開講年度
開講学部等
2025
共同獣医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半
火3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1082035430
獣医消化器病学A[Veterinary Gastroenterology A]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
馬場 健司[BABA Kenji]
ー
担当教員[ローマ字表記]
馬場 健司 [BABA Kenji]
特定科目区分
対象学生
対象年次
4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
伴侶動物診療においては,消化器疾患の占める割合は非常に高く,疾患の種類も多岐にわたる。本講義では,犬および猫の代表的な消化器疾患について,臨床徴候,病態,診断,治療を臓器毎に解説し,実際の診療に必要な知識と思考能力を修得することを目的とする。本科目は,消化器疾患の臨床実務経験を有する教員が実際の臨床に即した授業を行う。
授業の到達目標
伴侶動物の消化器疾患に関して以下のことを修得することを目標とする。
・臨床徴候を説明できる
・病態を説明できる
・鑑別診断および診断的アプローチを説明できる
・治療法および予後を説明できる
授業計画
【全体】
第1回 消化器疾患の徴候
第2回 犬の肝胆道系疾患
第3回 猫の肝胆道系疾患
第4回 膵臓の疾患
第5回 口腔・咽頭・食道の疾患
第6回 胃の疾患
第7回 小腸の疾患
第8回 総括と期末試験
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
消化器疾患の徴候
消化器疾患に関連する臨床徴候
講義資料や参考書をもとに予習・復習を各2時間程度
第2回
犬の肝胆道系疾患
慢性肝炎,門脈圧亢進症,門脈体循環シャント,肝臓の腫瘍,胆嚢粘液嚢腫,胆管炎,胆石症など
講義資料や参考書をもとに予習・復習を各2時間程度
第3回
猫の肝胆道系疾患
門脈体循環シャント,肝リピドーシス,肝臓の腫瘍,胆管炎など
講義資料や参考書をもとに予習・復習を各2時間程度
第4回
膵臓の疾患
膵炎,膵外分泌不全など
講義資料や参考書をもとに予習・復習を各2時間程度
第5回
口腔・咽頭・食道の疾患
口内炎,好酸球性肉芽腫症候群,巨大食道症,食道炎,食道裂孔ヘルニア,血管輪,食道狭窄など
講義資料や参考書をもとに予習・復習を各2時間程度
第6回
胃の疾患
胃炎,幽門狭窄,胃拡張・胃捻転症候群,胃潰瘍,胃の腫瘍
講義資料や参考書をもとに予習・復習を各2時間程度
第7回
小腸・大腸の疾患
炎症性腸疾患,リンパ管拡張症,腸閉塞,腸重積,線状異物,消化器の腫瘍,炎症性直腸ポリープなど
講義資料や参考書をもとに予習・復習を各2時間程度
第8回
総括と試験
期末試験
期末試験に向けてこれまでの授業内容の総括的予習を4時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内小テストおよび学期末の筆記テストで評価します。
小テスト15%、学期末の筆記テスト85%
教科書にかかわる情報
備考
自作講義資料を配布
参考書にかかわる情報
参考書
書名
獣医内科学 小動物編 第3版
ISBN
9784830032523
著者名
日本獣医内科学アカデミー
出版社
文永堂出版
出版年
2022
備考
メッセージ
授業の対象範囲が広いため,学修には予習・復習が大切です。
キーワード
犬,猫,肝臓,膵臓,胆嚢,消化器,病態,診断,治療,実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
獣医消化器病学B
履修条件
連絡先
e-mail: kbaba@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月・火・木(9:00〜17:00)
メールにて事前に連絡をしてください
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