タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月1~2   6.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011013 アカデミック・スキル入門[Introduction to Academic Skills] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
星野 晋[HOSHINO Shin]
担当教員[ローマ字表記]
星野 晋 [HOSHINO Shin]
特定科目区分   対象学生 m 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 この授業では、大学とりわけ国際総合科学部における学修プログラム、さらには社会に出てからも必要となる基本的なアカデミック・スキルを学修する。具体的には,情報収集とその吟味の方法,その情報に基づくレポート作成又はプレゼンテーションの方法等の基本を学ぶ。
授業の到達目標
図書館やインターネットを利用して必要な情報を収集できるようになる。集めた情報を適切に活用して自分自身の考え・意見を形成し,それを論理的かつ分かりやすく文章もしくは口頭で説明できるようになる。レポートやプレゼンテーションで用いるコンピュータのソフトウェアを使いこなせる。これらの能力の基本的な部分を身につけることが本授業の目標である。
授業計画
【全体】
第1回目~第3回は50名程度のクラスに分かれて、パソコンの使い方、ネットワークの繋ぎ方などについて学ぶ。第4回はガイダンスの後,自己紹介,チームマネージメントの方法,情報収集のやり方等を学ぶ。第5回~第10回はレポートの書き方を学ぶ。第5回の授業でレポートの書き方の説明とレポートのテーマ設定を行い,第6回以降で学生が実際に書いてきたレポートを添削する。学生はそれに基づいて次の授業までにレポートを修正し,再び添削を受ける。数回繰り返してレポートが完成したら,次のテーマのレポートに取りかかる。教員はレポートの構成,説明の論理性や具体性,序論・本論・結論の一貫性,参考にした文献や資料の適切な引用のやり方(剽窃の禁止)などを指導する。第11回~第14回はプレゼンテーションのやり方を学ぶ。第11回の授業でプレゼンテーションのやり方の説明とプレゼンテーションのテーマ設定を行い,第12回以降で学生がプレゼンテーションの準備と実際のプレゼンテーションを行う。学生は10分程度のプレゼンテーションを行い,聴衆である学生との質疑応答を行う。その後,教員が発表の態度,構成,論理性や明確性,プレゼンテーションソフトの適切な使用法などについて講評する。第15回は本授業で学修したことを振り返り、総括する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 パソコンの利用とネットワークサービス パソコンの利用とネットワークサービス
1.パスワードの重要性と変更作業
2.作成データファイルの管理
3.パソコン利用の際の注意点
4.情報コンセントへの接続
5.Webメール(情報基盤センター)
6.ネットワ-クドライブの利用
7. アプリケーションサーバーの利用
8.学内Webサービスの紹介(修学支援システム等)
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4 時間以上)
第2回 インターネットのセキュリティーとアプリケーションの運用 1.最小限のセキュリティ対策
2.守るべきルール(法律,ネチケット)
3.ZoomおよびWebexのインストールおよび設定
4.Adobe Acroba Readertのインストールおよび設定
5.Terapadのインストールおよび設定
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4 時間以上)
第3回 Microsoft Wordの使い方 1.文書入力・編集の基礎
2.ページ(書式)の設定
3.箇条書き、罫線と表
4.脚注の設定
5.飾り文字
6.文書作成演習
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4 時間以上)
第4回 ガイダンス,情報収集のやり方 まず、この授業のガイダンスを行い,その後,自己紹介やチームナメー地面との方法、図書館やインターネットを利用した情報収集のやり方を学ぶ。 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4 時間以上)
第5回 レポートの書き方 レポートの書き方の基本を各グループで学ぶ。また,教員の指示もしくは相談のもと,各自がレポートのテーマを決め、レポートを書く。 各自のテーマに基づいてレポートを作成する。(目安時間4時間)
第6回 レポート課題1:新聞記事比較 何らかのトピックについて、複数の新聞記事を比較するレポートを作成してきてレビューし合う 他の学生の指摘や教員の指導に基づき,レポートを修正する。(目安時間4時間)
第7回 レポート課題1:新聞記事比較(つづき) 何らかのトピックについて、複数の新聞記事を比較するレポートを作成してきてレビューし合う 他の学生の指摘や教員の指導に基づき,レポートを修正する。(目安時間4時間)
第8回 レポート課題2:学術論文レビュー 学生が書いてきた学術論文のレビュー(要約とコメント)に対して、学生と教員の読み合わせ,添削,ディスカッションを行う 他の学生の指摘や教員の指導に基づき,レポートを修正する。(目安時間4時間)
第9回 レポート課題2:学術論文レビュー(つづき) 学生が書いてきた学術論文レビュー(要約とコメント)に対して、学生と教員の読み合わせ,添削,ディスカッションを行う 他の学生の指摘や教員の指導に基づき,レポートを修正する。(目安時間4時間)
第10回 プレゼンテーションに向けて スライドの作成方法やプレゼンテーションの仕方について解説する 次回までにプレゼン用スライド(テーマはツアー企画)を作成してくる(目安時間4時間)
第11回 プレゼンテーション 各自用意したツアー企画についてプレゼンテーションし、互いに評価し合う 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4 時間以上)
第12回 プレゼンテーション 各自用意したツアー企画についてプレゼンテーションし、互いに評価し合う 他の学生や教員の指摘に基づき,プレゼンテーションを修正する。(目安時間4時間)
第13回 グループワークの練習:ブレインストーミング グループで協力・役割分担してフィリピン短期留学のしおり作成に向けた話し合いを行う。 役割分担にもとづいて資料収集、執筆をすすめ次回披露できるようにする(目安時間4時間)
第14回 グループワークの練習:協働・編集 フィリピン短期留学のしおり作成にあたって、それぞれが用意してきた担当箇所を読み合わせ、編集する 編集会議の指摘にもとづいて、各自担当箇所の修正を行い次回持ちよる(目安時間4時間)
第15回 振り返り、総括 これまでの学修を振り返り、気づいたことや疑問点をメンバーで共有し、ディスカッションする 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4 時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: --% D: 20%
成績評価法
宿題レポート、プレゼンテーション、グループディスカッション、グループ課題等を総合的に評価する。
宿題レポート(10×4=40%)、プレゼンテーション(20%)、グループディスカッション(20%)、グループ課題(20%)
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用せず,レジュメを配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
高校までとは異なる大学での学修を楽しめるようになろう
キーワード
リテラシー、レポート、プレゼンテーション、ディスカッション、グループワーク
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
hoshino@yamaguchi-u.ac.jp
国総棟210
オフィスアワー
随時(要アポイントメント)

ページの先頭へ