開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水3~4
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011021
デザイン演習[Design Practice]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
坂口 和敏[SAKAGUCHI Kazutoshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
坂口 和敏 [SAKAGUCHI Kazutoshi], CRUZ GUERRA CHRISTIAN FRANCISCO [Christian Francisco CRUZ GUERRA], 冨本 浩一郎 [FUMOTO Koichiro]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義の目的は、山口大学の理念である「発見し、はぐくみ、かたちにする」というデザイン思考プロセスの実践を通して、課題解決のために必要な基本的なスキルを習得することである。
本科目では,「デザイン思考と課題解決能力」の基盤を形成するために,デザインプロセスにおけるリサーチや創造に関する各種手法について演習を通じて学ぶこととしている。具体的にはユーザーリサーチ、アイデア発想、プロトタイピング、ユーザー調査の基礎を学ぶこととしている。
授業の到達目標
本講義の目標は、デザインプロセスにおける各種デザイン手法について、演習を通じて体感的に理解し、実践する力を養うことである。
授業計画
【全体】
授業は、手法の解説、演習、実践のサイクルで行う。演習はデザイン手法を対象とする。演習を通じてそれぞれを理解させたのち、課題に対する成果物を提出し成績評価とする。
対面を基本とするが、授業の内容によってはオンラインで実施する場合がある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業概要の説明およびグループワークで行う演習のためのチームビルディング等を行う。
デザイン概論(旧デザイン科学入門2/デザイン概論2)の内容について事前に復習しておく(学習時間の目安:2時間)
第2回
デザイン手法の実践1(調査)
デザイン手法の説明を行った後、演習を行う。具体的には行動観察を実施し、ファクトとインサイトの導出方法を実施する。(担当:坂口)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:2時間)
第3回
デザイン手法の実践2(調査)
デザイン手法の説明を行った後、演習を行う。具体的にはデザインリサーチとしてのインタビュー調査の手法を教授する。(担当:冨本)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:2時間)
第4回
デザイン手法の実践3(調査)
デザイン手法の説明を行った後、演習を行う(担当:クリス)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:2時間)
第5回
デザイン手法の実践4(定義・発想・分析)
デザイン手法の説明を行った後、演習を行う。具体的には、ブレーンストーミングなどの発散思考で用いる手法を教授する(担当:冨本)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:2時間)
第6回
デザイン手法の実践5(定義・発想・分析)
デザイン手法の説明を行った後、演習を行う(担当:クリス)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:2時間)
第7回
デザイン手法の実践6(定義・発想・分析)
デザイン手法の説明を行った後、演習を行う。具体的には価値に関する手法として、バリューグラフやバリュープロポジションを実践する。(担当:坂口)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:2時間)
第8回
デザイン手法の実践7(試作・評価)
デザイン手法の説明を行った後、演習を行う。具体的には、作りながら考えるためのラピッドプロトタイピングの手法を教授する。(担当:冨本)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:2時間)
第9回
デザイン手法の実践8(試作・評価)
デザイン手法の説明を行った後、演習を行う。具体的にはコンセプトシートとしてまとめ、評価によって優先付けする方法を実践する(担当:坂口)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:2時間)
第10回
デザイン手法の実践9(試作・評価)
デザイン手法の説明を行った後、演習を行う(担当:クリス)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:2時間)
第11回
デザイン手法の応用1
これまで実践したデザイン手法を応用して課題解決演習を行う。具体的には3名の教員が3つの課題を提示し、1つの課題を選択した上で、チームでデザイン提案を作成する。(担当:全教員)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:5時間)
第12回
デザイン手法の応用2
チームのアイデアに対して、各教員からデザインレビューを受ける(担当:全教員)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:5時間)
第13回
デザイン手法の応用3
チームのアイデアに対して、各教員からデザインレビューを受ける(担当:全教員)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:5時間)
第14回
デザイン手法の応用4
チームのアイデアに対して、各教員からデザインレビューを受ける(担当:全教員)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:5時間)
第15回
デザイン手法の応用5
各課題に対して、デザイン提案を発表する。時間内に収まらない場合は時間を延長する可能性がある。(担当:全教員)
授業で習った内容を復習する(学習時間の目安:2時間)
第16回
予備日
別途指示します。
別途指示します。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 25% C: 25% D: 25%
成績評価法
成績評価は授業態度10%、宿題10%、最終課題80%とし、
事前連絡なく3回以上欠席した場合は欠格とする。
本演習はプレゼンテーションによって評価を行なう。グループでの評価を前提としているため、原則同一グループに所属する学生は、同一の評価となる。ただし、著しく貢献の低いメンバが存在する場合、当該学生の評価を下げる場合がある。グループでの活動であるため、欠席は減点対象とし、事前連絡なく3回以上欠席した場合は欠格とする。
教科書にかかわる情報
備考
適宜レジュメ等を配付します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
システム×デザイン思考で世界を変える : 慶応SDM「イノベーションのつくり方」
ISBN
4822249948
著者名
前野隆司編著
出版社
日経BP社
出版年
2014
参考書
書名
デザインリサーチの教科書
ISBN
4802511779
著者名
木浦幹雄著
出版社
ビー・エヌ・エヌ新社
出版年
2020
参考書
書名
フィールドワーク : 書を持って街へ出よう
ISBN
4788510308
著者名
佐藤郁哉著
出版社
新曜社
出版年
2006
備考
メッセージ
キーワード
デザイン、デザイン思考、人間中心デザイン、ユーザーリサーチ、フィールドワーク、インタビュー、アイデア発想、プロトタイピング、ユーザーテスト
持続可能な開発目標(SDGs)
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
基盤科目「デザイン概論」
創造支援科目「デザイン基礎(スケッチ・ダイアグラム)」、「デザイン基礎(エディトリアルデザイン)」、「デザイン基礎(立体構成)」、「ユーザエクスペリエンス」、「ワークショップデザイン」、「スペースデザイン」、「コンピュータグラフィックス」、「写真撮影技術」、「動画撮影技術」、「デジタルファブリケーション1(レーザー加工/CNC)」、「デジタルファブリケーション2(3DCAD/3Dプリンティング)」、「ファブリケーション技術」
展開科目「サービスデザイン」、「ビジュアルコミュニケーション」、「インクルーシブデザイン」
履修条件
本科目では、履修者数の上限を24名とした少人数の形式で行う。 履修希望者多数の場合は、抽選によって決定する。
抽選の際は以下を優先する。
1.上級生
2.創造支援科目の単位取得数が多い学生
連絡先
k-saka[at]yamaguchi-u.ac.jp
chris[at]yamaguchi-u.ac.jp
fumoto[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
坂口:質問や相談がある場合はメールで予約してください。
クリス:特に設定なし(事前にアポとってください)
冨本:特に設定なし(事前にアポとってください)
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