体内に取り込まれた際の血中半減期など動態を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第10回 利尿薬① 生体を用いて、利尿薬の作用機序を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第11回 利尿薬② 生体を用いて、利尿薬の作用機序を理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第12回 二重盲検定 二重盲検定の原理を理解し、実践する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第13回 消化管シュミレーション 消化管の収縮に対するアゴニスト・アンタゴニストの作用をシミュレーションを用いて理解する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第14回 試験 実習内容に対する理解度を試験する。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第15回 総括 実習内容に関する総合討論。 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
第16回 期末試験 期末試験 予習・復習(学修時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 100% D: --%
成績評価法
実習における取り組み 60% レポート 10% 学期末の筆記テスト 30%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 薬理学・毒性学実験 第4版 ISBN 9784830032868
著者名 出版社 文栄堂出版 出版年 2023
備考
参考書にかかわる情報
備考
特になし
メッセージ
キーワード
薬理学 毒性学
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
大濵 剛 <t.ohama@yamaguchi-u.ac.jp>
オフィスアワー
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