タイトル

開講年度 開講学部等
2025 共同獣医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 集中 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1083056040 法獣医学[Veterinary Forensic Medicine] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
牛根 奈々
担当教員[ローマ字表記]
牛根 奈々
特定科目区分   対象学生   対象年次 4~5
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
法獣医学の紹介と動物関連法規に則った動物と人の諸問題の解決に貢献する獣医師の育成を目的として、法獣医学の概要と傷害の検査法について学ぶ。諸問題の解決に求められる学問知識を習得し、具体的な事例についてディスカッションを行うことで、国内と海外の人と動物の間で発生する諸問題に対して社会の健全性を目指すうえでの、獣医師の役割等を理解する。講義内容は教科書的な基礎情報だけでなく、実際の事例に基づいた検査や研究内容も含む。
授業の到達目標
日本と海外の法獣医学に関する知識を習得し、社会の健全性を目指す獣医師の役割について、One Welfareの視点で考察することができる。
授業計画
【全体】
全8回の講義のうち、前半は座学を実施し基本的な知識を習得する。後半では死亡様式の異なる動物を用いて、検死の実習を実施し、死因の推定をグループ単位で実施する。最終講義でその結果を報告する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 座学(導入) 法獣医学の概要(生態系保全、法律について) 適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第2回 座学(基礎) 法獣医学を学習する上で重要な動物福祉と生命倫理・動物倫理・獣医倫理について説明する 適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第3回 座学(基礎) 動物虐待の諸要因 適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第4回 座学(各論) 生体を対象とした検査法について説明する 適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第5回 座学(各論) 死体を対象とした検査法について説明する 適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第6回 実習 動物を用いた解剖検査をグループごとに実施する 適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第7回 グループワーク 次回の鑑定報告に関する資料の作成を行う 適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
第8回 グループワーク・報告会 各グループで死因の報告を行う。教員から解説を行う。 適切な予習と復習
学修時間の目安:2時間以上
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 40% B: --% C: 20% D: 40%
成績評価法
前講義への意欲・態度、第6回の実習への取り組み、第7回および第8回のグループワークへの取り組みで評価します。
実習への取り組み・態度 20%、資料作成および発表への取り組み・態度 80%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
動物福祉、動物倫理、実務家教員、死因検査
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
動物福祉・動物倫理学、獣医病理学、獣医行動学
履修条件
公衆衛生学、解剖学、病理学に関する知識を必要とする。
連絡先
ushine@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日、午後

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