タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共同獣医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金5~8 実験・実習 8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1082033348 動物衛生学実習[Practice of Animal Hygiene] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
渋谷 周作[SHIBUTANI Shusaku]
担当教員[ローマ字表記]
渋谷 周作 [SHIBUTANI Shusaku]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本実習は、 獣医師に求められる動物衛生学関連の知識と経験を身につけることを目的とする。実習室における実習と自己演習、学内外の畜産関連施設の見学、課題レポートの提出などを通じて、主に産業動物の飼養衛生管理について学ぶ。
授業の到達目標
・飼養衛生管理の意味と重要性を自分の言葉で説明することができる。
・畜産関連施設が社会に果たす役割を理解することができる。
・社会で働く獣医師として身に付けるべきモラルやマナーを身に着ける。
授業計画
【全体】
1. 動物衛生学実習技術概要
2. 産業動物飼育環境の科学的評価
3. 産業動物の衛生管理方法
4. 乳用牛と肉用牛における疾病制御方法
5. 生産農場の防疫方法(バイオセキュリティの概念と農場HACCP)
6. 監視伝染病の防疫机上演習
7. 牧野衛生と乳用牛と肉用牛の農場における衛生管理技術
8. 畜産廃棄物の管理衛生方法
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 動物衛生学実習技術 動物衛生学実習のための手法 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第2回 産業動物飼育環境の科学的評価 環境アンモニア測定 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第3回 産業動物の衛生管理方法 水の消毒、残留塩素 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第4回 乳用牛と肉用牛における疾病制御方法 ビタミンA測定 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第5回 生産農場の防疫方法(バイオセキュリティの概念と農場HACCP)(1) 農場HACCP演習(1) 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第6回 生産農場の防疫方法(バイオセキュリティの概念と農場HACCP)(2) 農場HACCP演習(2) 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第7回 監視伝染病の防疫机上演習(1) 鳥インフルエンザ防疫机上演習または防疫演習(1) 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第8回 監視伝染病の防疫机上演習(2) 鳥インフルエンザ防疫机上演習または防疫演習(2) 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第9回 牧野衛生と乳用牛と肉用牛の農場における衛生管理技術 牧野の有毒植物の観察 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第10回 豚と鶏の衛生管理方法 施設見学(ビデオ視聴) 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第11回 畜産廃棄物の管理衛生方法(1) DO測定 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第12回 畜産廃棄物の管理衛生方法(2) BOD測定 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第13回 関連施設見学(1) 家畜保健衛生所見学(1) 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第14回 関連施設見学(2) 家畜保健衛生所見学(2) 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
第15回 総合討論 衛生管理、防疫演習などについて総合討論する。 予習・復習・レポート作成(学修時間の目安:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 60% D: --%
成績評価法
授業態度および参加度 40%、レポート 60%
教科書にかかわる情報
備考
特になし
参考書にかかわる情報
参考書 書名 動物衛生学 第2版 ISBN 9784830032912
著者名 獣医衛生学教育研修協議会編 出版社 文永堂出版 出版年 2018
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
shushibu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時

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