タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共同獣医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL（アクティブ・ラーニング）ポイント
後期後半 月1～2 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1082035356 獣医麻酔学[Veterinary Anesthesiology] 日本語 1
担当教員（責任）[ローマ字表記] メディア授業
板本 和仁[ITAMOTO Kazuhito] ー
担当教員[ローマ字表記]
板本 和仁　[ITAMOTO Kazuhito], 伊藤 晴倫　[ITOH Harumichi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3～
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
医学、歯科学における麻酔学の歴史、役割から解説し、獣医療における麻酔学、周術期管理、侵襲制御学について、生理学、薬理学的視点から理解を深めるため、各種薬剤の各論の概説と生体反応について解説する。その上で呼吸/循環器の生理について解説し、生体モニタリングの基礎的原理と実際的なモニタリング、周術期における基礎的な生体管理法について教授する。また各種小動物、大動物、実験動物など動物種による薬効動態や生体管理の違いを概説する。

授業の到達目標
１　動物の基礎生理学を修得する。
２　鎮静や各種疾患・手術操作・薬剤に対する生理的反応を制御し，動物の安全な治療を実施する為の麻酔手法を理解する。
３　救急・集中治療、侵襲制御法などを理解する
授業計画
【全体】
医科学、歯科学、獣医療における麻酔の歴史、役割、バランス麻酔の概念などを概説し、動物医療における周術期医療のありかたを教授する。
各種麻酔薬、鎮静薬、局所麻酔薬、筋弛緩薬など周術期に使用される薬剤のの薬理学的作用機序、臨床的特徴について解説した上で、周術期における外科的侵襲の概説と侵襲制御に関した、術前、術中、術後の管理を解説する。動物の生理学的機構とモニタリングの基本を教授し、基本的な周術期管理を理解させる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 麻酔の歴史および麻酔概論/麻酔前評価/麻酔前投薬 麻酔の歴史、定義、患者の評価および麻酔関連薬剤の薬効薬理について学習する。 自宅での復習指示
学修時間の目安：２時間以上
第2回 疼痛と鎮痛/局所麻酔と筋弛緩薬 疼痛発生の生理学および鎮痛管理に関連した麻酔関連薬剤の薬理学的特性について学習する。 自宅での復習指示
学修時間の目安：２時間以上
第3回 注射麻酔と吸入麻酔 注射麻酔と吸入麻酔の薬効薬理について学習する 自宅での復習指示
学修時間の目安：２時間以上
第4回 モニタリングと周術期管理 周術期における生体モニタリングの原理および異常に対する対処法について学ぶ。 自宅での復習指示
学修時間の目安：２時間以上
第5回 各種動物種の麻酔 実験動物および産業動物の麻酔について学ぶ。 自宅での復習指示
学修時間の目安：２時間以上
第6回 集中治療およびショック 獣医療における集中治療医学の基礎について学ぶ。 自宅での復習指示
学修時間の目安：２時間以上
第7回 心肺蘇生法/安楽死 心肺蘇生の基礎と原理について学習する。 自宅での復習指示
学修時間の目安：２時間以上
第8回 試験と総括 試験と総括 自宅での復習指示
学修時間の目安：２時間以上
※AL（アクティブ・ラーニング）欄に関する注
・授業全体で、AL（アクティブ・ラーニング）が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A：グループワーク】、【B：ディスカッション・ディベート】、【C：フィールドワーク（実験・実習、演習を含む）】、【D：プレゼンテーション】
A: --%　B: --%　C: --%　D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト　100％
教科書にかかわる情報
備考
特になし
参考書にかかわる情報
参考書 書名 獣医臨床麻酔学 ISBN 487362133X
著者名 佐々木伸雄, 多川政弘, 西村亮平 監修, 出版社 学窓社 出版年 2006
参考書 書名 Lumb and Jones' Veterinary Anesthesia and Analgesia ISBN 9781119421375
著者名 William J. Tranquilli、John C. Thurmon 出版社 Wiley-Blackwell 出版年 2007
参考書 書名 獣医臨床麻酔学 ISBN 487362133X
著者名 佐々木伸雄, 多川政弘, 西村亮平 監修, 出版社 学窓社 出版年 2006
参考書 書名 獣医臨床麻酔学 ISBN 9784873627557
著者名 山下和人著 ; 日本獣医麻酔外科学会編 出版社 学窓社 出版年 2017
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標（SDGs）

  • 質の高い教育をみんなに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • Life on land
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱（レジリエント）で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
板本和仁(kaz2356@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
随時

ページの先頭へ