開講年度
開講学部等
2025
共同獣医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火1~2
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1082035438
獣医神経・感覚器病学[Veterinary Disorders of Neurology and Esthematology]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
中市 統三[NAKAICHI Munekazu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
中市 統三 [NAKAICHI Munekazu], 板本 和仁 [ITAMOTO Kazuhito]
特定科目区分
対象学生
対象年次
4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
獣医領域における脳や脊髄などの中枢神経に発生する疾患は比較的多く、また目をはじめとし中耳、内耳などの感覚器に発生する疾患も、近年重要視されている。この講義では神経系疾患の診断法の講義に続き、脳や脊髄の中枢神経疾患の概要を各論的に講義する。また末梢神経、神経筋接合部疾患の講義に続き、中耳、内耳、眼球などの感覚器における疾患の概要を講義する。
授業の到達目標
神経系の概要と神経学的検査の概要を理解する。代表的な脳疾患、脊髄疾患の概要を理解する。末梢神経、神経筋接合部疾患について理解する。中耳、内耳、眼球などの感覚器の疾患の概要を理解する。
授業計画
【全体】
第1回 中市統三:神経系の解剖と機能
第2回 中市統三:神経学的検査と病変部の推定
第3回 中市統三:脳疾患の診断と治療1(てんかん、外傷)
第4回 中市統三:脳疾患の診断と治療2(水頭症、腫瘍性疾患)
第5回 中市統三:脳疾患の診断と治療2(炎症性疾患、代謝蓄積病、その他)
第6回 板本和仁:脊髄/脊椎疾患の診断と治療1(椎間板疾患、外傷、腫瘍)
第7回 板本和仁:脊髄/脊椎疾患の診断と治療2(環軸亜脱臼、ウォブラー、繊維軟骨塞栓症)
第8回 板本和仁:脊髄/脊椎疾患の診断と治療3(椎間板脊椎炎・変性性脊髄症・その他)
第9回 中市統三:末梢神経と神経筋接合部の疾患/聴覚異常および内耳/中耳/外耳の疾患の診断と治療
第10回 伊藤良樹:目の解剖と検査法
第11回 伊藤良樹:眼瞼、結膜、瞬膜の疾患
第12回 伊藤良樹:角膜の疾患と治療法
第13回 伊藤良樹:白内障の診断と治療
第14回 伊藤良樹:緑内障の診断と治療
第15回 伊藤良樹:網膜、硝子体、ブドウ膜の疾患
第16回 総括と期末試験
伊藤良樹担当は集中講義予定
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
神経系の解剖と機能
獣医領域における神経疾患を理解する上で必要な神経系の解剖と機能について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第2回
神経学的検査と病変部の推定
神経疾患の発生部位や重症度の理解のために必要な神経学的検査法、病変部位の推定する方法について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第3回
脳疾患の診断と治療1(てんかん、頭部外傷)
代表的な脳疾患であるてんかん、頭部外傷の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第4回
脳疾患の診断と治療2(水頭症、腫瘍疾患)
代表的な脳疾患である水頭症、腫瘍性疾患の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第5回
脳疾患の診断と治療2(炎症性疾患、代謝蓄積病、その他)
代表的な脳疾患である炎症性疾患、代謝蓄積病その他の疾患の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第6回
脊髄/脊椎疾患の診断と治療1(椎間板疾患、外傷、腫瘍)
代表的な脊髄である椎間板疾患、外傷、腫瘍性疾患の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第7回
脊髄/脊椎疾患の診断と治療2(環軸亜脱臼、ウォブラー症候群、繊維軟骨塞栓症)
代表的な脊髄である環軸亜脱臼、ウォブラー症候群、繊維軟骨塞栓症の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第8回
脊髄/脊椎疾患の診断と治療3(椎間板脊椎炎・変性性脊髄症・その他)
代表的な脊髄である椎間板脊椎炎・変性性脊髄症・その他の疾患の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第9回
末梢神経と神経筋接合部の疾患・内耳/中耳/外耳の疾患の診断と治療
末梢神経と神経筋接合部の疾患・内耳/中耳/外耳の疾患の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第10回
目の解剖と検査法
獣医領域における眼科疾患を理解する上で必要な目の解剖と機能について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第11回
眼瞼、結膜、瞬膜の疾患
代表的な眼科疾患である眼瞼、結膜、瞬膜の疾患の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第12回
角膜の疾患と治療法
代表的な眼科疾患である角膜疾患の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第13回
白内障の疾患と治療法
代表的な眼科疾患である白内障の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第14回
緑内障の疾患と治療法
代表的な眼科疾患である緑内障の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第15回
網膜、硝子体、ブドウ膜の疾患
代表的な眼科疾患である網膜、硝子体、ブドウ膜の疾患の概要について講義する。
適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第16回
総括と期末試験
学修成果の確認のために期末試験を行う。
一連の講義の総復習
学修時間の目安:2時間以上
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業態度・授業への参加度、学期末の筆記テストで評価します。
授業態度・授業への参加度 20% 学期末の筆記テスト 80%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じて指導教員が紹介する。
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて指導教員が紹介する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
nakaichi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時(農学部・共同獣医学部棟211(083-933-5898),あるいは動物医療センター)
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